エンタープライズNoSQL「MarkLogic」を使ったソリューション提供を開始

プレスリリース
株式会社フォーカスシステムズ
2019 年3月 11 日


エンタープライズ NoSQL「MarkLogic」を使ったソリューション提供を開始

ビッグデータの効率的活用から戦略的活用へ


株式会社フォーカスシステムズ(東京都品川区、代表取締役社長:森啓一)は、NoSQL データベース
プラットフォームのパイオニアである MarkLogic Corporation(米国カリフォルニア州サンカルロス、
CEO:Gary Bloom)とパートナー契約を締結し、NoSQL データベース製品「MarkLogic」を使ったソリュ
ーション提供を開始しました。両社の持つ技術及びノウハウを融合し、企業のデータ活用に変革をもた
らすことで、お客様のビジネス戦略の実現を支援してまいります。


「MarkLogic」は多種多様なデータ形式に対応しつつ、信頼性と高速性を兼ね備えているエンタープ
ライズ向け NoSQL データベース製品で、グローバルでは 1,000 社を超える導入実績があり、金融機関や
その他様々な企業及び政府機関で採用されています。




【MarkLogic による課題解決】
●変化し続けるデータの戦略的活用
・RDB の場合
これまで主流だったリレーショナルデータベースの RDB は、顧客データや注文伝票等、必要な情
報項目を固定的に定義し構造的に管理することを得意としています。しかし、現在、組織が取扱う
データが、画像や動画、音声等、多種多様化しているだけでなく、ビジネス環境の変化スピードも
千変万化であるため、構造が固定化された RDB によるデータ管理では困難になってきました。
・MarkLogic の場合
データの変化に柔軟に対応すべく、様々なデータを、様々な言語を使って、
「統合」
「可視化」
「分
析」し、戦略的に活用することができます。
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株式会社フォーカスシステムズ
2019 年3月 11 日
●運用スピードの向上
・RDB の場合
分析のために必要な集計を、日次バッチで行うことによってタイムラグが発生していました。
また、検索速度向上のために過去に蓄積されたデータを削除する等の対応が必要でした。
・MarkLogic の場合
システムで発生する大量なトランザクションデータや、IoT により生まれる大量のデータをあ
ますところなく即座に活用できるようになります。更には、スケールアウト(コンピュータの台
数を増やして、システムの性能を向上させること)による負荷分散が可能な統合データベースを
構築することができます。


●時間とコストの削減
・RDB の場合
「データ構造設計」や「ETL(データを抽出/変換/加工して、対象システムに格納するソフト
ウェア)によるデータマッピング作業」「データ統合のためのインタフェース開発」に多くの工

数を費やす必要がありました。
・MarkLogic の場合
必要データを MarkLogic に蓄積することで、構造化・非構造化を問わず多種多様な形式のデータ
を周辺システムの要件に合わせて加工・抽出でき、時間とコストがかかっていた ETL ツールによる
開発なしに、ビジネス変化に追随したデータ連携基盤を構築することができます。



フォーカスシステムズは、これまで独立系のシステムインテグレーターとして、官公庁及び民間企業
を対象とした大規模且つ幅広い分野(公共・通信・組込み・業務アプリケーション・IoT 等)のシステ
ム開発経験を積んでまいりました。また、情報セキュリティも事業の柱の一つとして展開しております。
データを戦略的に活用するシステムを構築するためには、技術的な知識のみならず、お客様の業務へ
の深い理解と高い信頼性が求められます。エンタープライズ向け業務システムのコンサルティング・シ
ステム導入を得意としている当社は、これまで培ってきた各産業における業務知識・ノウハウ・顧客基
盤に「MarkLogic」という選択肢を盛り込むことで、お客様が保有するデータの価値を高めるとともに、
お客様の企業価値を高めるソリューションを提案してまいります。

“このたびのフォーカスシステムズ社とのパートナシップを大変嬉しく思います。歴史と数々の実
績に基づく最先端のITサービスで印刷業界や公共システム等に強みも持つフォーカスシステムズ社
と、オペレーショナルかつトランザクショナルなエンタープライズNoSQLデータベースのトッププロ
バイダーである弊社の提携は、MarkLogicの利便性や優位性をこれまで以上に多くのお客様に知って
いただく機会になることでしょう。”
- MarkLogic Corporation
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株式会社フォーカスシステムズ
2019 年3月 11 日


【フォーカスシステムズについて】
フォーカスシステムズは、1977 年に設立され、公共・通信・情報セキュリティ等、社会性の高い分
野におけるシステム開発・運用に携わるだけでなく、IoT や VR、AI 等、時代の流れを見据えたビジネ
ス展開も積極的に推進してまいりました。2016 年には東京証券取引所市場第 1 部銘柄に指定され、社
会からの評価と共に順調に成長しております。
<URL> https://www.focus-s.com/focus-s


【MarkLogic について】
10年以上にわたって、世界中の組織が革新的なインフォメーションアプリケーションにMarkLogicを
使用しています。サイロ化されたデータの統合のエキスパートであるMarkLogicのオペレーションおよ
びトランザクション向けエンタープライズNoSQLデータベースプラットフォームは、統合されたデータ
に対する360度の視野の上に次世代アプリケーションを構築することを目指すお客様を強力に支援しま
す。シリコンバレーに本社があり、それ以外に米国、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに事業所
があります。日本では東京渋谷区にマークロジック株式会社を設立しています。
<URL> https://jp.marklogic.com/


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社フォーカスシステムズ
管理本部 総務部 IR・広報担当
メール:koho@focus-s.com
TEL :03-5421-7790


以上

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