新宿駅での「屋内案内誘導アプリ」実証実験結果を公開

News Release

令和3年6月23日
各 位
会社名 ジョルダン株式会社
代表者 代表取締役社長 佐藤俊和
(コード番号:3710 JASDAQ)

新宿駅での「屋内案内誘導アプリ」実証実験結果を公開
屋内案内誘導アプリを利用したいと回答した方が73%、
潜在的なニーズの高さが明らかに

ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下 ジョルダ
ン)は、「新宿駅ナビ歩゜」プロジェクトのもと、令和2年10月下旬から新宿駅において、ス
マートフォンによる屋内でのナビを可能にする「屋内案内誘導アプリ」の実証実験を実施し
ました。
これまで、ジョルダンは、東京都から「ターミナル駅における屋内測位情報を活用した案
内誘導に関する検討業務委託」を受託し、新宿駅を利用する人々がより円滑に移動できる環
境を整備するため、民間による屋内案内誘導サービスの実現に取り組んでいます。
今回の実証実験では、73%の方が屋内案内誘導アプリを利用したいと回答しており、屋内
案内誘導アプリに対する潜在的ニーズの高さが明らかになりました。
東京2020大会を控え、これらの取組をさらに前進させ、今後も広く移動支援アプリの開発
に取り組んでまいります。

▼アンケート結果抜粋
Q.新宿駅で迷った経験があるか? ・・・・・ 82.8%が迷った経験あると回答
Q.屋内案内誘導アプリを利用したいか?・・・ 73%が利用したいと回答
Q.屋内測位の精度で許容できる誤差は? ・・ 40%近くの方が5m程度と回答
Q.実証実験に参加した満足度は?・・・・・・ 62.4%が満足と回答

▼実証実験の結果と動画を公開
ウェブサイト:https://shinjuku-st.navipo.tokyo/result.html
実証実験結果報告動画:https://www.youtube.com/watch?v=gZheps4t0NE

※詳細は添付資料をご覧ください。

以上

【一般の方からのお問合せ先】 【報道関係からのお問合せ先】
ジョルダン株式会社 (ジョルダン 広報担当)
営業本部 株式会社VAインターナショナル
結川/小川/清野/荒木 田中/後藤/西岡
TEL:03(5369)4052 TEL:03(3499)0016 / FAX:03(3499)0017
mail:shinjuku-st-navipo@jorudan.co.jp mail:vai@va-intl.co.jp

※会社名、製品名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
NEWS RELEASE
2021年6月23日
ジョルダン株式会社
JOR2135


新宿駅での「屋内案内誘導アプリ」実証実験結果を公開
屋内案内誘導アプリを利用したいと回答した方が73%、
潜在的なニーズの高さが明らかに

ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下 ジョルダ
ン)は、「新宿駅ナビ歩゜」プロジェクトのもと、令和2年10月下旬から新宿駅において、ス
マートフォンによる屋内でのナビを可能にする「屋内案内誘導アプリ」の実証実験を実施しま
した。
これまで、ジョルダンは、東京都から「ターミナル駅における屋内測位情報を活用した案内
誘導に関する検討業務委託」を受託し、新宿駅を利用する人々がより円滑に移動できる環境を
整備するため、民間による屋内案内誘導サービスの実現に取り組んでいます。
今回の実証実験では、73%の方が屋内案内誘導アプリを利用したいと回答しており、屋内案内
誘導アプリに対する潜在的ニーズの高さが明らかになりました。
東京2020大会を控え、これらの取組をさらに前進させ、今後も広く移動支援アプリの開発に
取り組んでまいります。

◇アンケート結果抜粋
Q.新宿駅で迷った経験があるか? ・・・・・ 82.8%が迷った経験あると回答
Q.屋内案内誘導アプリを利用したいか?・・・ 73%が利用したいと回答
Q.屋内測位の精度で許容できる誤差は? ・・ 40%近くの方が5m程度と回答
Q.実証実験に参加した満足度は?・・・・・・ 62.4%が満足と回答

●実証実験の結果と動画を公開しています。
ウェブサイト:https://shinjuku-st.navipo.tokyo/result.html
実証実験結果報告動画:https://www.youtube.com/watch?v=gZheps4t0NE

●「新宿駅ナビ歩゜」プロジェクトとは
新宿駅における徒歩や車いす等利用者向けのナビゲーションサービ
スに関するプロジェクトです。屋内ナビゲーションのスタンダード
を目指します。
<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
一般の方からの問い合わせ先 報道関係からの問い合わせ先
ジョルダン株式会社 ジョルダン 広報担当
㈱VAインターナショナル
営業本部 田中/後藤/西岡
結川/小川/ 清野/ 荒木 TEL:03-3499-0016
TEL:03-5369-4052 FAX:03-3499-0017
E-mail:shinjuku-st-navipo@jorudan.co.jp E-mail:vai@va-intl.co.jp
※記載された製品の仕様、サービス内容、問合せ先などについては、発表日現在のものであり、予告なしに変更されることがあります。
※記載されている会社名、団体名、製品名および名称は各社の登録商標または商標です。
別紙1

