イスラエル製 無害化ソリューション Votiro Cybersec Ltd. と代理店契約を締結 「Votiro Disarmer シリーズ」の販売を開始

Press Release
2019 年 7 月 23 日
報道関係者各位
テクマトリックス株式会社
(東証一部 /証券コード:3762)

イスラエル製 無害化ソリューション Votiro Cybersec Ltd. と代理店契約を締結
「Votiro Disarmer シリーズ」の販売を開始


テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利 孝、以下「テクマトリックス」)は、
イスラエル Votiro Cybersec Ltd.(本社:イスラエル テルアビブ、CEO Aviv Grafi、以下「Votiro 社」
)の無害
化ソリューション「Votiro Disarmer シリーズ」の販売を開始いたします。


<製品取扱いの背景>
Votiro 社の無害化ソリューション Votiro Disarmer シリーズは、安全なウイルス感染のない無害化されたファイ
ルを生成するソリューションとして、数多くの自治体様でご利用いただいています。その利用分野は、自治
体にとどまらず、金融業界、医療業界、エンタープライズ企業にまで広がっています。Votiro Disarmer シリ
ーズは、国内シェア第一位を誇る無害化製品です。
ファイルの無害化は、インターネットから分離されたネットワークとインターネットへの接続を許可されて
いるネットワーク間でのファイルの受け渡しに利用され、総務省の地方公共団体における情報セキュリティ
ポリシーに関するガイドライン(平成 30 年 9 月版)の別添2iii-38 では、
“ファイルを一旦分解した上で、ウ
イルスが潜んでいる可能性のある部分について除去を行った後、ファイルを再構築し分解前と同様のファイ
ル形式に復元する方法(サニタイズ処理)
”と謳われています。
一方で、
「導入したいが、価格が高いため手を出しづらい」「コアベースのライセンスのため、サイジングが

難しい」「導入後の運用が煩雑である」などの課題が存在しているのも事実です。テクマトリックスでは、

この課題を解決するために、無害化製品に対するお客様のニーズを改めて把握し、Votiro 社と長きにわたり、
数多くの議論を重ねてまいりました。その結果として、日本市場に潜在するそれらの課題を、両社のパート
ナシップのもとで解決していくことに合意し、Votiro 社と正式な国内販売代理店契約を締結する運びとなり
ました。


<製品の特長>
Votiro Disarmer シリーズの無害化エンジンのコアテクノロジーには、特許取得済の CDR 技術が採用されてい
ます。CDR とは、Content Disarm and Reconstruction(コンテンツ内に潜在する脅威を取り除き、ファイルを再
)の略です。Votiro Disarmer の CDR 技術は、既知の脅威をスキャンすると同時に、ファイルをそ
構築する。
のオブジェクト単位に分解し、それぞれのオブジェクトとメタデータを分析し、ファイル内の脅威を無効化
します。無害化されたオブジェクトは、元々のファイルの機能や整合性を極力保持した形で再構成され、保
存や編集に使うことができます。
CDR 技術と類似の技術を謳っている他製品も存在しますが、総務省の地方公共団体における情報セキュリテ
ィポリシーに関するガイドライン(平成 30 年 9 月版)iii-39 では、
“サニタイズ処理を実現する無害化装置及
びサービスは、無害化の手法が多岐にわたるため、適正な製品を選定し導入することが望ましい”と謳われ
ています。
無害化製品の導入を選定する際に最も重要視すべきポイントは、悪意あるコードが埋め込まれている可能性
のあるファイルに対して、
「どこまで幅広いファイル形式に対応できるか」「スクリプトやメタデータを単に

削除するだけではない高度な無害化処理レベルが実装されているのか」です。
Votiro Disarmer シリーズは、以下の点において他の無害化製品よりも優れています。


 Votiro Disarmer の次世代 CDR 技術は、 無害化ベンダーの中で、最も数多くの 100 種類以上のファイル
形式に対応しています。




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Press Release
 Votiro Disarmer シリーズの無害化処理は、ビットマップファイル(ラスターイメージ)に対し、メタ
データを除去するのみではなく、埋め込まれた悪意あるコードを破壊するため、ノイズを画像内に
埋め込むという機能を実装しています。

