新製品発売のお知らせ

平成 30 年 3 月 6 日
各 位
会 社 名 協 立 電 機 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 西 信之
( J A S D A Q ・ コ ー ド 6 8 7 4 )
問合せ先
第二エンジニアリング本部
役職・氏名
土木システム部長 道田 聡
電 話 0 5 4 - 2 8 8 - 8 8 7 0



新製品発売のお知らせ


当社は IoT とファクトリーオートメーション(FA)の融合分野であるインテリジェント FA システムの開
発・設計を軸に事業展開しております。この度、掘削技術であるシールドトンネル工法において、IOT へ
の対応を図るべく、従来から自社製品としてご好評頂いている掘進管理システム「もぐう」と連携した 3 次
元化表示を可能とする「もぐう 3DEye」を開発し、新商品として発売することといたしましたのでお知らせ
いたします。



1、 新製品名
掘進管理システム「もぐう」を 3 次元化表示する 「もぐう 3DEye」

2、 新製品の内容
従来の当社販売のシステム内にストックされる施工時データをもとに、パソコン上での 3 次元図化
機能を追加し、より高度な施工情報の見える化を実現しました。
シールド機に搭載したジャイロ・レベルシステム(ジャイロコンパス+自動レベル計測機器)等によ
るシールド機の位置情報及び掘進データからシールド機をリアルタイムに 3 次元図化して表示する
ことが可能です。
セグメントの情報は構造情報と測量結果から所定の位置情報に図化し、各セグメントの掘進時デー
タと合せて管理できます。
各種掘進データの数値に応じ、画面上のセグメントに着色処理を行い、計画線を基準とした施工時
の変化の流れ等をわかり易く視覚化できます。
本システムを利用して、設計の可視化・最適化・整合性確保、施工の効率化・高度化が期待できます。

3、 今後のスケジュール:平成30年3月15日販売開始。

4、 販売予定価格:システムとして 1,000 万円前後/セット。

5、 年間販売目標数 : 12 セットで約 1 億円を見込む。

6、 新製品の売上高への影響
平成 30 年 6 月期の連結業績に与える影響は軽微であり、業績予測に変更はありません。

以 上




< 参考 >

1. シールド工事
シールドマシンと呼ばれる筒状の機械で土の中をゆっくり掘り進めていく工法。掘削しながら機械の後方
にセグメントを設置していく。軟弱地盤でも掘り進むことができることが最大の特徴。
地下鉄、共同溝、下水道、地下水路、地下河川道路(主に都市部)の各工事で多く採用されている。

2. 掘進管理システム「もぐう」
シールド工事において、マシン掘進状況、掘進位置をリアルタイムに表示管理し、施工管理の一元化を担う
当社独自システム。 当社が 30 年前より発売し、バージョンアップを重ね、現在でも数多くの現場で採用され
ている。

3. セグメント
トンネルの外壁となる円弧状ブロック。





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