実証実験結果概要
1.実証実験の概要
■目的:新宿駅を利用する人々がより円滑に移動できる環境を整備し、民間による屋内案内誘導
サービスを実現するため。
■内容:実証実験用のアプリを希望者に配布し、意見を集約し、利用実態を調査、分析。
新宿駅の「案内アプリ」を開発・提供する「アプリ開発者」を民間企業等から募集。

アプリ利用イメージ




2.実証実験アプリ
本実証実験では、『新宿えきナビ』と『行き方案内(新宿駅屋内マップ対応版)』を提供。
両アプリとも、令和元年度の屋内測位技術の実証デモで採択したIndoorAtlas社の技術を採用。


『新宿えきナビ』 『行き方案内(新宿駅屋内マップ対応版)』
新宿駅の屋内ナビゲーションに特化したアプリ 公共交通の経路検索機能と連携したアプリ
・現在位置の測位技術や電子地図を実装 ジョルダンの既存のアプリに、新宿駅周辺の
・標準ルートや段差回避ルートの検索 屋内空間を対象とした現在位置測位技術や電子地
(エレベーター優先・エスカレーター優先の2通り) 図を実装。
・店舗情報・クーポン情報を提供 ・屋外から屋内までシームレスな徒歩ルート案内
(対象エリア内のみ) ・音声案内機能
・日本語・英語の2か国語対応




(段差回避ルート) (クーポン案内) (屋内ルート案内) (屋外ルート案内)
別紙2

3.実証実験結果
①アプリモニター
■募集期間:令和2年10月27日(火)~12月17日(木)
■参加者数:146名、アンケート回収数:97(有効数93)
■要件:前述の2つのアプリを利用しアンケートに協力する一般参加者。※Android端末のみ
■アンケート結果(抜粋)

Q.新宿駅の移動で困った経験は? Q.屋内屋内誘導アプリを利用したいか? Q.参加した満足度は?
利用したくない 非常に悪い
あまり利用 悪い
2(2.2%) 3
したくない 5
ない 5 (3.2%)
16 (5.4%)
(5.4%) 非常に良かった
(17.2%) 27
どちらでもない とても利用したい
18 32 どちらでもない27 (29.0%)
(19.4%) (34.4%) (29.0%)
ある


(82.8%) 利用したい 良かった

(38.6%) (33.4%)



②指定参加者

■一般のアプリモニターの他に、移動者の属性に応じたより詳細な意見聴取や利用実態の記録
を行うことを目的として実施した。
■実験の概要
移動者の属性 主な意見 人数
車椅子利用者 12月3日(木) 3名
午後2時~3時
「多機能トイレ」など施設情報が検索できるのは良かった。
「音声案内」機能が欲しかった。
外国人(英語圏の在留外国人) 12月4日(金) 2名
午前10時~11時
なるべく「簡単な操作」で検索できるようにして欲しい。
英語表記には違和感はなかった。
一般/ベビーカー利用者 12月10日(木) 2名
午後2時~3時
スムーズな移動ができることから是非実現してほしい。
自動で階層が切り替わらず、エレベーター利用時に分かり
にくかった。

③アプリ開発者
■募集期間:令和2年10月27日(火)~11月16日(月)
■要件:新宿駅のオープンデータを利用し、屋内測位技術と連動した新宿駅の「屋内案内誘導アプ
リ」を開発・提供する民間企業等。
・令和元年度の「ターミナル駅における屋内測位情報を活用した案内誘導に関する検討業務
委託」において作成したオープンデータを利用したアプリであること
・提供されるアプリは無償で一般が利用できること
■提供者:ジョルダン、HERE Technologies社、メディアリサーチ社
■主な意見:・行政側に更なるオープンデータの拡充を望む
・商業施設との協力体制が必要
別紙3

4.今後の予定
令和3年7月に、実証実験結果を踏まえた改良版の屋内案内誘導アプリを公開する予定です。




■今後の取組に関する概要図

⺠間の移動⽀援アプリの開発を促進


「屋内での案内誘導サービス」の確⽴
国・⾃治体の開発⽀援・ 技術仕様の取りまとめ・ サービス維持の仕組み・
施設管理者調整⽀援 整理 収益性の確保




アプリ基本形の開発・改善
アプリ開発者・提供者視点 ⼀般利⽤者視点

【開発課題】 【利⽤者が求める基本機能】
・施設管理者との調整 ・Android版、iOS版両OSへの対応
・屋内情報の収集 ・屋内での案内誘導
・地図の改善 ・可能な範囲正確な現在位置測位
・アプリの開発、改善 ・スポット情報の充実
【サービス継続する為の課題】 【利⽤者が求める改善機能】
・利⽤者が望む機能の提供 ・曲がるポイントの写真や⽬印表⽰
・施設構造変更に伴う対応 ・地図の⾒やすさ
・収益性確保 【利⽤者により必要な機能】
・多⾔語表⽰
・⾳声案内

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