イー・ガーディアン、チェンジの共同事業「新規事業開発のためのデジタル/BPO活用プログラム」を提供開始

2024 年 3 月 25 日
株式会社チェンジホールディングス
イー・ガーディアン株式会社


イー・ガーディアン・チェンジの共同事業
「新規事業開発のためのデジタル/BPO 活用プログラム」を提供開始
~DX/新規事業開発の難所を包括的にサポート~

当社の子会社であるイー・ガーディアン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高谷 康久、以下
「イー・ガーディアン」
)と株式会社チェンジ(本社:東京都港区 代表取締役兼執行役員社長:野田 知寛 以
下、
「チェンジ」)は、共同で「新規事業開発のためのデジタル/BPO 活用プログラム」を 2024 年 4 月(予定)
より順次提供を開始することをお知らせいたします。
これまでにイー・ガーディアンとチェンジの両社が培ったノウハウを組み合わせ、デジタルを活用した新規
事業の立ち上げを目指す企業に向けた包括的なサポートを実現します。
※ BPO(Business Process Outsourcing):ビジネス・プロセス・アウトソーシングとは、業務プロセスの一部を一括して外部業者に委

託することで、経営資源のコア業務への集中やコスト削減、固定費の変動費化、業務品質向上を目指す取り組みのことをいう




2018 年に経済産業省により「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン」
が取りまとめられたことを契機として、年々DX に取り組む企業数は増加しています。
このような潮流の中、イー・ガーディアンおよびチェンジは、それぞれの事業領域において、顧客企業の新
規事業立ち上げおよび運営を支援してまいりました(一顧客企業との業務提携や共同事業化を含む)。今回、両
社がこれまでに蓄積したノウハウを組み合わせることで、新規事業開発に特化した上流(企画検討)~下流
(業務運営)までを包括したサービスを新たに展開いたします。


【デジタルを活用した新規事業開発の難所】
多くの企業がデジタル(データ)を活用した新規事業に取り組む一方、成長軌道まで到達する事業はその数
が限られています。イー・ガーディアンおよびチェンジでは、デジタルを活用した新規事業(特に従来の事業
とは異なる販路/サービス・プロダクトおよびマネタイズ方法を新たに設計するもの)の「難所」を次のように
考えております。
◼ ビジネスモデルの設計の「難所」
➢ 新規の事業アイディアに対して従来のビジネスモデルとの比較に終始し、過去の成功体験にあては


まらないことから事業開始判断にいたらない
➢ 自社の既存資産の活用を制約とするあまり具体的/有効なモデル設計に至らない(既存事業とのカニ
バリへの過度な配慮も足枷となる)
◼ サービス設計/デザインの「難所」
➢ 新規事業のアイディアの具体化にあたり、ビジネスプロセスにおけるデジタル/データの活用を描く
ためのノウハウや実績が不足する
➢ デジタルツール(生成 AI、SaaS、IoT、ロボット等)の活用が有効なものと、人による判断/作業が
適するものを切り分けた業務設計が困難
◼ 業務立ち上げの「難所」
➢ Web を活用したマーケ/営業やプラットフォームの運営に必要な業務・機能を補うために複数のパー
トナーを活用した結果、マネジメント工数が肥大化する
➢ 従来事業の機能・資産の活用を目指すが、既存部門からのリソース割当や役割分担などがスムーズ
に進まない(コンタクトセンター機能やオウンドメディアの運用等)


【新規事業開発のためのデジタル/BPO 活用プログラムの概要】
DX 推進の旗振りのもと多くの新規事業が企図されるものの、上記例に挙げたような意思決定・実行の両面の
課題を踏まえ検討段階に即したサービスを提供します。


