英国のグループ企業 Reinnervateの3次元細胞培養製品「Alvetex Scaffold」の国際宇宙ステーションにおける宇宙実験器材への採用に関するお知らせ

平成 27 年4月 20 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代 表 者 名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
問合せ先 取 締 役 片山 浩美
(TEL.045-475-3887)




英国のグループ企業 Reinnervate の 3 次元細胞培養製品「Alvetex® Scaffold」
の国際宇宙ステーションにおける宇宙実験器材への採用に関するお知らせ



この度、当社の英国のグループ企業 Reinnervate の 3 次元細胞培養製品「Alvetex® Scaffold」以下、
( Alvetex)
が国際宇宙ステーションにおける宇宙実験器材に採用されましたのでお知らせいたします。

Alvetex は簡単な操作で生体内に近い3次元細胞培養を実現し、より高機能な細胞が得られる培養用プレ
ートであり、癌や iPS 細胞などの研究を進めておられる企業・大学の研究者に、創薬スクリーニング及び
学術研究等の幅広い用途で利用されています。今般、骨粗しょう症等の骨の疾患を研究する Massachusetts
General Hospital の研究チームが、国際宇宙ステーションでの実験器材に Alvetex を採用したものであります。

ReinnervateのChief Scientific OfficerであるStefan Przyborski教授は次のよう にコメントしています。
「Alvetexが注目を集める重要プロジェクトに採用され、本当に喜ばしい限りです。3次元培養の技術は大
学等のアカデミックな研究分野に取り入れられる動きが広がっています。体外で、より生体内に近い構造
や組織、機能を再現することは基本的な細胞生物学の理解を高めるために非常に重要です。 」

また、ReinnervateのCEOであるRichard Rowlingは次のようにコメントしています。「研究チームが調査に
必要な仕様に適合する製品を求めて様々な3次元培養システムを検討していた中、Alvetexはそれらの要件
の全てを満たす数少ない市販製品でした。Alvetexがこうした魅力的なプロジェクトに採用されたことは本
当に素晴らしいことです。 」

当社グループは今後とも、iPS細胞製品の豊富な品揃えや世界的な研究ネットワーク、世界規模の販売チ
ャネルといった優位性を最大限に発揮し、グローバル展開を推し進めてまいります。

以 上

(ご参考)
・Reinnervate について
3次元培養デバイスの開発・製造・販売を手掛け、細胞生物学の卓越した研究拠点とされる英国ダーラム
大学からスピンアウトした大学発ベンチャー企業。
URL:http://www.reinnervate.com/

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