高周波用同軸ケーブル「RUOTA(ルオータ)と「Wavemolle(ウェーブモーレ)」をマイクロウェーブ展2017に出展

平成 29 年 11 月 14 日
各位

東京特殊電線株式会社
東京都港区西新橋三丁目 8 番 3 号
(東証1部コード番号 5807)
問合せ先 総務・広報担当
TEL 0268(34)5211
高周波用同軸ケーブル
「RUOTA®(ルオータ)」と「Wavemolle®(ウェーブモーレ)」を
マイクロウェーブ展2017に出展

東京特殊電線株式会社(本社:東京都港区、社長:鈴木義博)は、ギガヘルツ帯域の高速、高周波用途で使用されるケーブル
及びコネクタアセンブリの製品バリエーションを充実させ、製品名「RUOTA®」(ルオータ)と「Wavemolle®」(ウェーブモーレ)の
販売を開始しました。本製品は、マイクロウェーブ展2017(パシフィコ横浜 2017年11月29日~2017年12月1日)に出展いたし
ます。
これまで、当社の同軸ケーブル及びコネクタアセンブリは、高周波、高速伝送に適した誘電体と構造、極細同軸ケーブル技
術とコネクタアセンブリ技術を活かし、各周波数帯域で最適な外径でギガヘルツ帯域の高周波を低減衰、低反射で伝送可能な
フレキシブルな同軸ケーブル及びコネクタアセンブリとして長年の実績を重ねてまいりました。
当社は、この度の「RUOTA®」と「Wavemolle®」の発売により、ますます高速化が進む多様な用途やニーズに応じた信頼性
の高いケーブルを提供してまいります。


【RUOTA®の主な特長】
1.誘電体が長手方向に複数の連続孔を持つ、フッ素樹脂の低
ちゅうくう
誘電率中空構造ケーブルです。
2.数十GHzまでの高周波伝送が可能でありながら、中空構造
により低減衰化、細径化、軽量化が図れます。
3.標準的な同用途の同軸ケーブルと比較して、断面積で約
30%の細径化、約40%の軽量化を実現しました。
4.絶縁体にフッ素樹脂を使用しているため、耐熱性、耐薬品
性にも優れています。
【主な用途】
マイクロ波伝送用同軸ケーブル、高速デジタル信号伝送用差動
ケーブル、サーバー/ストレージや産業機器の内部配線、各種
通信機器間配線、半導体テスタ等の計測機器用リードに使用で
きます。
【Wavemolle®の主な特長】
1.誘電体に微細で多くの独立気泡を持つ、低誘電率フッ素
樹脂発泡構造ケーブルです。
2.110GHz帯までの高周波伝送が可能なハイスペックマイク
ロ波伝送用同軸ケーブル及びコネクタアセンブリです。
【主な用途】
高周波部品、モジュール、装置の試験及び測定、高速デジタ
ル信号評価時のリードケーブルに使用できます。



【主な特長の詳細】
RUOTA®
1.内部導体サイズは、AWG 26~AWG 32です。
2.耐熱性、特性インピーダンスの安定性が高く、周辺温度変化に対する位相変動が極小です。
3.機械的強度が高く、曲げ半径が小さいため、繰り返しの屈曲による特性変化が極小です。
4.複数本の同軸ケーブルを撚り合わせた多芯ケーブル、平行に並べたフラットケーブル等、豊富なバリエーションです。


Wavemolle®
1.誘電体に低誘電率素材と構造を用いた低減衰の細径ケーブルです。
2.振幅、位相安定性の高いケーブル構造です。
3.周波数帯毎に最適なケーブルで、DC~110GHzをカバーできます。
4.コネクタの種類が豊富で、多様なニーズに応えるケーブルアセンブリの仕様が可能です。
5.独自の接続構造で位相調整に対応できます。
6.狭ピッチ化の為、専用の低損失細径ケーブルで67GHz迄の帯域を持つ高密度多極コネクタアセンブリを提供できます。
7.コネクタを含むアセンブリ全体が低反射であり、全数伝送性能測定保証による高信頼性に貢献します。


以上


本資料についてのお問合せ先 総務・広報担当 TEL 0268(34)5211
お客様からの製品に関するお問合せ先 電線営業グループ TEL 03(5860)2128





5059