オキサイドのレーザを用いた東京大学物性研究所の研究成果が英国科学誌『Nature』に掲載されました

2023 年 4 月 27 日


株式会社オキサイド
代表取締役社長 古川保典


オキサイドのレーザを用いた東京大学物性研究所の研究成果が
英国科学誌『Nature』に掲載されました

株式会社オキサイド(本社:山梨県北杜市武川町牧原 1747 番地 1 代表取締役社長 古川保典)は、英
国の科学誌『Nature』2023 年 4 月 27 日号(Volume616、Issue7958)に、当社のレーザを用いた東京大
学物性研究所の研究成果が掲載されたことをお知らせいたします。
同研究所は、非従来型超伝導体の一つとして注目を集めているカゴメ格子を持つ超伝導体の電子状態
を世界で初めて直接観測することに成功しました。この観測に用いられた同研究所の装置には、当社が
開発した深紫外波長 213nm の連続波レーザが導入されています。このレーザの導入によって、電子の運
動エネルギーの精密な測定を可能としており、今後、様々な超伝導体のメカニズムの発見や解明に繋が
ることが期待されています。
今回の研究成果に利用された連続波レーザは、当社で製造した世界最高品質の光学結晶に独自の波長
変換技術を適用することで、発生が困難な 213nm の深紫外光を低雑音かつ安定に出力することが可能で
す。
当社は、最先端の基礎研究分野から産業応用まで、幅広い分野に貢献する技術開発に取り組んでまいり
ます。
なお、本研究に関する詳細は、同研究所の以下プレスリリースをご参照ください。
https://www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/news2.html?pid=18479


本件に関する問い合わせ先
株式会社オキサイド 企画グループ
ir@opt-oxide.com
TEL: 0551-26-0022
【会社概要】
当社は、国立研究開発法人物質・材料研究機構発のベンチャー企業として 2000 年に設立。山梨県北杜
市に本社と工場、神奈川県横浜市保土ヶ谷区に事業所があります。
主力は、21 世紀の光の時代に必要不可欠な単結晶・光部品・レーザ光源・光計測装置の開発・製造・
販売で、「光計測・新領域」「半導体」「ヘルスケア」の3つの事業を展開しています。
、 、
2014 年には経済産業省の「グローバルニッチトップ 100 選」に選定、2021 年2月には Forbes Japan
主催の「スモール・ジャイアンツ アワード 2021」のグランプリを受賞しました。
当社の特徴は、(1)単結晶・光学関連の専門家・技術者が多数在籍し、研究開発型の事業会社として成
長している、(2)国内外の企業から光学関連技術を買収し製品化・事業化するノウハウを有しているーこ
とであり、これらが独創性や競争優位性の源泉となっております。

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