滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第2相TOFU試験における50%超の被験者登録のお知らせ

News Release

2021 年 2 月 1 日
各 位
株式会社リボミック
(コード番号:4591 東証マザーズ)


滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第 2 相 TOFU 試験
における 50%超の被験者登録のお知らせ

このたび、当社100%子会社の RIBOMIC USA Inc.が米国で進めているRBM-007第2相臨床試験
(対象疾患:滲出型加齢黄斑変性、略称名:TOFU試験)につき、被検者の登録(*)が、予定組入
総数(81名)の50%を超えましたので、お知らせいたします。


RIBOMIC USA Inc. CEO の Yusuf Ali は以下のようにコメントしています。「これは会社にとっての
重要なマイルストーン達成であり、被検者、医師、その他パートナーからの大きなサポートを得て
可能となりました。これまでのところ、RBM-007 は非常に優れた安全性を示しています。RBM-007
に関連する有害事象は、注射部位における軽微な炎症一件のみで、点眼薬の治療で 1 週間以
内に治癒しました。RBM-007 の新規メカニズムは、滲出型加齢黄斑変性に苦しむ患者様に、新た
な治療選択肢を提供するものと信じています」。


TOFU試験の実施にあたっては、COVID-19の影響による患者登録一時中断が生じており、また、
今後変異種の出現などの不確実性についても払拭できないものの、治験施設数を増やすなどの
取り組みを進め、COVID-19パンデミック前に計画された通り、TOFU試験の延長試験として実施
中のRAMEN試験と同様、2021年末までに完了することを目標としております。


*COVID-19の影響等による早期脱落の若干例を含みます。


RBM-007について
線維芽細胞増殖因子2(FGF2)の機能を阻害するアプタマーで、加齢黄斑変性における血管新生
と瘢痕形成を同時に抑制する新規な薬理作用を有することが非臨床試験で示されています。特
に加齢黄斑変性における瘢痕形成は、失明の一因と考えられていますが、既存薬には瘢痕化を
直接抑制する作用は確認されておらず、RBM-007は新規の治療法を提供できる可能性がありま
す。
以 上
【本件に関するお問い合わせ先: 経営企画部03-3440-3745】
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