ステークホルダーと共に進める経営体制へ -取締役会諮問機関の委員長に中神氏・ピーダーセン氏が就任-

NEWS RELEASE
2021年11月11日


ステークホルダーと共に進める経営体制へ
~取締役会諮問機関の委員長に中神氏・ピーダーセン氏が就任~

株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、本日の取締役会に
おいて、取締役会の新たな諮問機関として「戦略検討委員会」を設置し、社外取締役の中神康議氏を

「 Well-being
委員長とするとともに、同じく取締役会の諮問機関である「サステナビリティ委員会」の委員長を
ピーターD.ピーダーセン氏とすることを決議いたしました。ステークホルダーの代表でもある社外
取締役が積極的に経営に関与する体制を整備し、当社ならではの「ステークホルダー経営」をめざして
まいります。
を発行

■ 委員会の新設・改編について
丸井グループでは、経営の目標である企業価値を「すべてのステークホルダーの利益としあわせの
調和」を創出することと定義しています。2021 年 6 月からは、丸井グループがめざす「ステーク
ホルダー経営」に向けた第一歩として、長期エンゲージメント投資家である中神康議氏と、環境・
サステナビリティ分野の専門家であるピーターD.ピーダーセン氏を経営の中核である取締役会に迎え、
クイックを
いわゆる「ボード 3.0」の要素を取り入れたガバナンス体制がスタートいたしました。


今回、社外取締役がステークホルダーの代表として、さらに経営に関与する体制を整備します。まず、
株主・投資家の視点を直接取り入れながら、中長期の事業戦略を検討することを目的として、新たに
「戦略検討委員会」を設置し、中神氏が委員長に就任します。この委員会には外部有識者も参画して、
多様な視点から事業戦略を深く議論し、その検討結果を取締役会へ提言していく予定です。


また、2019 年に設置した「サステナビリティ委員会」は、ピーダーセン氏が委員長に就任すると
ともに、委員会メンバーに外部有識者や将来世代を加えることで、未来に向けた対話を深め、取締役会
へ積極的な提言をしてまいります。




株式会社 丸井グループ 広報室
〒164-8701 東京都中野区中野4丁目3番2号 電話 (03)3384-0101 (大代表) FAX (03)5343-6615
<戦略検討委員会 委員長>
中神 康議 (なかがみ やすのり)
このたび新設された「戦略検討委員会」の委員長に就任した中神でございます。
丸井グループは世界でもまれな「小売とフィンテック、そして未来投資事業の三位
一体モデル」の構築をめざしています。これら一つひとつの事業が強靭な障壁を
備え、さらには3つの事業が相互にその障壁を強化しあうことで、長期持続的な
超過利潤を生む戦略とはいかにあるべきか?徹底した事実・データ分析に基づき
つつも、丸井グループらしい独創的な解を模索していきたいと思います。


<経歴>
みさき投資株式会社代表取締役社長。大学卒業直後から経営コンサルティング業界に入る。アンダーセン・コンサルティング
(現アクセンチュア)、コーポレイトディレクション(CDI)のパートナーとして、約20年にわたり幅広い業種で経営コンサルティングに
取り組む。数多くのクライアント企業価値向上の実体験を基に、『働く株主®』投資モデルの有効性を確信。2005年に投資助言会社を
設立し、上場企業への長期エンゲージメント投資活動を開始。数々のエンゲージメント成功事例を生む。2013年にみさき投資を設立し、
引き続きエンゲージメント投資に取り組んでいる。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)・日本取締役協会独立取締役
委員会委員長・独立行政法人経済産業研究所コンサルティングフェロー。2021年6月より当社社外取締役。




<サステナビリティ委員会 委員長>
ピーターⅮ. ピーダーセン
このたび丸井グループのサステナビリティ委員会の委員長を引き受けさせて
いただきました。当社グループは、小売およびフィンテック事業などを通じて、
生活者の消費と暮らしに深くかかわっている企業グループです。そのため、当社
グループにとってのサステナビリティ経営の最重要課題の一つは、この消費の代替
と暮らしの革新にあると考えています。この2大テーマに真正面から取り組む覚悟
で委員長を務めさせていただこうと思っております。


<経歴>
特定非営利活動法人ネリス代表理事、大学院大学至善館専任教授。CSR・環境コンサルティングを手がける株式会社イースクエアを
2000 年に共同創業し、2011 年まで同社の代表取締役社長を務める。その間、日本を代表する大手企業の事業・環境・CSR 戦略、
コミュニケーション・マーケティング調査、人材育成などに携わり、2002 年には、LOHAS などの新たなコンセプトを米国より日本に紹介
し、日本初の LOHAS マーケティング調査を複数年実施。現在は、世界の若手リーダー育成を活動テーマとする特定非営利活動法人
ネリスの代表理事として、世界と日本企業における「次世代リーダー」の育成に尽力している。2021 年 6 月より当社社外取締役。




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<諮問委員会 体制図>
株主総会

選任・解任 選任・解任
選定・解職
監査
監査役会 取締役会 代表取締役
報告

3諮問委員会
報告・提言
指名・報酬委員会
報告 指示
報告・提言
サステナビリティ委員会

報告・提言
戦略検討委員会
経営会議 コンプライアンス推進会議
報告 指示

・広報IR委員会 ・内部統制委員会 ・ESG委員会
・情報セキュリティ委員会 ・安全管理委員会 ・インサイダー取引防止委員会




■ 丸井グループが考える企業価値とは
丸井グループでは、経営の目標である企業価値を「すべてのステークホルダーの利益としあわせの
調和」を創出することと定義しています。
今年度スタートした中期経営計画では、事業戦略×資本政策×インパクト」
「 を骨子に掲げております。
新しく加わった「インパクト」は「ステークホルダーが私たちに求めること」の中で、「私たちが
応えられること、応えたいこと」であり、私たちの企業価値の定義とぴったりと重なり、インパクトの
生み出す価値=ステークホルダー価値=企業価値となります。これら 3 つを一致させることをめざし、
ステークホルダー資本主義を企業経営において実践してまいります。




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■ 丸井グループの概要
商 号 : 株式会社丸井グループ
本 社 所 在 地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代 表 電 話 : 03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
U R L : https://www.0101maruigroup.co.jp
代表取締役社長 : 青井 浩
おもな関連会社 : ㈱エポスカード、㈱丸井、㈱エムアンドシーシステム ほか




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