全自動PCR検査日本モデル「PSS 新宿ラボラトリー」開設の趣旨について

2021 年 9 月 24 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代 表 取 締役 社 長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 総 務 部 長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)




PSS が開発した最新型遺伝子検査システムを配備した
全自動 PCR 検査日本モデル「PSS 新宿ラボラトリー」開設の趣旨について
正確かつ高精度な PCR 検査を「いつでもどこでも誰でも受けることができる体制の構築」


プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下 PSS、本社:千葉県松戸市)は、2020
年 11 月 13 日付けプレスリリースにて「COVID-19」あるいは将来予想される「重篤感染症ウイ
ルス」の脅威から掛け替えのない人命や経済を守るため PCR 検査体制の構築を目指して、
「全
自動 PCR 検査日本モデル」を提案しました。
更に、2021 年 7 月 15 日付けプレスリリース「京都大学医学部附属病院が実施した PSS 全自
動 PCR 検査システム(ジーンリードシリーズ)を用いた検討結果の報告とそのシステムの事業展
開に関するお知らせ」では、その成果の説明と、SARS-CoV-2 はもちろん、今後の重篤感染症
の国内感染拡大防止の水際対策として有用なプーリング検査技術の開示を行い、
「全自動 PCR
検査日本モデル」の製品技術の実証状況についてご説明いたしました。この中では、当該施設
を日本だけでなく世界規模で配備することにより、正確かつ高精度な PCR 検査を「いつでもど
こでも誰でも受けることができる体制の構築」を目指し、事業協力グループを設立する計画で
あることをご説明しています。
上記の方針経緯を踏まえ、このたび当該施設のモデルケースとして衛生検査所登録完了後の
10 月中に「PSS 新宿ラボラトリー」
(東京都新宿区西新宿 4-29-6)を開設する予定です。
本施設は医療機関・アカデミアと連携して、各種実地サンプルを用いた遺伝子検査を行い、
PSS の自動化技術の有効性の評価及び機械化された施設の合理性確認を主目的としております
が、社会への貢献を果たすため、新型コロナウイルス感染症の PCR 検査を、企業体から受託す
る事業も実施いたします。また、コロナウイルス不活化と、全自動化システム対応の両機能を
備えた PCR 検査用唾液採取キット※による、正確、安全で、検査作業負担のない施設運営のモ
デルを構築し、以後、段階的に一般遺伝子検査市場への事業拡張にも取り組んでまいります。
現段階では「PSS 新宿ラボラトリー」設立による当期業績に関する影響は軽微です。
※PCR 検査用唾液採取キット取り扱いビデオ: https://youtu.be/oesM8aWvc5w
以上




プレシジョン・システム・サイエンス株式会社について
1985 年設立。バイオ、医療研究開発の中心テーマである分子診断における各作業工程の自
動化を追求した装置を開発し、世界的業界トッププレーヤーに OEM 供給している。コロナ禍で
は、全自動化された PCR 検査システムの geneLEAD が注目を集める。今後、自社ブランド製品
販売に注力していく。

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