エンジニアリングプラスチック添加用ガラス製フィラーの共同開発に関するお知らせ

総務部(広報担当)
滋賀県⼤津市晴嵐⼆丁⽬7番1号 〒520-8639
Tel.077(537)1702(直)


2015 年 10 ⽉ 8 ⽇
⽇本電気硝⼦株式会社
⽇本板硝⼦株式会社

エンジニアリングプラスチック添加⽤ガラス製フィラーの共同開発に関するお知らせ



⽇本電気硝⼦株式会社(本社:滋賀県⼤津市 社⻑:松本元春。以下、「⽇本電気硝⼦」)と⽇本板
硝⼦株式会社(本社:東京都港区 代表執⾏役社⻑:森重樹。以下、「⽇本板硝⼦」)は、エンジニア
リングプラスチック(以下、
「エンプラ」)の強化及び形状安定材料として使⽤されるガラス製フィラ
ーの共同開発を⾏うことに合意しましたのでお知らせいたします。

1.背景
エンプラは、フィラー(充填剤)と呼ばれるミクロサイズの各種物質を添加することで、強度や各種
耐性を⾼めたり、新しい機能を持たせることが可能であり、近年、⾃動⾞や電気・情報関連機器の部
品の軽量化、⾼機能化等を⽬的として、その需要が⾼まっています。このようなフィラーとして、⽇
本電気硝⼦はエンプラ強化⽤のガラス繊維製品、 チョップドストランド(ガラス繊維を数千本に束ね
所定の⻑さに切断したもの)を、⽇本板硝⼦はエンプラ⼨法安定向上⽤のガラス製品、ガラスフレー
ク®(鱗⽚形状のガラス)を、それぞれ開発、製造及び販売し、品質⾯や供給⾯で今⽇⾼くご評価い
ただいていますが、⼀⽅でユーザーからは更なる機能性向上が求められています。

2.開発の狙い
⽇本電気硝⼦及び⽇本板硝⼦それぞれの製品が持つ特性(チョップドストランドはエンプラの強度
®
向上、ガラスフレーク はエンプラの⼨法安定性向上)をより強く引き出すために、製品の表⾯処理
剤、形状、処⽅等の開発を共同で⾏うこととなりました。これにより、エンプラの機能性向上に寄与
したいと考えます。

3.試供品提供開始時期
2016 年 3 ⽉末を予定しております。

4.ご参考
<⽇本電気硝⼦ チョップドストランド> <⽇本板硝⼦ ガラスフレーク®電⼦顕微鏡拡⼤写真>




(リリース内容に関するお問い合せ先)
⽇本電気硝⼦㈱ 総務部 広報担当 電話:077-537-1702
⽇本板硝⼦㈱ 広報・IR部 電話:03-5443-9477
(製品に関するお問い合わせ先)
⽇本電気硝⼦㈱ ガラス繊維事業本部営業部(東京) 電話:03-5460-2523
⽇本板硝⼦㈱ フレーク・メタシャイン営業部 電話:03-5443-9503

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