金沢美術工芸大学と教育研究活動協定書を締結

Press Release
【報道関係各位】
三谷産業株式会社
2019 年4月8日


金沢美術工芸大学と教育研究活動協定書を締結
~三谷産業の施設を題材に、美大生が人と空間の関係を捉えたサービスを創出~

三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社⾧:三谷 忠照、以下 三谷産業)と公
立大学法人金沢美術工芸大学(以下 金沢美術工芸大学)は、4月8日に同大学で、専門分野横
断型の教育研究活動についての協定書の締結式を執り行いました。 式には、 同大学の山崎剛理事
⾧、当社取締役副会⾧ 饗庭達也および代表取締役社⾧ 三谷忠照ら 13 名が出席しました。
金沢美術工芸大学では、美術工芸学部デザイン科環境デザイン専攻の教育研究活動の一環で、
「金沢の街から学び、街に還す」をテーマとして、地域社会の施設を題材に学生が研究・演習を
行うプログラムを実施しています。2013 年より開始され、今回は三谷産業が本活動に協力し、
所有する施設を研究題材として提供することを決定しました。
当社は、アートやデザインはビジネスおよび社会の発展に資する重要な分野であると捉えて
おり、本活動への協力も、金沢の魅力を発見し、高めていく機会になると期待しています。また
研究活動で得られた成果から当社も学びや気付きを得て、 今後、金沢の魅力や可能性を広く地域
に発信することに取り組んでまいります。



■本教育研究活動について
金沢美術工芸大学は、1946 年の創立以来、文化都
市金沢における美術・工芸・デザインの分野の教育・
学術研究の中心となってきました。その中でも環境
デザイン専攻においては、『人』から考える『場』づ

くりを軸に分野を横断した創造力を育てる」を理念
として掲げています。
こうした理念のもと、同専攻では現実の人や場を
対象としながら、 5つの専門分野「ランドスケープ」
「アーキテクチャ」 「インテリア」「プロダクト」
「グ 締結式の様子
ラフィック」 を横断的に学び、実践する研究活動を実 左:金沢美術工芸大学 山崎剛 理事⾧
右:当社代表取締役社⾧ 三谷忠照
施しています。
本プログラムの基本方針には「金沢の街から学び、街に還す」が掲げられ、毎年地域社会の中
で一つの施設を題材に選び、学生約 20 名の一人ひとりが研究に取り組み、新たなサービスある
いはビジネスを創出・可視化します。
2019 年度は、三谷産業の所有施設が研究対象の題材となることに決定しました。
本活動では、対象施設を地域社会の施設と捉えた際に、学生がその「場」の有する潜在的な可
能性を洞察し、新たなサービスなどを創出することを通して、 「課題発見力」 「解決発想力」 「伝
達表現力」を身に付けることを目標としています。





【本教育研究活動 概要】
テーマ: 既存施設を活用した新たなサービスの提案
参加学生: 金沢美術工芸大学 デザイン科 環境デザイン専攻 3年生 21 名
活動期間: 2019 年4月 12 日~2019 年8月7日
研究対象: 三谷産業が所有する一部の施設



【協定書締結式 概要】
日時: 2019 年4月8日(月)13:15~13:45
場所: 金沢美術工芸大学 研究所棟2階 企画情報室
(石川県金沢市小立野 5-11-1)




(補足情報)
■当社と金沢美術工芸大学の関係ついて
当社と金沢美術工芸大学は、これまでにもさまざまな形で相互協力を行ってきました。
・オリジナルソフトウエア製品「POWER EGG®」のユーザーインターフェース開発
当社子会社のディサークル株式会社が開発・販売する「POWER EGG®」では、同大学との
共同研究により、製品特⾧の一つであるユーザーに「気づきを促す」インターフェースが
開発され、実装されています。
・1DAY インターンシップの実施
2016 年には、当社金沢本社において、同大学の学生 20 名を対象とした1DAY インターン
シップを実施しました。デザインするという行為や思考のプロセスをビジネスの現場に活
かすことを念頭に、グループワークを通して企業で働くということを実感していただきま
した。
・東日本大震災の被災地支援活動として創作体験教室を開催
2016 年より毎年、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市の震災遺児ケアハウスを訪
ね、同大学の学生を中心として震災遺児らに向けた創作体験教室を開催しています。




<本件に関するお問い合わせ先>
三谷産業株式会社 コーポレート本部 経営企画部
TEL: 03-3514-6003





5615