株式会社ミルボンと株式会社コーセーの資本業務提携に関するお知らせ
平成 29 年 1 月 25 日
各 位
会 社 名 株式会社 ミ ル ボ ン
代表者の役職名 代表取締役社長 佐藤 龍二
(コード番号 4 9 1 9 東証第一部)
問 い 合 わ せ 先 常 務 取 締 役 村井 正浩
T E L 0 6 - 6 9 2 8 - 2 3 3 1
株式会社ミルボンと株式会社コーセーの資本業務提携に関するお知らせ
株式会社ミルボン(以下「ミルボン」といいます。)は株式会社コーセー(以下「コーセー」といいま
す。)と、本日、資本業務提携(以下「本提携」といいます。)に関する契約を締結いたしましたので、
下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 本提携の理由
ミルボンは、1960 年の創業以来、ヘアデザイナーを通じてヘア化粧品を提供し、女性の美しい生き方
を応援したいという信念を基に事業を展開しております。毛髪に関する基礎研究及び製品開発への注力、
最先端の美容トレンドやお客様の嗜好性を取り入れるための現場力、ブランドマーケティングを浸透さ
せるための従業員への教育等がミルボンの強みであり、業界を牽引する原動力ともなっております。
一方、コーセーは、1946 年の創業以来、化粧品を中心とする美の創造企業として、お客様に心から満
足いただける優れた品質の化粧品を作り、一人一人に手渡しする気持ちで製品を届けたいという信念を
基に、事業を展開してまいりました。研究開発に注ぐ情熱や品質への強いこだわり、流通チャネル毎に
細やかに対応した販売体制、お客様の求める多様な価値観にお応えしてゆく独自のブランドマーケティ
ング等がコーセーの強みであり、発展の原動力ともなっております。
日本経済は、企業収益改善に支えられた国内投資回帰の動き、家計所得や雇用環境に改善が見られる
等、緩やかな回復基調が続いておりますが、世界経済の動きを見ると先行きは不透明な状況にあります。
化粧品業界におきましても、成熟しつつある国内化粧品市場では、人口動態の影響による顧客減少や異
業種からの新規参入もあり、競争環境は一層厳しくなっております。国内においては、お客様に選んで
いただける満足度の高い製品を提供することで差別化を図る必要があり、同時に、更なる成長のために
はグローバル展開の加速が必要であると認識しております。
かかる状況及び課題認識を踏まえ、ミルボンとコーセーは、更なる攻めの経営戦略を打ち立てていく
ことが重要であるとの共通認識の下に協議を重ねた結果、事業規模の拡大を図るとともに、両社の強み
を持ち寄り、シナジー効果を発揮させることが重要との結論に至り、両社で事業環境に対する強固な事
業基盤の構築を行い、「世界で戦う日本美容企業集団の競争力向上」に向けて、本日、本提携に関する契
約を締結することで合意致しました。
2. 本提携の内容
(1) 業務提携の内容
ミルボンとコーセーは、両社の強みを持ち寄り、それぞれの技術を生かした共同研究や新製品の
開発・販売及びサービスの提供等に関し、両社で業務提携推進委員会を設置し、以下の分野におい
て業務提携の具体化を進め、両社の事業拡大並びに企業価値の向上に努めてまいります。
① 美容室におけるスキンケア・メイク製品の共同開発及び国内外の販売
② その他製品・サービスの共同開発及び国内外の販売
③ グローバル美容人材の積極的育成と両社の持つマーケティング知見や市場開拓ノウハウの国内
外での活用
(2) 資本提携の内容
上記(1)①記載の業務提携の実施及びその他長期的な提携に繋がる様々な取組みの企画を行うプラ
ットフォームとして、両社による合弁会社を設立する予定であります。設立する合弁会社の概要は
以下の通りです。
本店所在地 東京(予定)
事業内容 美容室におけるスキンケア・メイク製品の企画・開発・マーケティング・販売
設立 平成 29 年 6 月 1 日(予定)
代表者 両社から 1 名ずつ派遣
≫設立及び営業開始の時期は関係当局の認可及び登録等を前提としております。
≫合弁会社の名称、資本金の額、出資比率、代表者等は決定次第お知らせする予定です。
合弁会社を通じた企画・販売スキーム
3. 今後の見通し
本提携が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微でありますが、中長期的に当社の国内事
業の業績向上に資するものです。
以上
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