「レジリエンス認証(事業継続および社会貢献)」を取得

Press Release
【報道関係各位】
三⾕産業株式会社
2019 年3⽉ 29 ⽇



「レジリエンス認証(事業継続および社会貢献)
」を取得
〜事業継続計画と被災地⽀援活動が評価。⽯川県で2番⽬の認証〜


三⾕産業株式会社(本社:⽯川県⾦沢市/代表取締役社⻑:三⾕ 忠照)は、⼀般社団法⼈レジリエンス
ジャパン推進協議会より「レジリエンス認証(事業継続および社会貢献)
」を取得しました。
本認証は、内閣官房国⼟強靭化推進室が 2016 年2⽉に制定した「国
⼟強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、事業継続に
関する取り組みを積極的に推進している事業者を認定するものです。
当社は、
「社員とその家族の命を守る」ことを最優先に位置付けて事業
継続計画(BCP)を策定し、マニュアルの整備や定期的な訓練を実施し
てきました。さらに、地震や豪⾬などの⼤規模な⾃然災害が発⽣した場
合には、その地域を訪ねて積極的に被災地⽀援活動を⾏ってきました。
今回の認証は、こうした取り組みが評価されたものです。
なお、本認証は 2016 年度より毎年3回の発表があり、今回の発表で
21 団体が追加となり、累計の認証数は 162 団体となります。当社は⽯
川県では2番⽬、北陸3県では3番⽬の認証となります。 レジリエンス認証
(事業継続および社会貢献)
ロゴマーク
■レジリエンスについての当社の主な取り組み
「レジリエンス(resilience) とは、
」 「回復⼒、復元⼒、弾⼒性」などと訳され、防災の分野においては、
⼤規模な⾃然災害などから速やかに回復する⼒や強靭さの意味で使われる⾔葉です。
当社では、「社員とその家族の命を守る」ために⼤規模災害など万が⼀の事態に対して平素から備えて
おくことが極めて重要であると考えており、物資の備蓄や設備の整備に加え、社員が適切に判断・⾏動で
きるように定期的な訓練を実施しています。事業継続計画(BCP)の実⾏性を⾼めるべく、以下のような
取り組みを推進しています。


①1 週間分の⽔・⾷糧を、東京本社ほか社屋に加え、社員の住居にも配備

東京本社および名古屋・⼤阪営業所に、⾷糧・飲料⽔・⾮常⽤トイレなど
の備蓄品 1 週間分(他事業所は 3 ⽇分)を確保しています。また、東京本社
においては、来客者向けに、⾮常持出袋(⽔・⾷糧、アルミブランケットな
ど)215 名分を⽤意しています。
社員の⾃宅にも同居家族を含めた⾮常⽤⾷糧・飲料⽔を配付(⾸都圏、東
海地⽅、近畿地⽅、中国地⽅は1週間分、それ以外は3⽇分)しています。
また、⼤雪での⾞内閉じ込めや⼤地震発⽣時に最寄り避難所への安全な移 備蓄倉庫(東京本社)

動に備え、⾷糧・⽔・⾮常⽤品(ヘルメット・⾮常持出袋)を国内社有⾞全 110
台のトランク保管を徹底しています。


②社員全員を対象に、安否・初動対処訓練を年 6 回実施

⼤規模災害発⽣時に社員・家族の安否確認を速やかに⾏うべく、
「メ
ールによる安否確認システム」 「安否部⾨責任者による確認」 2 ⼿
と の
段で、迅速かつ確実な安否確認を⽬指しています。家族の安否につい
ては、社員が単⾝赴任している場合や⼦⼥が⼤学通学のために離れて
暮らしている場合など同居していない状況であっても、きめ細かく速
やかに安否確認ができるシステムを⽤意しています。
また仕組みづくりに加えて災害発⽣時に適切に⾏動・運⽤できるよ
訓練の様⼦
うに、陸上⾃衛隊、警察、消防より、危機管理の専⾨家を採⽤し、安否
確認訓練や国内拠点防災訓練、BCP 机上演習などさまざまなシチュエ
ーションの想定訓練を⾏っています。


