USB3.1(Gen2)Type-C規格に準拠したケーブルを販売開始

平成 28 年 11 月 28 日
各位

東京特殊電線株式会社
東京都港区西新橋三丁目 8 番 3 号
(東証1部コード番号 5807)
問合せ先 総務・広報担当
TEL 0268(34)5211

USB3.1(Gen2) Type‐C規格に準拠したケーブルを販売開始

東京特殊電線株式会社(本社:東京都港区、社長:鈴木義博)は、USB3.1 (Gen2:ジェネレーション2)Type C規格に準拠し
たケーブルを開発し、販売開始いたします。
職場や家庭で使用するハードウェアの高性能化並びに記憶メディアの大容量化に伴い、データの高速伝送と、コネクター
の表裏を選ばずハードウェア同士をシンプルに接続し、給電能力も備えるUSB3.1 (Gen2)Type‐C規格の急速な拡大が見
込まれます。今回当社が販売開始するケーブルは、独自に開発した中空構造の同軸ケーブル「RUOTA(ルオータ)」を使用
して全周波数帯域における減衰量並びに伝播時間差の低減を実現して最長で1.2メートルまでの、USB3.1 (Gen2)Type‐
C規格に適合したケーブルアセンブリに最適な製品です。また、USB3.1(Gen2)Type‐Cに併せ持つことが期待される給電能
力は、パワーデリバリー規格に対応した100W(ワット)の給電性能を有しています。
本製品は、マイクロウェーブ展2016(パシフィコ横浜 2016年11月30日∼2016年12月2日)に出展いたします。


【USB3.1(Gen2) Type‐C用ケーブルの主な特長】
1. 中空構造の同軸ケーブル「RUOTA」を使用
ケーブルの絶縁体は、一般的にポリエチレンを使用し発泡させて空気を含有させていますが、当社の「RUOTA」は
独自に開発した中空構造で電気特性を高めており、従来より細径化が可能です。また絶縁体にフッ素樹脂を使用して
いるため耐熱性、耐薬品性にも優れています。
2. 外径4.2㎜の軽量で柔軟性が高い細径タイプをラインナップ
「RUOTA」の採用により、ケーブルの外径が4.8㎜の標準タイプに加え、業界で初めてUSB3.1 (Gen2)Type‐C規格、
並びにパワーデリバリー規格の双方に準拠した外径4.2㎜の細径タイプをラインナップしました。細径タイプは標準タイ
プと比較して断面積で約23%の細径化を実現し、軽量で柔軟性の高いケーブルのニーズにお応えします。
3. USB3.1 (Gen2)Type‐C規格に準拠
10Gビット/秒のデータ転送速度を確保し、減衰量は全周波数帯においてUSB3.1 (Gen2)Type‐C規格に準拠してい
ます。また、ケーブルを構成する複数の伝送線の伝播時間差(スキュー)を最大で6.5ps/mまで低減して伝播時間差規
格(10ps/m以下)にも準拠し、データ伝送の安定性に優れています。更にパワーデリバリー規格にも対応した100W
の給電能力を有しています。




細径タイプ 標準タイプ
4.2mm 4.8mm



ケーブル構造(参考図)
USB3.1(Gen2)Type‐C 用ケーブル USB3.1(Gen2) Type-C ケーブルアセンブリ
※当社製品 ※当社製品を使用した他社加工品(参考)


本資料についてのお問合せ先 総務・広報担当 TEL 0268(34)5211
お客様からの製品に関するお問合せ先 電線営業グループ TEL 03(5860)2128

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