真空装置の受託製造企業コスモ・サイエンス社買収に関するお知らせ

2023年 4月 3日
各 位
会 社 名 株式会社フェローテックホールディングス
代 表 者 名 代表取締役社長 賀 賢 漢
(コード番号:6890 東証スタンダード市場)
問 合 わ せ 先 社 長 室 横 山 斉 輔
( 0 3 - 3 2 8 1 - 8 1 9 6 )



真空装置の受託製造企業コスモ・サイエンス社買収に関するお知らせ

株式会社フェローテックホールディングス(代表取締役社長:賀 賢漢、以下「当社」 )は、当社連結子会社
である株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ(代表取締役社長:寄田 直康、以下、 「FTMT」)を
通じて、半導体製造装置メーカーおよびFPD製造装置メーカー向けに真空装置の受託製造を行う株式会社コス
モ・サイエンス(本社:神奈川県平塚市、代表者:松尾昭憲、以下「コスモ・サイエンス」 )の株式100%を取得
する契約を3月16日に締結し、4月3日に当該株式の取得を完了しましたのでお知らせします。



1. 本件取引の目的
当社では、半導体等装置関連事業セグメントの中核製品として、半導体等製造装置用の真空シールをFTMT、米
国、中国等の子会社で製造し、グローバルでトップクラスの市場シェアを確立しております。また、中国・米国
子会社を中心に半導体等製造装置用の真空チャンバー、ロボットパーツ等の金属加工受託ビジネスを展開してお
ります。当社では、更なる成長と地政学リスク分散の観点から、生産拠点の「日本回帰」を打ち出しており、そ
のような中、半導体等製造装置向け金属加工事業の需要増加に対応して、日本での生産能力、開発力、技術力の
向上が急務となっております。
コスモ・サイエンスは、半導体製造装置メーカー、FPD製造装置メーカー向けに真空装置の受託製造を行って
おり、真空装置の設計、金属加工、組立の技術について顧客から高く評価されております。本件買収によって、
日本での半導体等装置向けの金属加工事業の強化を図るとともに、当社のグローバルの販売ネットワーク、生産
拠点と連携させることで、今後の拡大が見込まれる半導体等製造装置の金属加工受託の需要を積極的に取り込み、
半導体等装置関連事業の成長ならびに企業価値の向上を目指してまいります。

2. 対象会社の概要
(1) 会 社 名 株式会社コスモ・サイエンス
(2) 所 在 地 神奈川県平塚市四之宮七丁目 3 番 10 号
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表取締役社長 松尾 昭憲
(4) 事 業 内 容 1. 真空機械の設計、加工組立、配線、修理並びに販売
2. コンピューターのソフトウェア、ハードウェアに関する開発、
設計、製造並びに販売
3. 鋼構造物加工業
4. 半導体製造装置に関する開発、設計、製造並びに販売 等
(5) 資 本 金 1,000 万円
(6) 設 立 年 月 日 1984 年 12 月 12 日
(7) 大 株 主 及 び 持 ち 分 比 率 松尾 昭憲 70%、松尾 貴志子 30%


- 1 -
(8) 上 場 会 社 と 当 該 会 社 資 本 関 係 該当関係はありません
と の 関 係 人 的 関 係 該当関係はありません
取 引 関 係 該当関係はありません

3. FTMT の概要
(1) 会 社 名 株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ(FTMT)
(2) 所 在 地 東京都中央区日本橋二丁目3番地4号
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表取締役社長 寄田 直康
(4) 事 業 内 容 半導体等装置関連製品、電子デバイス製品等の製造、販売
(5) 資 本 金 4 億 8,550 万円
(6) 設 立 年 月 日 1989 年 12 月1日
(7) 大 株 主 及 び 持 ち 分 比 率 株式会社フェローテックホールディングス 100%
(8) 上 場 会 社 と 当 該 会 社 資 本 関 係 当社 100%連結子会社
と の 関 係 人 的 関 係 当社の取締役が当該子会社の取締役を兼任
取 引 関 係 購買代行、債務の保証及び資金の貸付

4. 取得出資持ち分割合及び取得前後の所有出資持ち分の状況
(1) 異 動 前 の 出 資 金 お よ び 0 円 / 0.0%
同 持 ち 分 割 合 (議決権の個数:0 個)
(議決権所有割合:0 %)
(2) 異 動 後 の 出 資 金 お よ び 1,000 万円 / 100 %
同 持 ち 分 割 合 (議決権の個数:200 個)
(議決権所有割合:100 %)
注)出資持ち分の取得価額につきましては相手先との協議により開示を控えさせていただきますが、取得価額の算定にあたっては、第三
者機関による適切なデューデリジェンスを実施し、双方協議の上、妥当な金額を算出して決定しております。


5. 今後の見通し
本件による当社の今期の業績に与える影響は軽微と見込んでおりますが、開示すべき事項が発生した場合には
速やかにお知らせします。

以 上




- 2 -

6628

新着おすすめ記事