フィンテックで全国各地の社会課題を解決するフィノバレー、都立小石川中等教育学校でのSDGs特別授業を実施

2021 年 12 月 17 日
株式会社アイリッジ



フィンテックで全国各地の社会課題を解決するフィノバレー、
都立小石川中等教育学校でのSDGs特別授業を実施
「デジタル地域通貨を使ったソーシャルイノベーション」をテーマに授業&ワークショップ

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、
以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、
代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、2021 年 11 月 24 日に都立小石川中等教育学校で実施
された教育科目「人間と社会」において、代表取締役社長の川田が講師を担当したことをお知らせします。




6 限の授業風景(左)と 7 限ワークショップでの発表風景(右)


都立高校「人間と社会」について

「人間と社会」は、東京都教育委員会が全都立高等学校および都立中等教育学校において 2016 年度から実施
している、東京都独自の教科です。よりよい生き方を主体的に選択し行動する力や自らの価値観を高める姿勢を
育成するとともに、社会に潜在する課題を見いだす力を育むことを目的に、道徳教育とキャリア教育を一体的に
学習できるカリキュラムが組まれています。


フィノバレーの特別授業について

今回都立小石川中等教育学校で実施された特別授業には、首都圏を中心に子どもや若者を対象とした社会教育
活動に取り組む認定特定非営利活動法人夢職人(本社:東京都江東区、理事長:岩切 準)をコーディネーターと
して、フィノバレーを含む 5 社の SDGs に取り組む企業・団体が講師として参加しました。各社の授業は事前に
それぞれのクラスを希望した生徒に向け行われ、フィノバレーは 35 名の生徒を対象に、「デジタル地域通貨を
使ったソーシャルイノベーション(社会課題解決)」をテーマとする授業を実施しました。

後半のワークショップでは、SDGs17 の目標のうち「1.貧困をなくそう」「3. すべての人に健康と福祉を」
「11. 住み続けられるまちづくりを」の 3 つからチームごとに任意のテーマを選び、デジタル地域通貨を活用し
た社会課題解決プランを考えました。最後にそれぞれのテーマを代表して 3 チームがプレゼンを行い、テーマ 1
では困窮者への速やかで適切な給付の仕組みづくりについて、テーマ 3 ではヘルシー・サステナブルなフードを
普及させるポイントシステムについて、テーマ 11 ではデジタル地域通貨を活用した消費税の新しいかたちにつ
いて、ユニークなプランが提案されました。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
都立小石川中等教育学校 島田 径一先生からのコメント

「SDGs」という言葉を、学んだ知識として知っている生徒は多くいました。しかし、今回の授業やグループ
ワークを通して、学校にいるだけではわからない、実際の体験談、葛藤、喜びなどに触れることができました。
特に私が印象的だったのは、SDGs に企業が取り組むのはもちろんだが、その取り組みを知ってもらうことが
大切ということです。一般の人たちに分かりやすく広報を行ったりシステムを利用してもらったりすることで、
初めて、真の意味での Sustainable な社会を作ることができるのだと改めて自覚しました。
生徒にとって今回の授業は一つのきっかけにすぎないかもしれません。ですが、自分たちで感じ、考えたこと
で、社会や世界に対する視野が広がり、いつか必要になるときの、大切な引き出しの一つになったと思っており
ます。


今後の展望

フィノバレーでは「FinTech(お金×IT)で、世の中にイノベーションを起こし新しい価値を生み出す世界最
高の企業になる」をミッションに、世の中の様々な課題の解決を目指しています。今後もビジネスの面からいま
そこにある課題の解決に取り組むのはもちろん、20 年後 30 年後の課題解決を見据えて、未来をつくる世代に向
けた知識や経験、想いのシェアといった面でも、積極的な活動を行ってまいります。

<フィノバレー授業概要>
授業タイトル 「デジタル地域通貨を使ったソーシャルイノベーション(社会課題解決)」
実施日時 2021 年 11 月 24 日(水)6 限・7 限 ※前半講義 / 後半ワークショップ 計 90 分
参加者 中等教育学校 4 年生(高 1 相当) 35 名(ワークショップは 9 チームに分かれ実施)
そもそもお金とは一体どういうものか。
お金と経済・社会システムの関係を学びながら、キャッシュレス・フィンテック(FinTech)が推進さ
授業概要 れ、大きな変化が起きている今、お金が「デジタル化」「ネットワーク化」することでもたらされる変
化と、その仕組みを使ったソーシャルイノベーション(社会課題解決)について、グループワークを通
じて、自ら考え、学んでいただきます。
・お金とは?(1 万円札の原価と価値の関係、これまでの歴史)
・最新のデジタル地域通貨の事例
- 人口減少と持続可能なまちづくりの取り組み
授業でのトピック例 - 内発的動機づけに注目した地域連携・活性化の取り組み
- コロナ禍のひとり親世帯支援事例
・世界の事例(バングラディシュのグラミン銀行など)
・お金や寄付金のデジタル化によるコミュニティ形成事例(木更津義援金など)



株式会社フィノバレー

株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通
じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨
「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」 、大分銀行の「デジタル商品券発行スキーム」などの支援実績があ
ります。2021 年 2 月には長崎県南島原市の「MINA コイン」、東京都世田谷区の「せたがや Pay」も提供開始しています。
https://finnovalley.jp/


株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。 」という理念のもと、
スマートフォンを活用した企業の O2O(Online to Offline)/OMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、フィンテッ
ク、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O/OMO 支援ではアプリの
企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付
きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進や CX 改善の支援を
行っています。
https://iridge.jp/


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