角膜内皮の再生医療 早期事業化を支援 -アクチュアライズ株式会社から製品開発の一部を受託-

2022 年 8 月 8 日
各位
会 社 名 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表者氏名 代表取締役 社長執行役員 畠 賢 一 郎
(コード番号:7774 東証グロース)
本店所在地 愛知県蒲郡市三谷北通 6 丁目 209 番地の 1
問合せ先 執 行 役 員 大 林 正 人
電話番号 0 5 3 3 - 6 6 - 2 0 2 0 ( 代 表 )

角膜内皮の再生医療 早期事業化を支援
-アクチュアライズ株式会社から製品開発の一部を受託-

株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長執行
役員:畠 賢一郎)は、角膜内皮障害への再生医療等の研究開発を手掛けるアクチュアライズ株式会
社(本社:京都府京田辺市、代表取締役社長:杉岡郁、以下「アクチュアライズ」)が株式会社
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 日高有一)と共
同で開発を進める角膜内皮の再生医療製品候補(開発名:AE101)について、製品開発の一部を受
託する契約をアクチュアライズと締結しましたのでお知らせします。
角膜内皮は角膜の内側に位置しており、角膜を透明に維持するために不可欠です。この角膜内皮
が障害されると、角膜が白濁し透明性を失うことで、重度の視力障害を生じます。角膜内皮障害に
対する現在の治療法は角膜移植のみですが、世界的なドナー不足など様々な問題があり、新たな治
療法が求められています。
当社は、眼科領域で国内初の再生医療等製品である自家培養角膜上皮「ネピック®」および第二の
製品である自家培養口腔粘膜上皮「オキュラル®」を相次いで開発・上市し、眼科領域における再生
医療の道を切り拓きました。その過程で獲得した知見とノウハウを生かし、アクチュアライズが開
発を手掛ける角膜内皮の新たな治療法である再生医療製品候補の早期事業化を支援します。

アクチュアライズが取り組む角膜内皮の再生医療に関しては、同社のウェブサイトをご参照くだ
さい。www.actualeyes.co.jp

J-TEC の再生医療受託事業について
当社は、日本国内で 4 つの製品(自家培養表皮、自家培養軟骨、自家培養角膜上皮、自家培養口
腔粘膜上皮)の承認を取得し、全国へ安定供給しています。その実績を通じて培った経験とノウハ
ウを生かし、再生医療等製品の受託開発及びコンサルティング・特定細胞加工物製造受託を行って
います。詳細は、当社ウェブサイトをご参照ください。
https://www.jpte.co.jp/business/cdmo-cro/index.html


(参考:当社について)
当社は、「再生医療をあたりまえの医療に」をビジョンに掲げる再生医療メーカーであり、
2021 年 3 月から帝人グループの一員です。
日本の再生医療のトップランナーとして、2007 年 10 月に日本初の再生医療等製品となる自家培
養表皮「ジェイス®」の製造販売承認を取得し、2009 年 1 月から販売を開始しました。
また、2012 年 7 月には自家培養軟骨「ジャック ® 」、2020 年 3 月には自家培養角膜上皮
「ネピック ® 」、2021 年 6 月には自家培養口腔粘膜上皮「オキュラル ® 」の製造販売承認を
取得しました。尚、「ジェイス ® 」は形成外科、「ジャック ® 」は整形外科、「ネピック ® 」は
眼科の領域で日本初となる再生医療等製品です。国内で承認されている再生医療等製品 16 品目
の内、4 品目が当社製品です。



(参考:アクチュアライズについて)
アクチュアライズは、同志社大学生命医科学部の小泉範子教授および奥村直毅教授の研究成果
によって設立されたバイオベンチャー企業です。フックス角膜内皮ジストロフィおよび水疱性
角膜症などの角膜内皮障害への再生医療および薬物治療の研究開発を行っています。


以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング コーポレートコミュニケーション室
TEL 0533-66-2020(代表)
E-mail jtec-info@jpte.co.jp





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