PSCにおけるFlublok原薬輸出事業に係るFDA製造所認可申請に向けた規格試験完了のお知らせ

平成 28 年 12 月 19 日

各 位
会 社 名 株 式 会 社 U M N フ ァ ー マ
代表者名 代表取締役会長兼社長 平野 達義
(コード番号:4585 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 財 務 部 長 橋本 裕之
電 話 0 4 5 - 5 9 5 - 9 8 4 0




PSC における Flublok®原薬輸出事業に係る FDA 製造所認可申請に向けた
規格試験完了のお知らせ


この度、Protein Sciences Corporation(本社:米国コネチカット州、President & CEO:マ
ノン・コックス、以下、
「PSC」 により、
) 当社連結子会社である株式会社 UNIGEN(以下、
「UNIGEN」)
岐阜工場にて試験製造した、季節性組換えインフルエンザ HA ワクチン Flublok®原薬サンプルを
用いた規格試験が完了いたしましたので、お知らせいたします。


PSC と UNIGEN が平成 28 年2月 12 日に合意した、 が米国で販売している Flublok®の UNIGEN
PSC
岐阜工場からの原薬供給に関する正式合意に基づき、PSC が米国 FDA に UNIGEN 岐阜工場の
Flublok®原薬製造に関する認可申請を行うために必要な申請データの取得を進めております。
今回 PSC にて完了した規格試験は、本年 10 月中旬に UNIGEN 岐阜工場より送付した原薬サンプ
ルを用いて同社が進めている認可申請に必要な試験の一つであり、商用生産時の原薬出荷判定に
必要な試験であります。 月 10 日に開始した製剤安定性試験ならびに今回の規格試験も含めて、


スケジュール通りに申請データの取得が進捗しております。


今後とも、当社グループより、PSC に対し申請に必要なデータを提供する一方、PSC において
UNIGEN 岐阜工場が送付した原薬サンプルを用いて申請に必要なデータを引き続き取得すること
で、早期の申請を目指してまいります。


〈ご参考〉
Protein Sciences Corporation について
1983 年に設立された米国コネチカット州メリデンにあるバイオベンチャー企業です。タンパ
ク製造技術 BEVS に関する特許を保有しており、医薬品用タンパク製造のための2つの施設を有
し、予防ワクチン、治療薬、診断薬の研究開発を主な事業としております。同社の季節性組換え
インフルエンザ HA ワクチン「Flublok®(3価)」は 2013 年1月 FDA より 18 歳から 49 歳まで
を対象として製造販売承認を取得し販売を開始、2014 年 10 月には 50 歳以上についても接種対
象となっております。
2016 年4月 19 日に Sinergium Biotech 及び Mundo Sano と、また 2016 年 6 月 28 日に当社
とジカウイルスワクチン開発に係るパートナーシップ契約を締結しております。
2016 年 9 月 7 日に米国保険省の関連組織である BARDA(Biomedical Advanced Research and
Development Authority)より、新型インフルエンザウイルスによるパンデミック発生時に新型
インフルエンザワクチン Panblok®(当社での開発コード UMN-0501)の供給と備蓄に関する最大
610 百万ドルの補助金に採択されたと発表しております。
2016 年 10 月 11 日に FDA に申請していた季節性組換えインフルエンザ HA ワクチン「Flublok®
(4価)
」について、18 歳以上を対象として製造販売承認を取得したと発表、来シーズン以降
「Flublok®(4価)
」を市場に投入するとしております。


以上

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