次世代高速インターフェース規格「V-by-One US」に準拠したフレキシブルフラットケーブル「LEAFCONN H」を開発

平成 30 年 2 月 13 日
各 位

東京特殊電線株式会社
東京都港区西新橋三丁目 8 番 3 号
(東証1部コード番号 5807)
問合せ先 総務・広報担当
TEL 0268(34)5211

次世代高速インターフェース規格「V-by-One® US」に準拠した
フレキシブルフラットケーブル「LEAFCONN H」を開発

東京特殊電線株式会社(本社:東京都港区、社長:鈴木義博)は、ザインエレクトロニクス株式会社(本社:
東京都千代田区、社長:高田康裕)(*1)が開発した V-by-One® US (*2)技術仕様に準拠した、高速映像信号伝
送用フレキシブルフラットケーブル「LEAFCONN H」(リーフコン エイチ)を開発しました。


当社は、「TOTOKU」ブランドにより、テレビ用等の配線材として各種映像伝送ケーブル、並びに狭ピッチ配線
が可能で 2K・4K 映像信号等の伝送性能に優れたフレキシブルフラットケーブル「LEAFCONN」の量産を行って
まいりましたが、8K 映像信号の伝送が可能なフレキシブルフラットケーブルの開発を進め、V-by-One® US 技
術仕様に準拠した「LEAFCONN H」の開発に成功しました。
ザインエレクトロニクス株式会社が技術仕様を策定した V-by-One® US 規格は、8K 映像の伝送を目標とし、
1 レーン当たり最高 16Gbps(1秒当たり 160 億ビット)の高速伝送速度が規定されています。
当社開発品は、2018 年度上期でのサンプル品の出荷を予定しています。
2020 年東京オリンピック、2022 年北京での冬季オリンピックを控え、8K 映像技術の需要は急速に高まること
が予測されており、「LEAFCONN H」をタイムリーに提供することでお客様のご要望にお応えしてまいります。


【当開発品の特長】
(1)信号の劣化が僅かなため、高性能な伝送が可能。
長尺での信号伝送に優れるため、機器内の離れた基板間の
信号伝送が可能で、大型テレビ等の内部配線に最適です。

(2)導体の狭ピッチ配列により、コネクタの小型化が可能。
基板接続用のプラグやレセプタクルが小型化できます。

(3)薄型で折り曲げが可能なため、狭スペース配線が可能。
ケーブルが薄型で自由に折り曲げができるため、機器内
のスペースに合わせた配線が可能です。
【当社開発品】LEAFCONN H

*1 高速インターフェースや画像処理分野で世界をリードするミックスドシグナル LSI 企業。
*2 ザインエレクトロニクス株式会社が技術仕様を策定した4K、8K映像向け次世代高速インターフェース規格で、4Kテレビの
デファクト・スタンダード(事実上の世界標準)として用いられている V-by-One® HS に続くインターフェース規格。

「TOTOKU」、「LEAFCONN」は、東京特殊電線株式会社の登録商標です。
「V-by-One」は、ザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
以上


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