航空機ファンドによる機材取得完了のお知らせ

2023 年 2 月 10 日
NEWS RELEASE
株式会社マーキュリアホールディングス(コード番号:7347 東証プライム)
空港施設株式会社(コード番号:8864 東証プライム)




航空機ファンドによる機材取得完了のお知らせ

株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社である株式会社マーキュリアインベストメント(以下、
「MIC」といいます。)が航空機投資戦略の一環として運営し、空港施設株式会社(以下、「AFC」といいま
す。)がアンカー投資家として参画する航空機ファンド(以下、「マッハワン」といいます。)において、1機目の
航空機の買い付けを行いましたのでお知らせいたします。


【エアバス A320ceo 機について】
今回取得した機体はエアバス A320ceo 機になります。エアバス A320ceo ファミリーは、欧州エアバス社が開発
した初のナローボディ機です。A320ceo ファミリーには、基本型の「A320」、A320 を大型化した「A321」、A320
を小型化した「A319」があり、主な用途は短・中距離向け商業旅客機となっています。エアバス社の発表によると、
2022 年 12 月末時点で、世界各国の航空会社約 250 社が約 4,300 機の A320ceo を運航しており、ナロー
ボディ機の中でも最も多く運航されている機体の1つとなっています。今回取得した機体は、すでに欧州の大手航
空会社に長期リースされており、安定的なキャッシュフローの創出が見込まれます。


【外部環境/増え続けるリース機の割合】
世界経済の拡大に伴い、国境を超えた移動が当たり前の時代を
迎えているなか、旅客需要は今後も伸び続けていく見込みです。そ
れに伴い新規の航空機需要も増加していくことが予想されます。さ
らに、現在運航している航空機の更新需要もあることから、より多く
の航空機が今後も市場に投入されていくことが見込まれます。しかし
ながら、航空会社がすべての航空機を自社保有として取得すること
は財務面での負担が重いことや、急激な外部環境変化への柔軟
性も考慮し、2022 年時点で航空機のリース比率は約 50%に達
しています。今後もこのようなリース機への依存は継続していくと考え
られます。


【マッハワンの投資戦略】
MIC は 2017 年にマッハワンの前身となる航空機ファンドを組成し、現在も運用中です。この航空機ファンドは、
新型コロナウイルスによる全世界的な航空機産業への予期せぬ影響を経験しており、困難な状況に対処する一
方で投資を継続することによって MIC は航空機投資事業におけるノウハウを蓄積してきました。マッハワンではこれま
での経験を踏まえて、MIC の戦略パートナーである、Airborne Capital Limited(本社アイルランド。以下、
「ACL」といいます。)とタッグを組み、安定したリターンを狙った機材選別やリース先航空会社のクレジットを重視し
た投資を実行していきます。ACL はグローバルで約 60 機の航空機を管理する他、航空機関連アドバイザリーサー
ビスなどで多くの実績を持っています。
以上


【株式会社マーキュリアインベストメントの概要】
会社名 :株式会社マーキュリアインベストメント
本社所在地 :東京都千代田区内幸町 1 丁目 3 番 3 号
事業内容 :ファンド運用事業及び自己投資事業
代表者 :代表取締役 豊島 俊弘
Website :https://www.mercuria.jp/


【空港施設株式会社の概要】
会社名 :空港施設株式会社
本社所在地 :東京都大田区羽田空港 1-6-5 第五綜合ビル
事業内容 :空港内外における不動産賃貸業、インフラ事業
代表者 :代表取締役社長 乘田 俊明
Website :https://www.afc.jp/


【Airborne Capital Limited の概要】
会社名 :Airborne Capital Limited
本社所在地 :5thFloor The Exchange George’s Dock IFSC Dublin 1 Ireland
事業内容 :航空機リース案件の組成・管理、航空機関連アドバイザリーサービスの提供
代表者 :Chief Executive Officer Ramki Sundaram
Website :https://airborne.capital/




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マーキュリアホールディングス 事業企画部 03-3500-9870
空港施設株式会社 広報・IR 室 03-3747-0953

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