ウッドサイド社セネガル沖合サンゴマール鉱区向けFPSO 、西アフリカに向け出港

2023 年 12 月 27 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代表者名 代表取締役社長 金森 健
(コード番号 6269 東証プライム市場)
問合せ先 経営企画部 (TEL. 03-5290-1240)



ウッドサイド社セネガル沖合サンゴマール鉱区向け FPSO 、西アフリカに向け出


三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金森健、以下「当社」)が、オーストラリアのエ
ネルギー大手 Woodside Energy 社(以下「ウッドサイド社」、本社:パース市)より受注し、建造を行っていた浮体
式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO :Floating Production, Storage & Offloading system)は、シンガ
ポールの造船所での改造工事を終え、セネガルに向けて出港しました。

「FPSO Léopold Sédar Senghor」と名付けられた本 FPSO は、VLCC タンカーをセネガル初の海洋油田開発
プロジェクト向けに改造したもので、日量 10 万バレルの原油生産能力、日量 130 百万立方フィートのガス生産能
力、日量 14 万 5 千バレルの水圧入能力、及び 130 万バレルの原油貯蔵能力を有します。本 FPSO はウッドサ
イド社に引き渡され、ダカールの南方約 100km 沖合に位置する深海油田の Sangomar(サンゴマール)鉱区に
係留されます。また、当社は、その後 10 年のオペレーション&メンテナンス・サービスをウッドサイド社に対して提
供する予定です。

当社は、本 FPSO の設計から建造までを請け負いました。建造工事は、新型コロナウイルス感染症の世界的
流行の影響下で進めることとなりましたが、安全と品質の管理に努め、2,100 万時間以上の作業時間を労働災害
による休業をすることなく完了しました。

本 FPSO は、当社が西アフリカの海洋油田開発プロジェクト向けに提供する 5 基目の FPSO となります。近
年、大規模油田が次々と発見されている西アフリカ沖合は、当社にとって最も重要な市場の一つであり、西アフリ
カ地域で約 30 年のオペレーション実績を持つ当社は、現在もガーナ及びコートジボワールにて計 2 基の FPSO
のチャーターサービスを提供しています。




FPSO Léopold Sédar Senghor

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三井海洋開発株式会社について
三井海洋開発 (MODEC)は、FPSO(Floating Production, Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ガ
ス生産貯蔵積出設備)をはじめとする海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油ガス・生産設
備の設計、建造、リース、チャーター、オペレーション&メンテナンス・サービスを提供する日本で唯一の企業です。
https://www.modec.com/jp




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