AIの自然言語処理を活用した製品安全業務支援システムの開発を受託-職員の作業負担の軽減と業務効率化を目指す-

プレスリリース

株式会社フォーカスシステムズ
2020 年 10 ⽉ 20 ⽇


AIの⾃然⾔語処理を活⽤した製品安全業務⽀援システムの開発を受託
〜職員の作業負担の軽減と業務効率化を⽬指す〜



株式会社フォーカスシステムズ(東京都品川区、代表取締役社⻑︓森啓⼀、以下「当社」
)は、独
⽴⾏政法⼈製品評価技術基盤機構(東京都渋⾕区、理事⻑︓⾠⺒敬、以下「NITE」
)から、AI の⾃然
⾔語処理(*1)を活⽤した「製品安全業務⽀援システムの開発」を受託したことをお知らせいたします。

NITE 製品安全センターでは、消費⽣活⽤製品等に関する事故情報の収集及び調査・原因究明、さ
らには結果の公表により、製品事故の再発・未然防⽌を図っています。
近年は製品や消費者の使⽤様態が多様化したことに伴い、事故原因もさまざまであることや、蓄積
された事故情報が約 60,000 件にも上っており、そのデータ分析作業のために多くの⼈⼿と時間を要
していました。また、調査の現場においても既存データベースのみでは作業の効率化を図ることが難
しくなってきたことから、AI 関連技術を活⽤した新たなシステムを開発し、業務の効率化・作業省
⼒化が求められていました。

当社は 2019 年に、⼤阪⼯業⼤学様と⾃然⾔語処理を⽤いた教師データ⽣成システムの研究を⾏い
ました。また、2020 年には、パッケージソフト開発会社様の製品サポートサイト運営の仕組み(*2)
として採⽤され、⾃然⾔語処理のノウハウを蓄積してまいりました。そのノウハウと、当社がこれま
で培ってきたシステム開発の技術⼒を合わせ、今回の「製品安全業務⽀援システムの開発」の受託に
⾄りました。
(*1)AI 技術の⼀つで、⼈間が⼿を加えなくてもコンピュータが⾃動的に、⼤量のデータからその
データの特徴を発⾒する技術です。
(*2)顧客の問い合わせ対応履歴から Q&A データを作成するソフトウェアです。

当社は⾃然⾔語処理を利⽤したシステム開発の経験を活かし、これまで複雑で⼿間のかかっていた
データ管理や⼊⼒作業を簡略化し、職員の負担軽減及び業務効率化を実現してまいります。


【独⽴⾏政法⼈製品評価基盤機構について】
独⽴⾏政法⼈製品評価技術基盤機構は、1928 年に輸出絹織物検査所として設⽴されました。
2001 年からは独⽴⾏政法⼈として、製品安全分野、化学物質管理分野、バイオテクノロジー分野、
適合性認定分野、国際評価技術分野の各分野において社会に存在するリスクを顕在化し、確かな技術
と信頼できる情報を提供して、そのリスク低減に貢献することにより国⺠⽣活の安全と持続的な経済
発展の基盤を⽀えています。

HP︓https://www.nite.go.jp/index.html
プレスリリース

株式会社フォーカスシステムズ
2020 年 10 ⽉ 20 ⽇


【フォーカスシステムズについて】
株式会社フォーカスシステムズは、1977 年に設⽴され、公共・通信・情報セキュリティ等、社会
性の⾼い分野におけるシステム開発・運⽤に携わるだけでなく、IoT やクラウド、AI 等、時代の流
れを⾒据えたビジネス展開も積極的に推進しています。
2016 年には東京証券取引所市場第 1 部銘柄に指定され、社会からの評価と共に順調に成⻑してい
ます。
HP︓https://www.focus-s.com/


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社フォーカスシステムズ IR・広報室
メール︓koho@focus-s.com
TEL ︓03-5421-7790

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