③インフラ完全停⽌でも 3 ⽇間⽣活可能な免震・⾃家発電完備の事務所(東京本社)
⾸都圏における BCP 強化および帰宅困難者対策のために、東京本社(東京都千代⽥区)においては、
免震構造のオフィスビルに⼊居するとともに、連続 80 時間(3 ⽇間+8 時間)稼働可能な専⽤の⾮常⽤⾃
家発電機を備えています。


④1 拠点集中を防⽌するため、複数拠点からの参加による主要会議の開催
⾸都直下型地震等の災害に備え、常勤役員・執⾏役員・技術執⾏役員の全員が被災するリスクと対策本
部⻑の本社不在を回避するため、主要な会議においては原則として全員が同じ拠点での参加とならないよ
うに、テレビ会議システムを⽤いて出席場所を分散させています。


⑤社員出張時の宿泊先には耐震基準・地域危険度などの社内基準を設定
⾸都直下型地震、南海トラフ地震を意識し、出張(⾸都圏・名古屋・⼤阪)での宿泊先について、当社
独⾃の選定基準を設けて、推奨宿泊先を選定し社員に周知しています。


⑥e ラーニングシステムを活⽤した全社員向け防災教育を実施
地震等の災害時に「⾃らの命は⾃らが守る」という意識で⾏動できるように、毎年 1 回、全社員を対象
として e ラーニングシステムによる防災教育を実施しています。併せて、「防災ポケットガイド」を常時
携⾏するよう指導し、災害発⽣時にも適切な⾏動を確認できるよう備えています。


⑦⾸都圏内の独⾝寮移転により帰宅を徒歩圏内に
以前は千葉県千葉市中央区蘇我(東京本社より約 41km)にあった独⾝寮を、2018 年 1 ⽉より東京都
江東区⻲⼾(東京本社より約 7km;部屋数 55 室)に移転したことで、徒歩での帰宅も可能になりました。
災害時は東京都の⽅針に従い、帰宅の安全が確認できるまでは東京本社での待機を前提としますが、帰宅
が可能になった場合は交通網が復旧していなくても徒歩で帰宅できます。それにより、帰宅困難な⼈が東
京本社で過ごす際にもスペースや設備に余裕が⽣まれます。





⑧被災地⽀援活動
当社は、⽇頃から企業経営を通じて社会的責任を果たすことを旨とし、⼤災害で不⾃由な⽣活を強
いられている⽅々に少しでも早く安⼼して過ごせる時が到来するよう、何ができるかを考え活動し
ています。
過去2年間の活動は下記のとおりです。
時期 活動内容
2017年2⽉ ⽷⿂川⼤規模⽕災で被災された皆様に⾷器寄贈
2017年5⽉ 熊本地震で被災した南阿蘇村の仮設住宅401⼾に⾷器寄贈
2017年9⽉ 九州北部豪⾬で被災した福岡県朝倉市と東峰村に⾷器寄贈
2017年11⽉ 東⽇本⼤震災の震災遺児を対象に、あしなが育英会 ⽯巻レインボーハウスで⾦沢
美術⼯芸⼤学とイベント開催
2018年7⽉ 熊本地震で被災した⻄原村の仮設住宅276⼾に⾷器寄贈
2018年9⽉ ⻄⽇本豪⾬で被災した広島県呉市・坂町と愛媛県⼤洲市・⻄予市・宇和島市の仮
設住宅307⼾に⾷器寄贈
2018年10⽉ ⻄⽇本豪⾬で被災した岡⼭県倉敷市・総社市と広島県三原市・坂町の仮設住宅413
⼾に⾷器寄贈
2018年11⽉ 東⽇本⼤震災の震災遺児を対象に、あしなが育英会 ⽯巻レインボーハウスで⾦沢
美術⼯芸⼤学とイベント開催
2018年11⽉ 北海道胆振東部地震で被災した北海道厚真町・むかわ町・安平町の仮設住宅130
⼾に⾷器寄贈



■レジリエンス認証 登録概要
認証・登録番号 I0000018
認証・登録団体 三⾕産業株式会社
認証・登録⽇ 2019 年3⽉ 31 ⽇
有 効 期 限 2021 年3⽉ 30 ⽇ (2年ごとに更新)
認 証 機 関 ⼀般社団法⼈レジリエンスジャパン推進協議会




<本件に関するお問い合わせ先>
三⾕産業株式会社 コーポレート本部 経営企画部
TEL: 03-3514-6003





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