ACSL、セキュアな国産ドローンSOTEN(蒼天)でPIX4DmapperおよびPIX4Dreactが利用可能に

2022 年 11 月 9 日
株式会社ACSL


ACSL、セキュアな国産ドローン SOTEN(蒼天)で
PIX4Dmapper および PIX4Dreact が利用可能に

➢ SOTEN×PIX4Dmapper:SOTEN で撮影した画像から高精度な3D データやモデルを作成でき測量分
野や災害時の状況把握など幅広い分野で活用可能
➢ SOTEN×PIX4Dreact 災害時に SOTEN で撮影した画像から高速で2D データを作成することができ、

一刻を争う状況下で信頼性の高い情報を得ることが可能


株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:鷲谷聡之、以下、ACSL)が提供する
セキュアな国産ドローン SOTEN(蒼天)で、2022 年 11 月 10 日より、Pix4D 株式会社が提供する
PIX4Dmapper および PIX4Dreact が利用可能になりますので、お知らせします。
なお、SOTEN(蒼天)のカメラで対応するのは、株式会社ザクティが開発した標準カメラ(CX-GB100)
となります。
これにより、SOTEN(蒼天)で撮影した画像が、測量、インフラ点検、災害時の状況把握など、幅広
い分野で活用いただくことが可能となります。




ACSLの SOTEN
(蒼天) 高いセキュリティを実現したドローンへの需要が高まる中で開発した、
は、
セキュアな小型空撮ドローンです。データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現し、
通信・撮影データは暗号化しているため、セキュリティ面でドローンの活用を不安に思われるお客様に安
心してご活用いただけます。
また、最大対気速度 15m/s の耐風性能や、日本においてより高精度な位置情報を把握することができ
る SLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載するなど、実現
場で求められる飛行性能を持っています。



Pix4D が提供する PIX4Dmapper は、ドローン等で撮影した画像から、精巧な2次元・3次元マップを
作成するフォトグラメトリ―ソフトウェアです。3次元点群やボリューム計算、赤外線熱マップなど多様
なアウトプットを提供することができ、デスクトップで利用するためデータの安全性も確保します。その
ため、測量・建設からインフラ管理など幅広い用途で国内外のプロフェッショナルに愛用されています。


同じく Pix4D が提供する PIX4Dreact は、公共安全向けの高速マッピングソフトウェアです。ドロー
ンで撮影した災害現場の上空画像から2次元マップを数分で作成し、迅速な現場把握を実現します。イン
ターネット接続がなくても利用でき、アウトプットはモバイル端末でも開くことができるため、緊急時の
迅速な情報共有と対応を促すことができます。現在国内外の、数千を超える消防・警察・NPO 団体で導
入されています。


国産ドローン SOTEN(蒼天)と Pix4D 社の高精度な2D、3D データを作成するソフトウェアを組み
合わせることで、よりセキュアで、高精細なデータ取得や高速な情報把握を可能とします。


〈ドローンで撮影した画像をデータ化した際のアウトプットイメージ〉
PIX4Dmapper




撮影した画像からデジタル 3D モデルを作成し、距離、面積、体積を測定できるほか、標高断面データの抽出が可能



PIX4Dreact




2D モデル化したデータから距離、面積を測定 航空写真マップと作成した 2D モデル化データ

との比較

※画像は Pix4D 社提供




■購入について
SOTEN(蒼天)はACSLの販売代理店よりご購入いただけます。販売代理店は製品サイトの「購入の
流れ」ページよりご覧ください。
PIX4Dmapper や PIX4Dreact とのセットでのご提供も可能です。
https://product.acsl.co.jp/flow/


■SOTEN(蒼天)について
製品概要
製品名 SOTEN(蒼天)
アーム展開時:637mm×560mm(プロペラ含む)
寸法
アーム収納時:162mm×363mm
重量 1720g(標準カメラ・バッテリー含む)

大容量バッテリー:25 分(標準カメラ搭載時、風速 8m/s 条件下)
最大飛行時間
大容量バッテリー:29 分(標準カメラ非搭載時、風速 8m/s 条件下)

最大伝送距離
(障害物や電波干渉がない 4km
場合)
防塵・防水性 IP43(カメラ、ジンバル、バッテリー搭載時)
標準カメラ
(PIX4Dmapper、 動画4K 対応 静止画時 2,000 万画素
PIX4Dreact 対応)




PIX4dmapper と PIX4Dreact が対応可能な標 SOTEN(蒼天)の標準送信機
準カメラを搭載した SOTEN(蒼天)





■PIX4Dmapper について
PIX4Dmapper は、複数の画像から対象物の 2D・3D モデルを作成するフォトグラメトリ―ソフトウェ
アです。ドローンのカメラだけでなく、一般的な手持ちカメラやマルチスペクトラムカメラ、赤外線カメ
ラ、魚眼カメラ、360 度カメラなど様々な画像を使ってモデリングをすることができます。出力されたモ
デル上で計測や注釈をつけることができ、強力なツールとして測量・建設・鉱業・産業資産の点検・農業・
文化遺産の保存など幅広い用途で利用されています。




※フォトグラメトリ―技術のイメージ図


■PIX4Dreact について
PIX4Dreact は、公共安全での用途に特化したフォトグラメトリ―ソリューションです。一般的なフォ
トグラメトリ―ソフトウェアよりも高速で画像処理を行うため、2D モデルのみを出力します。
災害対応の際に現場の画像は重要な情報源であり、ドローンは広域なエリアの画像を衛星や飛行機より
も速く・低価格で飛行することができます。このドローンの特徴と PIX4Dreact による高速マップ処理と
組み合わせることで、的確な現場把握と早急な対応を支援します。


【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発
を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術
と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災など
の様々な分野で採用されています。


【Pix4D 株式会社について】https://www.pix4d.com/jp
Pix4D はドローンやスマートフォン・タブレット、手持ちカメラなどにより撮影された画像を、高精度
な位置情報のついた 2D・3D モデルおよび点群に変換するソフトウェアを開発しています。2011 年に設
立されたスイス・ローザンヌの本社から、ベルリン、マドリード、デンバー、サンフランシスコ、上海に
オフィスを展開しており、日本オフィスは 2019 年に設立されました。


【このニュースリリースへのメディアからのお問い合わせ】
株式会社ACSL 担当:廣嶼(ひろしま)
Tel: 03-6661-3870 Email: sales@acsl.co.jp
以 上

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