日本における廃車からのエアバッグ袋のリサイクル事業の開始について -豊田通商株式会社と協業-

NEWS RELEASE
2022 年 11 月 22 日
株式会社リファインバースグループ
代表者:代表取締役社長 越智 晶
(証券コード:7375)

日本における廃車からのエアバッグ袋のリサイクル事業の開始について
~豊田通商株式会社と協業~

当社の 100%子会社であるリファインバース株式会社(以下、リファインバース)は、日本における廃車からのエアバッグ袋を回収
し、リサイクルする事業を開始します。廃車エアバッグの回収システムの構築等については、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)
と実証を開始します。さらに今後、様々な企業と連携し、日本全国の廃車から発生するエアバッグ袋の回収網拡大を目指します。


リファインバースは、ナイロン製エアバッグから異物を高度に分離・除去し、高品質なナイロン樹脂としてマテリアルリサイクルする技術
を独自開発し、2019 年の一宮工場設立、量産開始以降、順調に事業を拡大してまいりました。
この度、長年廃車のリサイクル事業に取り組んでいる豊田通商と協業し、これまで焼却処理されていた廃車のエアバッグ袋を回収し、
当社技術を活用して再資源化する事業を開始します。本再資源化プロセスが確立すれば、エアバッグ由来の再生ナイロン樹脂
「REAMIDE®」の生産量の増加につながります。また、REAMIDE®でバージンナイロンを置き換えることでの CO2 削減効果(参
考:工程端材由来リアミドの場合、バージン比約 75~80%削減)に加えて、従来焼却処理により発生していた CO2 の減少が期
待されます。




なお当社と豊田通商は、2022 年 6 月にエアバッグリサイクル技術のベトナムにおけるライセンスを供与することに基本合意しており、
ベトナムでの事業化に向けて設備の選定や設計、オペレーションのサポートなど当社が有する知見を活用したソリューションを提供し、
両社の協業により円滑な事業の立上げと生産体制の確立を目指し準備を進めております。


本件が 2023 年 6 月期の当社連結業績に与える影響は軽微であると考えております。


当社は、今後も独自性のあるリサイクル技術開発を積極的に進め、さまざまなパートナー企業と協力して循環型のビジネスモデルを
構築し、サステナブルな社会の構築に貢献してまいります。


※参考「豊田通商へのエアバッグリサイクル技術のライセンス供与による海外展開ついて」(2022 年 6 月 30 日発表)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7375/tdnet/2152505/00.pdf


【お問合せ】
株式会社リファインバースグループ 経営企画部
東京都千代田区有楽町 2-2-1
TEL:03-6281-4879 FAX:03-6800-5688

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