HPCシステムズ、NTT東日本とローカル5G活用普及を目指し「ギガらく5G」の再販契約を締結

2022年12月6日
プレスリリース
報道関係者各位
HPC システムズ株式会社
代表取締役 小野 鉄平
(コード番号:6597 東証グロース)
問合せ先 取締役管理部長 下川 健司
(電話番号:03-5446-5530)




HPCシステムズ、NTT東日本とローカル5G活用普及を目指し
「ギガらく5G」の再販契約を締結


HPCシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 小野 鉄平、以下 HPCシステムズ)は、東日本
電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 澁谷 直樹、以下 NTT東日本)が提供中の
「ギガらく5G」の再販契約を締結しましたので、お知らせいたします。
この再販契約に基づき、NTT東日本の新商品 企業向けマネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」の
提供を開始するとともに、ローカル5G無線局免許取得をご希望のお客様へきめ細かい個別サポートサー
ビスを提供し、HPCシステムズが開発した日本国内5G通信対応のオールインワンエッジコンピュータ
「Edge Tank®」やCTO技術を応用した各種ソリューションを組み合わせて販売してまいります。


※「ギガらく5G」: https://business.ntt-east.co.jp/service/gigaraku5g/
※「Edge Tank®」: https://embe.hpc.co.jp/product/edge-tank/
※CTO各種ソリューション: https://embe.hpc.co.jp/industry/



【ローカル5Gをめぐる現状】
「ローカル5G」とは、一般5Gネットワーク(パブリック5G)から切り離された建物内や区域内などの限定範
囲で使用可能な独自の5Gネットワークです。昨今、パブリック5Gの「高速・大容量」「高信頼・低遅延通信」
「多数同時接続」に加え、ローカル5Gの「安定した大容量通信」「アップリンクを高速化するカスタマイズが
可能」という特長を活かした課題解決や付加価値創造が、様々な産業分野やビジネスシーンで注目され
ています。
例えば、ローカル5Gネットワークの環境下、HPCシステムズが得意とするSmart Factory(以下、SF)、Edge
AI、Edge IoTなどのCTO技術を組み合わせスマートファクトリー化した工場では、ウェアラブルデバイス、セ
ンサー、ネットワークカメラ、生産管理システムなどから各種データをリアルタイムに収集、瞬時に集約・分
析することができます。そして、生産ラインや作業工程のみならず、設備・装置、材料、作業員など生産に
係る構成要素が可視化され、QCDの向上、人材不足や育成への対応、新たな価値創造といった様々な
成果が生み出されます。
一方、ローカル5Gの導入・運用にあたっては、「導入コスト・運用保守コストが非常に高い」「免許取得やエ
リア設計に専門知識が必要・手間もかかる」「導入後のシステム監視やトラブル時の対応が困難」などの
課題があります。こうした課題を丸ごと解決する商品が、NTT東日本の企業向けマネージド・ローカル5G
サービス「ギガらく5G」です。



「ギガらく5G」の主な特長
●キャリアグレードな機能・トータルITO(準同期に対応した本格的な5Gスタンドアローン機能を事
前手続きから運用までトータルITOとワンパッケージ)
●導入しやすい利用料金(従来価格の約1/5で必要な全てが揃う)
●多様なシステムラインナップ(屋内外など利用環境に合わせた多様なラインナップ展開)
●選べる料金プラン(サブスクリプション型、またはイニシャル中心の一括支払い型料金プラン)
●柔軟なシステムスケーラビリティ(実証~本格運用、既設NW環境の拡張等柔軟に対応)




【ローカル5G無線局免許取得時の課題への対処】
ローカル5Gの普及を妨げる一因として、「免許取得やエリア設計に専門知識が必要・手間もかかる」という
課題があります。具体的には、電波法・電気通信事業法・ローカル5Gシステムについての理解、総合通信
局・携帯無線通信事業者他との協議・調整および申請書類・図面の作成や提出を行うに足る専門的知識
が求められます。
HPCシステムズは、AIプロセッサ、GPU/FPGA、アクセラレータ、拡張インターフェース、通信モジュールな
どを自在に組み合せる「CTO技術」を駆使し、日本国内の5G通信に対応したオールインワンエッジコンピ
ュータ「Edge Tank®」を他社に先駆けて開発、2022年4月22日に販売を開始しました。こうした製品開発で
培った5G通信に係る最先端の知見や技術をフル活用して、NTT東日本とともにローカル5G無線局免許取
得をご希望のお客様へきめ細かい個別サポートサービスを提供し、「ギガらく5G」の販売促進、日本国内
におけるローカル5G普及および産業DX化の加速に貢献してまいります。
【CTO事業の販売強化】
HPCシステムズは、この度のNTT東日本との再販契約を通じ「Edge Tank®」販売のみならず、ローカル5G
ネットワークの環境下でこそ本領を発揮するSF、Edge AI、Edge IoTなどの各種CTOソリューションの販売
強化を実現いたします。



※SF :デジタルデータやAIを活用し、工場の業務プロセスの改革、品質・生産性の向上を継続発展
的に実現する技術
※Edge AI :端末が取得したデータをクラウド環境に送らず、端末側でAIによる推論まで実行させる技術
※Edge IoT :IoT機器近くにエッジサーバーを設置しデバイスから取得したデータを迅速に処理しつつ、必
要なデータのみをネットワーク経由でクラウドに送る技術



HPCシステムズについて
HPCシステムズは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野のニッチトップ企業です。
HPC事業では、科学技術計算用高性能コンピュータとシミュレーションソフトウェア販売、科学技術計
算やディープラーニング(深層学習)環境を構築するシステムインテグレーションサービス、シミュレー
ションソフトウェアプログラムの並列化・高速化サービス、計算化学ソフトウェア、マテリアルズ・インフ
ォマティクスのプログラム開発・販売、受託計算サービス・科学技術研究開発支援、創薬研究開発や
素材・材料研究開発分野向けサイエンスクラウドサービスをワンストップで提供しています。
また、CTO事業では、顧客の用途、課題をヒアリングしながら、価格・性能・品質・高低温・防塵・防水・
静電対策・過酷な環境に対する高耐久性など多種多様の対応が求められる、工場生産設備・製造装
置・検査装置、制御機器や交通インフラ、自動運転、リテール店舗などのコントローラーとしての産業
用コンピュータやエッジコンピュータの仕様提案から開発、生産、保守サポート、長期安定供給を実現
しています。



社 名 HPCシステムズ株式会社 https://www.hpc.co.jp/
所在地 東京都港区海岸3丁目9番15号 LOOP-X 8階
設 立 2006年7月3日
資本金 2億2,936万円 (2022年9月末現在)
代表者 代表取締役 小野 鉄平

社 名 東日本電信電話株式会社 https://www.ntt-east.co.jp/
所在地 東京都新宿区西新宿3-19-2
設 立 1999年7月1日
資本金 3,350億円
代表者 代表取締役社長 社長執行役員 澁谷 直樹

プレスリリースに関するお問い合わせ
https://www.hpc.co.jp/contact/company_form/

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