廃棄衣類を防災マットにアップサイクルし、兵庫県川西市へ寄贈 自治体と協働して地域内資源循環に取り組む

2024 年 4 月 10 日
報道関係各位
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社



廃棄衣類を防災マットにアップサイクルし、兵庫県川西市へ寄贈
自治体と協働して地域内資源循環に取り組む

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(大阪市北区、荒木直也社長、以下 H2O)は、2023 年 6 月か
ら兵庫県川西市と連携し、シナジーメディア株式会社(東京都世田谷区、佐藤正一社長)協力の下、廃棄衣
類に新たな付加価値を与え再利用することを目的とした「グリーンアップサイクル®」(※)プロジェクト
に取り組んできました。そして 4 月 9 日、地域で集めた廃棄衣類約 130kg をアップサイクルした防災マット
80 枚を川西市に寄贈しましたのでお知らせします。
H2O が 2023 年 3 月に同市と締結した包括連携協定の一環として行ったもので、シナジーメディア社の「グ
リーンアップサイクル®」に企業と自治体がともに取り組む全国初の事例です。
※「グリーンアップサイクル®」はシナジーメディア株式会社の登録商標です。




防災マット寄贈時の様子

グリーンアップサイクル®について
概要 シナジーメディア株式会社が 2022 年から、古着や売れ残りなどの衣料廃棄物のリサイク
ルを目指して実行してきた取り組みです。衣料廃棄物の大半を構成する混合素材を解繊・
反毛し、接着材を使わず熱プレスすることで、再利用可能な新素材へアップサイクルしま
す。特に緑化や防災など、地域の社会課題解決にも貢献できるような用途開発に積極的に
取り組んでいます。 (参照)https://greenupcycle.jp/
ねらい H2O は川西市と連携し、地域内の各拠点や阪急オアシスキセラ川西店で実施したイベント
などにおいて、地域住民の方にお持ちいただいた衣類を集めて加工し、防災マットへとア
ップサイクルしました。衣類由来の防災マットは防寒性があり、日常の生活を支えてきた
衣類が非常時に身を守るものになるという点で、廃棄衣類の新たな活用として地域内資源
循環を図っています。
今後の展望 川西市とは、自治体と企業と地域住民連携による循環実現に向けた合同勉強会の実施、衣
類回収拠点の設置、地域住民の方の認知・関心向上に向けた告知などの面で連携・協働を
行いました。今後は、ごみの排出削減とまちのにぎわい創出の両立に向けたさらなる活用
に向けて連携を図ってまいります。


<報道関係お問い合わせ先>
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 メディアリレーション部 TEL06-6367-3181
【参考資料】
川西市との包括連携協定について
2023 年 3 月 17 日、H2O は兵庫県川西市と「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」の 2 つの
分野で連携と協働に関する包括連携協定を締結しました。
H2O グループでは、「地域社会への貢献」を柱にサステナビリティ経営を推進しており、川西市、兵庫県川
辺郡猪名川町、大阪府豊能郡能勢町、豊能町エリアをその取り組みのモデル地域の一つに設定しています。
川西市とは、「衣」 「食」 「住」の分野で、地域内資源循環の実現を目指して連携・協働するとともに、
・ ・
その活動を通して「市民の交流やまちの賑わい創出」「ごみの排出削減」を図っています。
(参照) https://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20230316532094/pdfFile.pdf



エイチ・ツー・オー リテイリンググループの「サステナビリティ経営方針」について
H2O グループは、「地域住民への生活モデルの提供を通して、地域社会になくてはならない存在であ
り続けること」を経営理念としており、地域のみなさまとのつながりは、グループにとって大切な財産
です。私たちはこれまで地域社会から多くの恩恵を受けることで成長してきました。今後も地域の一員
として、地域社会の健全で持続的な発展に貢献します。2021 年より「地域社会への貢献」を柱にした 3
つの重点テーマと 2 つの基本テーマをグループの「重要課題(マテリアリティ)」と位置づけ取り組み
を推進しています。
詳細については、「統合レポート 2023」をご覧ください。
(参照)https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/ir/library/report/main/011/teaserItems2/00/linkList/0/link/231101_all_web.pdf

5269

新着おすすめ記事