NEDO「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業/海外実証」に係るステージゲート審査にて採択

平成 30 年6月 26 日
各 位
会 社 名 株式会社エンビプロ・ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 佐 野 富 和
(コード番号:5698 東証第一部)
問合せ先 執行役員 経営企画部長 竹 川 直 希
(TEL. 0544-58-0521)


NEDO「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業/海外実証」に
係るステージゲート審査にて採択

当社グループである株式会社アビヅ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 瀬田大、以
下、「アビヅ」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)
の「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業/海外実証」に係るステージゲート審査に
採択されましたので、お知らせいたします。


1.事業の概要
アジアの新興国では、都市部の非効率な資源の利用、大気汚染や廃棄物の増加等、すでに過
大な環境負荷がかかっておりますが、これらの問題に対する政策的な対応は後手に回りがちな
状況です。これらの国々に適切な資源循環制度の構築を促していくためには、日本がこれまで
取り組んできたリサイクル関連の法律・ガイドラインといった政策ツールや、有害廃棄物の適
正処理といった技術・システムなど環境負荷を低減させてきたノウハウを提供し、相手側と一
体となってデモンストレーション効果を有する取り組みを実施し、その有効性を検証すること
が必要です。
そのような背景を受け、NEDO は「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業/海外実
証」においてアジア地域の新興国を対象にリサイクル等の資源循環に関する制度と技術の一体
的な導入を目指して実証事業のための公募を実施し、平成 29 年8月「タイ王国バンコクにおけ
る電気・電子機器廃棄物(WEEE:Waste Electrical and Electronic Equipment)の国際循環リ
サイクルシステム実証事業」に関してアビヅが採択されました。以降、アビヅは現地との政策
対話や実現可能性調査等(FS調査)を経て、今回ステージゲート審査を通過し、実証事業に
移行することが決定しました。
アビヅでは、廃自動車リサイクル、産業廃棄物処理、事業用廃家電リサイクル、金属屑のリ
サイクル等を主な事業内容としており、今回協業するタイ現地法人の工場内にて現地法人の所
有する破砕設備に加え、新たにアビヅの有する選別技術を利用した新設備を設置し、タイにお
ける WEEE リサイクルを促進するとともに、技術やシステム、ノウハウを提供し、海外事業の拡
大を図ってまいります。(図1)
(図1)




現地法人




現地法人




2.会社概要
(1) 名 称 株式会社アビヅ
(2) 所 在 地 愛知県名古屋市港区昭和町 14-24
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 瀬田 大
(4) 事 業 内 容 廃自動車リサイクル、産業廃棄物処理、事業用廃家電リサイ
クル、金属屑(製鋼原料、鋳物原料、特殊鋼屑、非鉄)のリ
サイクル、OA、事務機器リサイクル、プラント解体、古紙リ
サイクル、廃プラスチックリサイクル
(5) 資 本 金 270 百万円
(6) 設 立 年 月 日 平成 15 年 12 月
(7) 株 主 株式会社ユー・エス・エス、株式会社エンビプロ・ホールデ
ィングス




以 上

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