自宅でのテレワークは「独立したスペース・個室」より「書斎コーナー」で十分 withコロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査

2020 年5月 28 日
各位
会 社 名 ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 濵村 聖一
(コード番号:6192 東証マザーズ)

問 合 せ 取 締 役 執 行 役 員
西野 敦雄
責 任 者 経 営 管 理 本 部 長

(TEL.03-5747-9800)

自宅でのテレワークは「独立したスペース・個室」より「書斎コーナー」で十分
with コロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査


ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:濵村聖
一 以下、ハイアス)は、テレワークやローテーション勤務に伴う自宅や自宅周辺での業務
が進むであろうことをふまえ、現在の働き方や「住まい」における十分な業務スペースのあ
り方をお聞きすべく、「with コロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査」を実
施いたしましたので、結果をお知らせいたします。


私たちハイアスは、今後も地域密着の住宅・不動産に関連する産業の代弁者としての役割
を果たしていければと考えています。
住宅・不動産業は地域密着産業であり、経営規模も小さいことから、最も大きな経営課題
は「経営資源の不足」です。自社の商品力が弱い、企画力がない、人が育たない、人が採用
できない、事業資金が足りない、経営情報が不足している、そして IT 化も遅れている業界
です。そのような業界の現状に対して、これまでと同様に住宅・不動産事業のビジネスプロ
セスにおいてイノベーティブなナレッジ、有益な情報を提供し続けてまいります。


調査から、自粛要請前後に「自宅で業務する時間が増えた」が 22%、
「変わらない」
「減っ
た」も合わせると 60%近くが「自宅での業務」をしていたことがわかりました。会社以外で
業務をする場合、自宅で業務を行うのに適した空間・スペースがあれば自宅で仕事をすると
回答した方に「十分なスペース」を伺うと「書斎コーナー」(家族の」目線が気にならない

スペース」でよいが 67%をしめました。
テレワークについては、総務省の調査(2016 年度)でテレワークを導入する企業の生産性
は、導入していない企業の 1.6 倍にもなるという結果があります。働き方の新しいスタイル
を刷新してゆくことは社会にとっても良い効果を与えるものと考えます。
with コロナ/アフターコロナを見据えて新しい生活様式、とくに働き方の新しいスタイル
を浸透させる上では自宅のあり方も変わります。その際、暮らしと仕事をどこまで混在させ
るのかは住まい手にとっても初めての経験になるはずです。
住まい手が「暮らしと仕事」を混在させる上で、そもそものワークスペースの有無に焦点
があたるというよりは、自分自身の働き方(オンとオフの切り替え)や家族と完全に分断す
るよりは集中できる区分と程よい距離感が求められているのではないか、と考えられます。




【主な調査結果】
Q 自粛要請が出されて以降、暮らしの中で過ごす場所、過ごし方に変化があったかについて
教えてください(N=341)




自粛要請前後に「自宅で業務する時間が増えた」が 22%、
「変わらない」
「減った」も合わせ
ると 60%近くが「自宅での業務」をしていたことがわかります。加えて「増えた」との回答
は少ないですが、「変わらない」という回答から会社以外で業務を行う際に近所のカフェな
どを使っている人も 20%以上いることがわかりました。
Q ご自宅や自宅周辺のカフェやレンタルスペースなど会社以外で仕事をする時間があると
お答えの方に伺います。もし自宅に仕事をするのに適した空間が(個室やちょっとした書斎
スペースなど)あれば自宅で仕事をしましたか(N=215)




自粛前後の時間の変化で、会社以外でのいずれかの場所(自宅、自宅近くのカフェなど)で
業務をした方に「自宅に仕事をするのに適した空間があれば自宅で仕事をしましたか」とき
いたところ、約半数が「適した場所があれば自宅で仕事をする」と回答しました。


Q 自宅周辺のカフェやレンタルスペースなどで仕事をする時間があるとお答えの方に伺い
ます。自宅で仕事をできない(しない)のにはどの様な理由がありますか(N=214)




「そもそも仕事をするスペースがない」が当てはまるという回答は 33%でした。それより
も理由として当てはまるという回答が高かったのは「自分でオンとオフの区切りがつけられ
ない」の 48%、ついで「家族の生活音」「家族が語りかけてくる」となりました。
Q もしこの先も自宅で仕事をする必要がある場合に、
「十分だと思える」スペース(空間)と
はどの程度のスペース(空間)ですか(N=106)




会社以外でのいずれかの場所(自宅、自宅近くのカフェなど)で業務をした方に「自宅に仕
事をするのに適した空間があれば自宅で仕事をしましたか」という問いに「はい」と答えた
方に聞いたところ、
「デスクが一つ入る程度の書斎コーナー」が40%強と最も高い回答でし
た。ついで「デスクに加え書棚などが手元にあり目線が気にならないスペース」「自宅の中
で仕事場として使う個室」が同率でした。



【調査概要】
調査対象 : 全国の一般生活者
回答数 : 341 件
調査方法 : インターネット調査
実施時期 : 2020 年 5 月 21 日~5 月 22 日
※パーセンテージの計算は小数第 2 位を四捨五入し記載しているため、合計が 100%になら
ない場合があります
※アンケート結果を記事などに引用される場合は調査元として「ハイアス・アンド・カ
ンパニー」とご記載の上ご活用ください。
【ご参考情報】
ハイアスでは以下の例のように、R+house 事業における建築家による「暮らしと仕事」の
提案、あるいは HIROGALIE 事業における「書斎スペース」としても使えるユーティリティス
ペースが組み込まれたプランを取り揃えて 「新しい生活様式」の時代にマッチした住空間を
提供しております。



HIROGALIE のプランが提供しているワークスペース実例




<本件に関するお問合せ先>
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社 経営企画室 e-mail:info@hyas.co.jp
TEL:03-5747-9800 FAX:03-5747-9801

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