川西市との「包括連携協定」締結について

2023年3月17日
報道関係各位
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社




川西市との「包括連携協定」締結について
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社・大阪市北区、荒木直也社長、以下H2O)は、3月17日、
兵庫県川西市と「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」の2つの分野で連携と協働に関する
包括連携協定を締結しました。H2Oグループが行政と包括連携協定を結ぶのは、2021年7月の大阪府、2
022年7月の兵庫県宝塚市との提携に続き、3つ目。
本協定の締結により、当社グループは、川西市とともに、地域内資源循環を通じた地域活性化の実現など
を目的とした取り組みを、より一層深化させてまいります。

【本協定の目的と理由】
H2Oグループでは、「地域社会への貢献」を柱にサステナビリティ経営を推進しており、川西市、兵庫県川
辺郡猪名川町、大阪府豊能郡能勢町、豊能町エリアをその取り組みのモデル地域の一つに設定していま
す。H2Oグループと川西市は、2022年度より、環境省採択のモデル事業「地域とともに実現する食品廃棄
ゼロエリアプロジェクト」にて連携・協働をしてまいりました。

【今後実施予定の取り組み】
川西市とは、「衣」・「食」・「住」の分野で、地域内資源循環の実現を目指して連携・協働するとともに、 そ
の活動を通して「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」を図ります。



●「衣」:「グリーンアップサイクル®」プロジェクト(2023年度実施予定)
地域から回収した廃棄衣類に新たな付加価値を与え再利用することを目的とした「グリーンアップサイクル
® 」プロジェクトを、シナジーメディア株式会社(東京都世田谷区、佐藤正一社長)協力の下、全国で初めて
本格的に立ち上げます。その第1弾として、川西市の一般家庭から廃棄衣類を回収し、プランターに生まれ
変わらせ、再び市内で活用していく循環型の仕組みづくりに、地域とともにチャレンジします。



※「グリーンアップサイクル® 」は
シナジーメディア株式会社の登録商標です。
参考URL>>>https://greenupcycle.jp/



H2Oグループでは、2022年度、株式会社阪急阪神百貨店(本社・大阪市北区、山口俊比古社長)にお
いて、商品の入れ替えにより発生する自社の廃棄衣料品を使用してプランターに生まれ変わらせる実証実験
を行いました。このプランターは、グループ内のイズミヤ、イズミヤショッピングセンターなどの店舗緑化に利用
する予定です。
本プロジェクト立ち上げにあたり、衣類回収拠点の設置、地域住民の方の認知・関心向上に向けた告知な
どの側面で協働の取り組みを検討します。
●「食」:「フードロスゼロ」プロジェクト(2022年度より実施)
川西市、大手前大学、大阪公立大学、合同会社ディスコント、特定非営利活動法人DeepPeopleなどの産
官学にわたるパートナーとともに、H2Oグループの小売店舗(川西阪急、イズミヤショッピングセンター多田
等)を中心拠点として、食品廃棄物の削減に取り組んでいます。当社グループの店舗から排出される食品廃
棄物の削減のみでなく、地域住民、自治体、事業者、学校や幼稚園、グループ従業員などとともに、みんな
で考え、みんなで楽しみながら、食品廃棄物の削減に取り組む基盤づくりを進めています。




小中学生のフードロス削減アイデアを募集した 家庭の生ゴミ堆肥化に取り組む「フードロスゼロチ
「フードロスゼロチャレンジ2022」表彰式 ャレンジデイズ」参加者による花壇整備


●「住」:「Tsugu.」プロジェクト(2021年度より実施)
「Tsugu.」プロジェクトとは、阪急阪神百貨店が、店舗改装などによって役目を終えた什器を、地域に密着
して事業を展開、もしくはこれから事業を展開される方々にオークション形式で販売し、再活用するプロジェク
トです。収益金は地域活性化の活動資金として役立てています。また、物流拠点移設に伴って発生した使用
予定のないスチール棚などの什器を、川西市に譲渡し、引き続き有効に活用しています。什器のリユースで、
環境負荷の低減にも寄与します。




イズミヤショッピングセンター多田で イズミヤショッピングセンター多田で
「Tsugu.」プロジェクトを実施 使用しているリユース什器




お問い合わせ先
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 広報部 TEL:06-6367-3181

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