プロジェクター用反射鏡で世界シェア92.6%を獲得

2024 年 4 月 8 日
各 位

会 社 名 岡本硝子株式会社
代表者名 代表取締役会長兼 CEO 岡本 毅
(コード番号 7746 東証スタンダード)
問合せ先 財務経理部長 風間 卓
電 話 04-7137-3111


プロジェクター用反射鏡で世界シェア 92.6%を獲得
~当社株式上場以降のシェア最高値を記録~


当社グループのプロジェクター用反射鏡が 2023 年度(2023 年 4 月~2024 年 3 月)の販売数量シェア
で 92.6%(※1)を獲得し、2003 年当社株式上場以降のシェア最高値(※2)を記録しました。





1. 当社グループのプロジェクター用光学部品の世界シェア
2023 年度(2023 年 4 月~2024 年 3 月)
製品の種類 販売数量シェア
プロジェクター用反射鏡 92.6%(※1)
プロジェクター用内部レンズ 65.1%(※1)


2. プロジェクター用光学部品へのこれまでの当社の取り組み
当社は、1996 年に結晶化ガラスで組成特許及び製法特許を取得し、高精度かつ熱衝撃に強い結晶化ガラ
ス製反射鏡を量産化したことにより、「UHP(超高圧水銀灯)」を光源としたプロジェクター普及の一翼を
担いました。
その後、結晶を析出させるための熱処理工程が不要なアルミノシリケートガラス「XHK」製反射鏡を開発
することでプロジェクターの低価格化に対応するなど、高いシェアを維持し続けました。
また、内部レンズはガラスを再加熱してプレスするリヒートプレス製法が大半でしたが、当社は、自動車
用ヘッドレンズの製造で培ったダイレクトプレス製法による多数個取りという高い生産性を武器として、
2003 年に内部レンズ製造へ本格参入いたしました。
近年では、プロジェクター光源の固体光源化により内部レンズの微細化/高精度化のニーズが高まってお
り、2025 年 4 月に設備更新・増強が完了予定の本社工場(千葉県柏市)の生産ラインでは、微細かつ高精度
なレンズの生産に対応予定です。


(※1)当社推定(主力プロジェクターメーカー・ランプメーカー等への当社ヒヤリングによる。)
(※2)2003 年 12 月当時、社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録されました。
なお、上場時(2003 年 4 月~2004 年 3 月)のシェアは約 50%でした。
以上

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