フェーズ 主たるサービス内容
構想/企画 ✓ 新規の事業アイディアのフィジビリティ精査(難所に対する意思決定のサポート)
✓ 事業の提供価値の設計と外部とのパートナリング/提携のアレンジ
✓ ターゲット顧客の設計と獲得シナリオの設計(含む事業計画の具体化)
サービス設計 ✓ 顧客へのサービス提供・マネタイズに向けたバリューチェーンの設計
✓ 業務プロセスにおけるデジタルツールの活用箇所の特定と選定/調達
✓ 既存事業の機能・資産の活用箇所の具体化とコミュニケーションを含む業務設計
立ち上げ/運用 ✓ 新事業に関わる業務立ち上げのマネジメント
✓ 選定/調達したデジタルツールの設定/利用フォロー
✓ 顧客問合せ、SNS/Web 広告・マーケ業務、各種間接業務の代行(BPO)
✓ IT サービス/プロダクトのセキュリティ対応・運用監視
✓ 事業状況のモニタリング(PDCA)と改善策の設計・実行


本サービスは、総合ネットセキュリティ企業であるイー・ガーディアンが有するケイパビリティと、事業・
業務の DX 化推進を支援するチェンジの強みを融合し、顧客の新規事業の成功確率・成長速度を高めることに
貢献します。本サービスを通じて、2023 年 10 月にチェンジグループとなったイー・ガーディアンは、幅広く
事業シナジーを創出し、さらに企業価値を高めてまいります。


また今後、新規事業の立ち上げに限らず、既存事業の人材不足を解消するための、両社の強み/ノウハウを組
み合わせたサービスを順次提供してまいります。



[参考/今後の共同サービスのコンセプト]
⚫ 多くの業界で人材不足が課題となる中で、生産性向上のためのソリューションを個別に評価/導入する動
きには限界があり、いわゆる「DX 疲れ」も生じ始めている
⚫ AI や RPA、各種 SaaS ツール等の活用による業務効率化の取り組みは大企業~中堅中小企業に至るまで
広範に取り組まれているものの、単発の施策に留まりがちであり、持続的に成果を出す取組に昇華する
ためには、業務の効率化だけではなく、人員配置/活用の評価とセットでの複合的な対応が必要
⚫ 既存人材の働きの最適化(すべきことに時間を使う/1 人あたりの本質的な生産性を高める)を事業/業務
変革とセットで推進する(人材不足解消に向けて「採用強化」以外の選択肢を提供する)
[提供サービスの方向性(順次リリース)]
1. 現有人材の業務配置と人材の流動性分析に基づく働き方/生産性に関する課題診断
2. 組織/業務単位での、人材の配置と生産性施策(デジタルツール活用+外部活用/ソーシング)の組合せ
の設計(業種/職種によるサービスパターンに分けて提供)
3. 人材の再配置に伴うリスキリング(人材育成)の実行
4. 定期的なモニタリングを通じた、人材活用および業務改革/デジタル活用への投資のチューニング




株式会社チェンジホールディングス(https://www.changeholdings.co.jp/)
「Change People、Change Business、Change Japan」をミッションに掲げ、
チェンジホールディングスは、
「生産性を CHANGE する」というビジョンのもと、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジ
タル化を担う NEW-IT トランスフォーメーション事業と DX による地方創生の推進をミッションとするパブリ
テック事業の2つの事業を柱として推進・拡大しています。


イー・ガーディアングループ (https://www.e-guardian.co.jp/)
1998 年設立。2016 年に東証一部上場。2022 年に東証プライム市場へ移行。イー・ガーディアンはネットパト
ロール、カスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断などネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で
提供する総合ネットセキュリティ企業です。センターは、提携先を含めてグループで国内 8 都市海外 3 都市 19
拠点の業界最大級の体制を誇ります。昨今は Fintech・IoT 業界への参入や RPA 開発による働き方改革への寄
与など、時代を捉えるサービス開発に従事し、インターネットの安心・安全を守っております。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社チェンジホールディングス
Control & Management 担当 E-mail:ir_info@change-jp.com


イー・ガーディアン株式会社 担当 : 小野
TEL:03-6205-8857 FAX:03-6205-8858 E-mail:info@e-guardian.co.jp





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