米国臨床開発拠点開設のお知らせ

2019年2月4日
各 位
会 社 名 カルナバイオサイエンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉野 公一郎
(コード番号:4572)
問合せ先 取締役経営管理本部長 山本 詠美
(TEL: 078-302-7075)


米国臨床開発拠点開設のお知らせ

当社は、自社で創出した医薬品候補化合物の海外における臨床試験を推進するため、当社米国子会
社であるCarnaBio USA, Inc.にClinical Development Divisionを新設し、その活動拠点として米国カ
リフォルニア州サウスサンフランシスコ市に臨床開発オフィスを開設いたしましたのでお知らせいた
します。
当社は、キナーゼ等を標的とした画期的新薬の創製を目指して、がんや免疫炎症疾患等のアンメッ
ト・メディカルニーズが高い疾患に重点をおいて研究開発を行っております。今後、当社が生み出す医
薬品候補化合物は、新設した米国臨床開発拠点が中心となって、米国で臨床試験を実施し、迅速かつ最
適な戦略で新薬開発を推し進めていく予定です。
当社代表取締役社長の吉野公一郎は、
「このたび、米国サウスサンフランシスコに臨床開発拠点を開
設したことで、当社設立以来の目標であった自社臨床試験実施の土台ができ、大変うれしく思います。
当社の重点領域である、がんの臨床開発を迅速に進めていくためには、開発の主要拠点を米国に置く
ことが最適と判断いたしました。
」と述べています。
当社取締役研究開発本部長の澤匡明は、
「新たにオフィスを開設したサウスサンフランシスコ周辺は
製薬企業が多いため、迅速に臨床開発を進めていく環境が整っています。まずは当社が開発したBTK阻
害薬AS-1763の米国における治験開始に向けて準備を進めていきます。
」とコメントしています。
なお米国ではカルナバイオC-Labにおいて新しい創薬技術の開発を目指して研究を進めておりまし
たが、1月25日付リリース「新しいスクリーニングシステムに関する研究成果の学術雑誌「Scientific
Reports」への掲載のお知らせ」に記載されるような一定の成果を挙げることができたことから、今後
は、創薬事業における米国での活動を研究から臨床開発にシフトさせるため、1月末付けでC-Labを閉
鎖いたしました。
<CarnaBio USA, Inc. Clinical Development Divisionについて>
所在地:400 Oyster Point Boulevard, South San Francisco, CA 94080, USA
開設日:2019年2月1日
目的:カルナバイオサイエンスが創製した医薬品候補化合物の臨床開発
以上
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