画像認識及び無人レジ技術の知見獲得に向けた契約締結に関するお知らせ

PRESS RELEASE
2018 年7月 31 日



画像認識及び無人レジ技術の知見獲得
に向け契約を締結
~サプライチェーン全体のさらなる効率化に挑戦~




株式会社PALTAC(本社・大阪市 代表取締役社長 二宮 邦夫)は、小売業様の店舗運営に
かかわる画像認識及び無人レジに関する日本初の技術を導入することを目的に、米国の Standard
Cognition, Corp.(以下、SC社 本社・米国サンフランシスコ CEO Jordan Fisher)と契約を締結
いたしました。


1.契約の目的

当社は約 20 年に亘り、製造から小売ひいては消費者に至るサプライチェーン全体の最適化・
効率化に取組んでまいりました。現在、本年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画のなかで
持続的成長に向け、従来の卸売業の枠を超えた研究開発と新技術への挑戦を進めております。
労働人口減少が進むなか、当該技術の知見を獲得することにより、サプライチェーン全体の
さらなる効率化に寄与できるものと考え、今回契約を締結いたしました。最新の技術導入によ
り、当社の持つ小売業支援システム(PARS)の機能拡大や消費者の購買行動等のマーケテ
ィングのみならず、当社が直接関与している中間流通段階における業務改革に活用できると考
えております。


2.画像認識及び無人レジ技術の特徴

・SC社の有する技術は、店舗内天井に設置されたカメラの画像を最新のAI技術やマシン
ビジョンを活用し認識処理することで、消費者の購買にかかわる精算まで自動化・無人化
できる画期的技術であります。この技術により、消費者はスキャンやレジ精算することな
く買い物・支払いが可能となります。

・カメラの画像のみで商品を特定することが可能であり、より少ない台数のカメラにより
画像を認識する開発も進めております。

・このため、RFIDタグの添付が不要となることから、RFIDタグのコスト負担及び
タグ添付の作業負担から解放され、単価の低い商品への対応も可能となります。

・また、棚などへの計量機器の設置も不要となるため、既存店舗への導入も容易であり、
導入時にかかる初期投資コストも低減できます。


3.契約の内容

・SC社の技術を活用し、日本国内において実際の小売業様の店舗運営が可能となるところ
まで研究開発と実証実験を進める。

・その後は、当該技術を活用した店舗の水平展開を進める。

※ただし、当社は小売業様支援の機能強化として当該技術を活用したプラットフォームの
提供を想定しており、当社が直接小売業を運営することは想定しておりません。


4.契約先の概要
名 称 Standard Cognition, Corp.
所 在 地 164 Townsend St. #9 San Francisco, CA 94107
代表者の役職・氏名 CEO Jordan Fisher
事 業 内 容 小売店舗において、独自のAI技術に基づいたシステムを提供し、チ
ェックアウトの手間をなくすための会計システム開発を手掛けるス
タートアップ企業。




本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
研 究 開 発 本 部・三木田(TEL 06-7167-4401)
経 営 企 画 室・嶋 田(TEL 06-4793-1090)





4131