<Votiro Disarmer シリーズのラインナップ>




<解決される課題>
 Vortiro Disarmer を、1 ユーザーあたり月額 500 円からのサブスクリプションライセンスとしてご提
供します。
 今までのコア数ベースのパーペチャルライセンスをユーザー数によるサブスクリプションライセ
ンスに変更することによって、サイジングがより容易になります。
 今まで、XML ファイルに記述していたポリシー設定を、Votiro Management Console の管理画面から
容易に設定できることで、大幅な管理工数を削減できます。
 クラウドサービスモデル提供により、初期導入コストを低減させます。
 無害化前の原本ファイルを、標準添付のマルチアンチウイルスで定期的にスキャンを行い、検知さ
れた場合には、Votiro Management Console に表示させることにより、Votiro Disarmer がその攻撃を防
御したマルウェアファイルを確認することが可能になります。


【Votiro Disarmer シリーズ:製品紹介ページ】
製品紹介資料は、以下よりダウンロード可能です。
https://www.techmatrix.co.jp/product/votiro-disarmer/


【製品価格】
1ユーザー/月額定価 500 円(*1)より (最短契約期間:1 年、ミニマムユーザー数は、100 ユーザーからで、
ユーザー数や 1 年以上の契約期間毎のボリュームディスカウントあり)
*1:インターネット分離製品、セキュアファイル転送製品、Box などとの連携の際の Disarmer API パッケー
ジ価格。




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【今後の展開について】
テクマトリックスは、今後 3 年間に本製品を 500 以上の企業、団体に販売する予定です。

【Box World Tour Tokyo 2019】
テクマトリックスは、本日 7 月 23 日、ザ・プリンスパークタワー東京 [東京・芝公園]で開催される
Box World Tour Tokyo 2019 に出展し、Votiro Disarmer と Box の連携版の展示およびデモを行います。
https://www.boxworldtour.jp/


■Votiro Cybersec Ltd.について
Votiro 社は、数多くの賞を受賞しているサイバーセキュリティカンパニーです。そのミッションは、デジ
タルトランスフォーメーションの変革を進めながら、企業のサイバーセキュリティ対策を提供するというも
のです。Votiro 社が、特許を取得している次世代 CDR テクノロジーは、全世界で、500 社以上に導入され、
その使いやすさとすぐれた機能によって、ユーザーに無害で安全なファイルを提供することを可能にしてい
ます。Votiro 社は、米国、シンガポール、オーストラリアやイスラエルに拠点があります。
Votiro 社は、Gartner の Cool Vendor に選出されています。また、国際標準の情報テクノロジーのセキュリティ
評価における Common Criteria(ISO/IEC15408)の認定を取得しています。


■テクマトリックス株式会社 について
テクマトリックス(東証一部:3762)は、クラウドコンピューティング時代に技術革新をもたらす情報基
盤技術のインテグレーションを提供する「情報基盤事業」と、ソフトウェア技術を駆使し顧客の抱える問題
領域におけるベストプラクティスを実装したアプリケーションの提供を行なう「アプリケーション・サービ
ス事業」を提供しております。
「情報基盤事業」分野では、独自の目利き力を活かし、北米を中心に高い技術
力、競争力、成長力をもつ次世代ネットワーク、セキュリティ、ストレージ等の製品やサービスを見極め、
単なる製品販売にとどまらない高付加価値なフルラインのサービスをお届けしています。


<サービス導入に関するお問い合わせ先>
テクマトリックス株式会社 ネットワークセキュリティ事業部
インテグレーションビジネス推進室 インテグレーション営業課
E-mail:votiro-sales@techmatrix.co.jp TEL:03-4405-7815




<本プレスリリースに関する報道関係の方のお問い合わせ先>
テクマトリックス株式会社 ネットワークセキュリティ事業部
マーケティング 担当:岡元
E-mail:kokamoto@techmatrix.co.jp TEL:03-4405-7860


※本原稿に記載されている社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
以上




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