緑内障検査機器を開発する株式会社クリュートメディカルシステムズに対する追加出資のお知らせ

2022 年 2 月 2 日
News Release
芙 蓉 総 合 リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東 京 都 千 代 田 区 麹 町 5-1-1

緑内障検査機器を開発する株式会社クリュートメディカルシステムズに対する

追加出資のお知らせ


芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳、以下「芙蓉リース」)は、
2018 年に資本業務協定を締結した株式会社クリュートメディカルシステムズ (東京都新宿区、代表
取締役 江口哲也、以下「CREWT」)に対して、追加出資を実施しました。
なお、今回の追加出資は、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東京都文京区、代表取締
役社長 大泉克彦)、株式会社フューチャーパートナーズ(東京都港区、代表取締役 村田成二)と
の共同出資となります。


CREWT は、患者にも医療従事者にも優しい医療機器を通じて人々のクオリティ・オブ・ビジョンの
向上を追求し、眼科、その中でも主として緑内障検査機器の開発を進めています。同社が開発した業
界初の可搬型視野計「ヘッドマウント型視野計アイモ」は検査時間の削減と省スペース化を実現し、
2015 年 12 月の発売以降、現在国内 200 の眼科施設に導入されています。
また、東京大学、近畿大学、国際視野画像学会の指導の元、視野検査のみならず白内障手術前後に
おけるコントラスト感度検査でも活用できる視機能評価機「アイモ vifa」を開発し、2021 年 11 月よ
り眼科施設向けに販売開始しています。さらには、今後は健診施設での眼検診への展開を目指すとと
もに、視野検査器として米国 FDA(アメリカ食品医薬品局)の登録を済ませ、米国での販売準備も進
めています。CREWT は、今回の追加出資を受け「アイモ vifa」の量産化ならびに眼科施設以外の分野、
米国市場への製品展開を加速させます。


【新製品】
眼科施設向け:視機能評価機アイモ vifa





緑内障は国内の失明原因の第 1 位であり、日本緑内障学会の調査結果によれば 40 歳以上の 20 人に
1 人が罹患すると言われています。しかしながら視野障害が進行するまで自覚症状がほとんどなく、
気が付いた時には病状が進行しているため、「早期発見・早期治療」の推進が大きな課題となってい
ます。


芙蓉リースは、緑内障の「早期発見」という社会課題の解決に寄与する CREWT 製品の販売を支援す
べく、2018 年の出資より連携してきました。今後もリースを初めとした様々なファイナンスプラン
を提供し、製品の普及をサポートすることで、CREWT の事業の発展を支援して参りたいと考えており
ます。


芙蓉リースグループは、社会課題の解決に貢献し、同時に企業としての成長を目指す CSV(共有価
値の創造:Creating Shared Value)の考えを実践し、持続可能な社会づくりに取り組んで参ります。


以上



お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 木村・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/





4004