京都大学再生医学研究所共同記者発表 再生医療に向けた新たなヒトESiPS細胞用の高機能凍結保存液「ReproCryo DMSO free」販売開始のお知らせ

平成 27 年 8 月 21 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代表者名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
問合せ先 取締役経営管理部長 帯 田 大悟
(TEL.045-475-3887)

京都大学再生医学研究所 共同記者発表
再生医療に向けた新たなヒト ES/iPS 細胞用の高機能凍結保存液
「ReproCryo DMSO free」販売開始のお知らせ

この度、当社は再生医療に向けたヒト ES/iPS 細胞用の高機能な凍結保存液「ReproCryo DMSO free」の製品化
について、本年 8 月 20 日に京都大学再生医学研究所(再生研)と共同で記者発表し、8 月 24 日に販売を開始す
ることになりましたので、お知らせいたします。


再生医療において、大量のヒト ES/iPS 細胞を長期的に凍結保存し、バンキングすることは必須のプロセス
となります。この度、再生医療に最適な細胞凍結保存液として新たに「ReproCryo DMSO free」を開発いたしま
した。本凍結保存液は、科学的に証明された安全性の高い成分のみで構成されており、再生医療において高い安
全性を提供いたします。また、一度に大量の細胞を凍結することが可能であるため、自動化プロセスにも適して
おります。本技術により、ヒト ES/iPS 細胞を用いた再生医療の実現に大きく貢献してまいります。
なお、本製品は、本年 4 月に発足しました国立研究開発法人「日本医療研究開発機構(AMED)」の開発プロ
ジェクトにおいて京都大学再生医学研究所(再生研)と共同で開発した成果となります。


当社グループは、これまでに培った ES/iPS 細胞の高い技術力と、グローバル規模での先端研究ネットワーク
を強みとして、再生医療の取り組みを進めております。「ReproCryo DMSO free」は、再生医療の事業促進を支
える製品の一つとして極めて重要な位置づけとなり、当社グループ事業の拡大に大きく貢献すると見込んでいま
す。


新たな高機能凍結保存液
「ReproCryo DMSO free」


神経細胞・
ES/iPS細胞
心筋細胞など




凍結 解凍 作製




• 液体窒素による長期保存 ヒト移植の
• 大量保存が可能 早期実現へ
• 高い安全性の維持

以上




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