ACSL、日本およびインドの展示会で国産ドローンを披露 ー「国際ドローン展」、インドで開催の「Drone Festival of India 2022」に出展ー

2022 年 7 月 26 日
株式会社ACSL


ACSL、日本およびインドの展示会で国産ドローンを披露
-7 月 20 日~22 日開催の「国際ドローン展」 月 27 日~28 日インドで開催の
、5
「Drone Festival of India 2022」に出展-


株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:鷲谷聡之、以下「ACSL」)は、7 月 20
日(水)~22 日(金)に開催された「国際ドローン展」および 5 月 27 日(金)~28 日(土)にインド ニ
ューデリーにて開催された「Drone Festival of India 2022」においてACSLの国産ドローンを展示し、
多くの来場者の方にドローンを見て、触って、体験していただきました。
「Drone Festival of India 2022」はインド最大のドローン関連展示会で、インドのモディ首相が参加さ
れました。




(左)ACSL展示ブース、 (右上)ACSL India によるインド展示会での出展ブース
(右下)ACSL India の展示ブースにモディ首相が視察に来られた様子



■国際ドローン展の様子
7 月 20 日(水)~22 日(金)に東京ビッグサイトにて開催されたメンテナンス・レジリエンス TOKYO
2022 および第 8 回国際ドローン展には 3 日間で約 13,700 名の方が来場され、ACSLのブースにも多
くの方にお越しいただきました。
ブースでは、小型空撮ドローン SOTEN(蒼天)を展示し、ワンタッチで切り替え可能なカメラを実際
に付け替えてカメラからの映像をモニターで確認いただいたり、専用アプリケーション「TAKEOFF」の
操作性を試していただきました。また、7 月 14 日に発表した新ラインナップ「PF2-AE」、上下水道管な
どの閉鎖環境を点検するドローン「Fi4」、5kg ペイロードの物流専用機体「AirTruck」を展示し、業務の
効率化や人手不足に課題を持つ来場者の方々にご覧いただきました。
ドローンサッカー会場にて開催した SOTEN(蒼天)の操縦体験会では、体験された方から「初めてド
ローンを操縦したけれど簡単に操作できました。」
「安定して飛んでいる。 などのお声をいただきました。




当社代表取締役社長 鷲谷による講演 展示ブースにおけるプレゼンテーション SOTEN の操縦体験




8 月受注開始予定の「PF2-AE」 閉鎖環境点検ドローン「Fi4」 物流専用機「AirTruck」




■インド展示会出展の背景
現在、インドのドローン市場では中国製ドローンが 6 割を占めています。しかし、インドでは日本と
同様にドローンにおけるサイバーセキュリティ上のリスクが指摘されており、国産ドローンの製造・販売
に対する優遇政策を発表し、ドローン完成品の輸入を禁止するなど国産化の流れが加速しています。
そうした中、ACSLは 2022 年 1 月 28 日に中期経営方針「ACSL Accelerate FY22」を公表し、事業
戦略の 1 つとして「インド市場の本格的な立ち上げ」を掲げて ACSL India を設立し、中国製ドローンと
の置き換え需要を早期に刈り取る方針を立てています。
中期経営方針に基づき、ACSLは ACSL India にて現地生産を計画し、インド南部のタミル・ナード
ゥ州コインバトールにおいてドローンの製造工場を設置し、現地における製造・販売・保守メンテナンス
体制を構築しています。中型のプラットフォーム機体(ACSL-PF2)は輸入許可を取得し、研究開発用機
体を現地へとすでに輸送してテストや仕様調整を実施し、現地販売認定(QCI)を手続き中です。


■インド展示会の様子
ACSL India は、ニューデリーにて開催された「Drone Festival of India 2022」において、ACSL製
の国産ドローンを初展示いたしました。展示ブースにはインドのモディ首相が視察に来られ、ACSLの
産業用ドローンをご覧いただきました。パネルディスカッション「Transforming India’s infrastructure
with Drones」では、ACSL India の Managing Director である Arjun が登壇し、ドローンの社会実装にお
ける課題やインフラ整備、人材育成の重要性などについて話をしました。




ACSLは ACSL India とともに、産業用ドローンの市場拡大が期待される ASEAN 等のアジア市場の
中でも、特にドローン関連産業の市場も大きいと見込まれるインドにおいて、今後も積極的に事業を推進
してまいります。


■ACSL India のブースを視察された際のモディ首相のコメント
“I am very proud of Arjun(ACSL India Managing Director)to have created ASCL India with Japanese
company and an looking forward to your growing success”
(日本企業と共に ASCL India を作り上げた Arjun(ASCL India Managing Director)を誇りに思うとと
もに、皆さんのさらなる活躍を期待しています。



■展示会の様子




パネルディスカッションの様子 ACSL製国産ドローン
一番左 ACSL India Managing Director Arjun


■来場者のコメント
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニューデリー事務所長 加来 芳郎氏
ドローンで日本とインドの連携ができるというのは非常にポテンシャルを感じています。モディ首相
も本展示会に来られたと聞いていますが、首相のリーダーシップでドローン市場を活性化していこうと
いう動きがあるので、マーケットも伸びていくと思います。そこに日本の先進的技術が入っていくという
のは非常に期待をしております。


在インド日本国大使館 高木 聡氏(肩書、所属は展示会出展当時)
現在インドには 1,500 社くらいの日本企業が進出しておりますが、デジタル分野、ヘルスケア分野、ド
ローンのような分野で進出する日本企業はまだまだ数が少ないので、こうした形で力強く日本企業に参
入していただけるのは非常に感謝しています。
インドの方から見た日本という国への信頼、日本の技術や部品への信頼というのは非常に高いものが
ありますので、これから市場が伸びていくにあたって、日本の安全や安心というものがセールスポイント
になっていく可能性は高いと思います。





その他の来場者のコメント
・日本の技術は世界のどの国よりも進んでいるという印象です。そのため、日本のドローン企業がやって
来るのは良いことだと思います。日本の技術はコスト効率も良いですし、インド経済にも良い影響がある
と思っています。


・日本技術は先進的です。第二次大戦後、インドでは外国からの技術受け入れについて制限がありました
が、今は政治状況が変わり日本技術を享受できるようになりました。技術大国のアメリカと並んで、日本
は非常に技術に強い国だと思っています。そんな日本のドローンメーカーが進出先にインドを選んでく
れたことはとても嬉しいです。


■オフィシャル素材
以下 URL よりダウンロードいただけます。
https://dentsuprc.jp/acsl527data (PASS:acsl)


【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発
を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術
と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災など
の様々な分野で採用されています。


【このニュースリリースへのメディアからのお問い合わせ】
株式会社ACSL 担当:廣嶼(ひろしま)
Tel: 03-6661-3870 Email: sales@acsl.co.jp


以 上





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