大阪・関西万博の運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」に「想うベンチ ?いのちの循環?」プロジェクトが選定されました

2023年3月17日
報道関係各位
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社



大阪・関西万博の運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」に
「想うベンチ ―いのちの循環―」プロジェクトが選定されました

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(大阪市北区、荒木直也社長)が、株式会社スークカンパニ
ー(大阪市北区、宇野新治社長)および一般財団法人大阪府みどり公社(大阪市中央区、南部和人代表理事)と
進める、大阪各地の森の木材を使ってベンチを作るプロジェクト「想うベンチ ― いのちの循環 ―」が、
3月7日、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」
に選定されましたのでお知らせいたします。
当社グループは、大阪府との包括連携協定に基づき、林業の現場から使い手に至るまで、サプライチェー
ン全体を巻き込み、需要や関係人口の創出を含めた長期的な視野で取り組む「大阪 森の循環促進プロジェ
クト」に取り組んでおり、当プロジェクトもその一環です。ベンチづくりを通して、地球、 伐採する人、
樹、
ベンチを作る人、ベンチに座る人・その目の前にいる人、それらの「いのち」に想いを巡らせてもらいたい
という願いを込めています。
今後、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が設置した、デザイン視点から大阪・関西万博で実装
すべき未来社会の姿を検討した委員会「Expo Outcome Design Committee」のメンバーの方々にアドバイザ
ーとしてご協力いただき開発を進め、大阪・関西万博での実装を目指します。


「想うベンチ ―いのちの循環―」について
代 表 企 業:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
協力企業・団体:株式会社スークカンパニー、一般財団法人大阪府みどり公社
概 要:大阪各地の森の木材を使って地域住民とともにベンチをつくります。
また、地域の学生などと一緒に、木材の産地の魅力や想いを発信する WEB サイトを作成
し、ベンチに埋め込んだ2次元コードにリンクさせ、万博来場者が興味を持つきっかけ
を提供します。万博終了後、ベンチは製作された地域に戻り、地域で新たなつながりを
生む交流の場として使われ続けていきます。




選定委員のコメント(服部滋樹委員)
「こちらの提案は、大阪近郊の森林群を活用しグリーンマイレージを経て、現地に設置するといった
ショートサイクルサプライチェーンに取り組む他、ベンチに木材産地の人や自然の魅力・名物等の情
報をリンクさせた QR コードを埋め込むことで、生産の経緯や産業・名物の情報を抽出できるという
点が他にはなく魅力的でした。このシステムの波及も期待します」
運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」について
2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の運営参加特別プログラム。通常の運営参加プログラムと違
い、すでに販売されている物品・サービスの提供ではなく、これから開発を行うものを貸与・提供する点
が特徴。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が2022年7月26日から9月16日まで、「①
万博を機会として、新しい『何か』をつくること」「②共創の取り組みであること」「③デザイン視点で
取り組むこと」「④大資本でなくても取り組めること」を特徴とした事業への提案募集を行い、応募のあ
った計79件の提案から、12件が選定。



【参考】
◆エイチ・ツー・オー リテイリンググループの「サステナビリティ経営方針」
<サステナビリティ経営の取り組み>
エイチ・ツー・オー リテイリンググループでは、「地域住民への生活モデルの提供を通して、地域
社会になくてはならない存在であり続けること」を経営理念としており、地域のみなさまとのつな
がりは、グループにとって大切な財産です。私たちはこれまで地域社会から多くの恩恵を受けるこ
とで成長してきました。今後も地域の一員として、地域社会の健全で持続的な発展に貢献します。
2021年より「地域社会への貢献」を柱にした3つの重点テーマと2つの基本テーマをグループ
の「重要課題(マテリアリティ)」と位置づけ取り組みを推進しています。
詳細については、「統合レポート2022」をご覧ください。
https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/ir/library/report/main/011/teaserItems2/00/linkList/0/link/Integrated%20Report_all_print_web.pdf




◆大阪 森の循環促進プロジェクトについて
サステナビリティ経営の取り組みの重点テーマの 1 つである、「豊かな『地域の自然』を守り、引き継
ぐ取り組み」として、大阪府との包括連携協定に基づいて進められているプロジェクト。林業の現場か
ら売り場まで、サプライチェーン全体を巻き込み、需要や関係人口の創出を含めた、長期的な視野での
プロジェクトを目指しています。2022年には、新オフィスへの移転に際して、社員が自由に集いコ
ミュニケーションがとれるコラボレーションエリアに設置する机を大阪 泉州の森の間伐材を用いて制

作。それに合わせて、社員向けの体験学習を行い、「森の循環」の中で小売業として何ができるか、学
びと実践を通して考え続けます。
詳細については、下記 URL からご覧ください。
https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/sustainability/theme-03/forest/main/016/link/forest.pdf




<この件に関するお問い合わせ先>
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 広報部 TEL06(6367)3181

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