グリーンボンド発行に関するお知らせ

2018 年 10 月 5 日
News Release

芙 蓉 総 合 リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区神田三崎町 3-3-23


グリーンボンド発行に関するお知らせ

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳)は、国内市場において公
募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)
(以下、
「本グリーンボンド」といいます。
)を発行
することといたしましたので、お知らせいたします。


グリーンボンドとは、企業や地方公共団体等が、グリーンプロジェクト(環境改善効果がある事
業であり、再生可能エネルギー事業、省エネ構築物の建設・改修、環境汚染の防止・管理など)に
要する資金を調達するために発行する債券です。


芙蓉リースグループは、中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において「環境・エネルギー」
分野を戦略分野の一つと定め、太陽光発電事業の拡大や省エネ・脱炭素に資するインフラ・設備の
リース・ファイナンス等を推進しております。特に、再生可能エネルギーの普及をはじめとした気
候変動問題への取り組みは喫緊の課題と認識しており、国内の総合リース会社では初めての「RE
100」※1加盟企業になっています。今般のグリーンボンドの発行により、資金調達手段の多様化
を進めるとともに、再生可能エネルギーの普及をはじめとした気候変動問題への取り組みを更に推
進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


本グリーンボンドにより調達された資金は、当社が取り組む太陽光発電設備における建設資金に
充当することを予定しております。グリーンボンドの適格性については、第三者評価として、株式
会社日本格付研究所(JCR)から「JCRグリーンボンド評価※2」の最上位評価である「Green1」の予
備評価を取得いたしました。また、本グリーンボンドに係る第三者評価の取得について、環境省の
平成30年度グリーンボンド発行促進体制整備支援事業※3の補助金交付対象となっております。


本グリーンボンドの概要
発行年限 5年
発行予定額 100億円
発行予定時期 2018年11月予定
引受会社 みずほ証券株式会社(Structuring Agent)
※1 RE100とは、 「Renewable Energy 100%」の頭文字をとったもので、事業活動で消費す
る電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる国際的な「企業連合」で
す。
当社グループは、2050年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーに切り
替えていくとともに、ビジネスの分野においては、
①太陽光発電事業の更なる拡大による地域社会への貢献
②再生可能エネルギーの利用、 及び省エネルギーに資するインフラや設備の導入にあたっ
てのソリューション、サービスの提供(提案型ソリューションビジネスの展開)
③再生可能エネルギー普及に資する新技術を保有するベンチャー企業等への出資・業務提
携、商品化した際の販売推進サポート
など、従来のリース・ファイナンス機能にとどまらない、さまざまなソリューションの提
供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。




※2 ICMA(International Capital Market Association)が作成したグリーンボンド原則及び
環境省が策定したグリーンボンドガイドライン2017年版を受けたグリーンボンドに対する
JCRによる第三者評価。当該評価においてはグリーンボンドの調達資金の使途がグリーンプ
ロジェクトに該当するかの評価である「グリーン性評価」及び発行体の管理・運営体制及
び透明性について評価する「管理・運営・透明性評価」を行い、これら評価の総合評価と
して「JCRグリーンボンド評価」が決定される。

※3 グリーンボンドを発行しようとする企業や地方公共団体等に対して、外部レビューの付与、
グリーンボンドフレームワーク整備のコンサルティング等により支援を行う登録発行支援者
に対して、その支援に要する費用を補助する事業です。対象となるグリーンボンドの要件は、
調達した資金の全てがグリーンプロジェクトに充当されるものであって、かつ発行時点におい
て以下の全てを満たすものとなります。

(1)グリーンボンドの発行時点で以下のいずれかに該当すること
① 主に国内の低炭素化に資する事業(再エネ、省エネ等)
· 調達資金額の半分以上又は事業件数の半分以上が国内の低炭素化事業であるもの
② 低炭素化効果及び地域活性化効果が高い事業
· 低炭素化効果 国内の CO2 削減量1トン当たりの補助金額が一定以下であるもの
· 地域活性化効果 地方公共団体が定める条例・計画等において地域活性化に資するもの
とされる事業、地方公共団体等からの出資が見込まれる事業等
(2)グリーンボンドフレームワークがグリーンボンドガイドラインに準拠することについて、発
行までの間に外部レビュー機関により確認されること
(3)いわゆる「グリーンウォッシュ債券」ではないこと




以 上


お問い合わせ先:
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 斎藤・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/

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