米国クラリス・バイオセラピューティクス社、ウェブサイト開設のお知らせ

2023 年3月 22 日
各 位
会 社
名 ク リ ン グ ル フ ァ ー マ 株 式 会 社
大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目7番 15 号
住 所
彩都バイオインキュベータ 207
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 安 達 喜 一
(コード番号:4 8 8 4 東証グロース)
問い合わせ先 取 締 役 経 営 管 理 部 長 村 上 浩 一
TEL.072-641-8739

米国クラリス・バイオセラピューティクス社、ウェブサイト開設のお知らせ

当社の提携先であるクラリス・バイオセラピューティクス社 (本社:米国ニュージャージー州ジャージ
ーシティ、最高経営責任者:クラーク・アトウェル、以下「クラリス社」 )が、新たにウェブサイトを開
設しました。
URL: https://clarisbio.com/

クラリス社は、眼科領域において HGF タンパク質の医薬品開発を推進する米国ハーバード大学発バイ
オベンチャーです。当社は、クラリス社と 2020 年4月 13 日付けで License and Supply Agreement を締
結し、クラリス社に対して組換えヒト HGF タンパク質原薬及び関連情報を提供してきました。 クラリス社
は、現在、神経栄養性角膜炎*を対象とする第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験**(プラセボ対象二重盲検比較試験)を
米国とカナダで実施しております。当社は引き続きクラリス社と協業し、HGF タンパク質の適応を眼科疾
患に拡大することによって、医薬品シーズとしての HGF タンパク質の価値を最大化してまいります。
なお、本件による 2023 年9月期の業績予想への影響はありません。



神経栄養性角膜炎:
神経栄養性角膜炎は角膜の変性疾患で、 角膜の知覚が低下することにより、 角膜上皮の障害、 角膜潰瘍、
角膜穿孔などを引き起こす難治性の疾患です 1)。罹患率は人口あたり 0.04%と、極めて稀な疾患ですが、
重症になると視機能の低下、 失明に至ることもあります 2)。 角膜知覚の低下は角膜のウイルス感染、 外傷、
角膜手術や、 糖尿病などの全身症状が原因となり、 角膜疾患の中でも極めて疾病管理が難しいとされてい
1)
ます 。
1) S. Bonini, P. Rama, D. Olzi, and A. Lambiase, Neurotrophic keratitis. Eye 17 (2003) 989-
995.
2) Orphanet: Neurotrophic keratopathy
https://www.orpha.net/consor/cgi-bin/index.php?lng=EN (参照 2023-03-16)

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本試験の詳細は、米国の臨床試験登録データベース ClinicalTrials.gov をご参照ください。
(ClinicalTrials.gov Identifier: NCT04909450)

以上

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