太陽光発電所(高圧)向け出力制御の「オンライン化」の実績が100件を突破しました

報道記者各位
2024 年3月 25 日
テスホールディングス株式会社



太陽光発電所(高圧)向け
出力制御の「オンライン化」の実績が 100 件を突破しました

テスホールディングス株式会社(本社:⼤阪市淀川区、代表取締役社⻑:山本 一樹、以下「当社」)は、
連結⼦会社であるテス・エンジニアリング株式会社(本社:⼤阪市淀川区、代表取締役社⻑:髙崎 敏宏、
以下「テス・エンジニアリング」)が、この度、固定価格買取制度(FIT 制度)を活用する太陽光発電所
(高圧)向けの出力制御の「オンライン化」の実績が 100 件を突破いたしましたのでお知らせいたします。


■「オンライン化」とは
電力系統においては、電気を使う量と発電する量(需要と供給)のバランスをとることが重要になりま
す。2012 年から FIT 制度による再生可能エネルギーの導入が進んできたことにより、電気の需要が少ない
時期等には、火力発電の出力制御や地域間連系線の活用等により需給バランスが調整されますが、それでも
電気が余るおそれがある場合には、一般送配電事業者の指示によって発電事業者は太陽光発電等の出力を制
御する必要があります。
出力制御の方法には、現地で直接操作を行うオフライン制御とインターネット等により遠隔から操作を行
うオンライン制御があります。オンライン制御は、当日の需給状況に応じて必要な時間・量のみが出力制御
されることに加え、現地操作が不要のため人件費削減等のメリットが得られることから、当社グループで
は、出力制御システムの導入等によってオフライン制御からオンライン制御に切り替える「オンライン化」
をご提案しております。


■「オンライン化」における当社グループの強み
①豊富な知見とノウハウ
当社グループは、出力制御が本格導入される前に九州電力株式会社(以下「九州電力」)が実施した実証
事業にも参画しており、2017 年に特定のパワーコンディショナーと出力制御システムの組み合わせによる
出力制御の仕組みについて九州電力から認証を得る等、オンライン化に関する知見やノウハウの蓄積を行っ
てまいりました。現在は、沖縄電力株式会社を除く一般送配電事業者からも同様の認証を取得しており、全
国各地において知見とノウハウを活かした「オンライン化」のご提案が可能です。


②ベンダーフリーの立場から柔軟に対応
当社グループは、ベンダーフリーの立場を活かすことで、特定のメーカーの製品に囚われずに、お客さま
の太陽光発電所にとって最適な出力制御システムのご提案が可能です。
③一般送配電事業者への申請から制御システム導入まで一気通貫で対応
当社グループでは、「オンライン化」にかかる一般送配電事業者への申請から実際の制御システム導入ま
で一気通貫で対応することが可能です。




(出力制御システムの構成)


■今後の展望
当社グループは、2030 年に目指す姿として「脱炭素のリーディングカンパニー」を掲げており、
「再生可
能エネルギーの主力電源化」
「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つの領域で事業
を展開しながら、総合的なエネルギーソリューションの提供を行っております。今後も、ICT 技術等の活用
も行いながら、顧客企業のエネルギーに関する多種多様なニーズにお応えしてまいります。


【テス・エンジニアリング株式会社について】
本社 :〒532-0011 ⼤阪市淀川区⻄中島6-1-1新⼤阪プライムタワー
代表者 :代表取締役社⻑ 髙崎 敏宏
設立 :1979 年5月
資本金 :1億円
事業内容 :省エネ・再エネ設備の EPC、オペレーション&メンテナンス(O&M)

再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の⼩売供給(新電力)

エネルギーマネジメントサービス、24 時間遠隔監視サービス、ERAB サービス、
燃料供給サービス(LNG、バイオマス燃料等)他
ホームページ :https://www.tess-eng.co.jp/


■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IR チーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/
※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。
そのため、お電話での対応ができない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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