顧客視点でのネットとリアルの融合(DXソリューション)及び 導入・維持コストの削減を目指すプラットフォームサービスの提供

2022 年3月1日




各位
会 社 名 gooddays ホールディングス株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 小 倉 博
(コード番号:4437 東証マザーズ)
問合せ先 グ ル ー プ 企 画 部 長 加 藤 健 輔
(TEL.03-5781-9070)




顧客視点でのネットとリアルの融合(DX ソリューション)及び
導入・維持コストの削減を目指すプラットフォームサービスの提供

~オープンリソース株式会社、株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ、
株式会社 4U Applications の3社の協業による推進~


gooddays ホールディングス株式会社(代表取締役社長:小倉博)の子会社オープンリソ
ース株式会社(代表取締役社長:小倉博、以下「オープンリソース」) は、株式会社三越伊
勢丹ホールディングス(代表執行役社長 CEO:細谷敏幸)の子会社である株式会社三越伊勢
丹システム・ソリューションズ(代表取締役社長:箕輪康浩、以下「三越伊勢丹システム・ソリ
ューションズ」 )と、株式会社ヴィンクス(代表取締役社長執行役員:今城浩一)の子会社で
ある株式会社 4U Applications(代表取締役社長:速水誠、以下「4U Applications」)の3
社で、流通・小売を中心とした企業に向けて、リアルとネットの融合を目指し、 「ユーザー
主導開発(内製化推進)を可能とするソリューション」を提供する協業を推進することに合
意しましたので、お知らせいたします。

【協業の目的】
新型コロナウイルスの影響により消費者行動、マーケットのトレンドなどが大きく変化
する中、流通・小売業界では、オンライン(ネット)とオフライン(リアル店舗)をシーム
レスに融合し、時代の変化に応える新たな顧客体験創出への取り組みが求められています。
顧客、店舗、EC、商品、スタッフ、サービスなど、文字どおりオンラインとオフラインの構
成要素を組み合わせ、顧客サービスをネクストステージに押し上げる変革が必要です。
しかしながら、現実には既存のレガシーシステムがサイロ化・複雑化・ブラックボックス
化しているため、 迅速なシステム開発が行えず、開発期間の長期化や運用コストの増大を招
いていることで、ICT を活用した事業・業務変革を進める事ができない企業も少なくありま
せん。私ども3社は、こうした状況が日本の流通・小売業界におけるデジタルトランスフォ
ーメーション(以下「DX」 )の推進の阻害要因になっていることに大きな危機感を持ち、力
を合わせて DX 実現ソリューションを提供する取り組みを推進することといたしました。

この取り組みにおけるポイントは、次の3点です。
① サイロ化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムに大きく手を加えることな
く新しいサービスを開発すること
② ベンダー依存を回避し、ユーザー主導の開発の内製化によるシステム開発を可能にす
ること
③ 流通・小売における要石である POS をオープンで拡張性の高いものにすること

これらを、三越伊勢丹システム・ソリューションズの DX システム基盤である MI-BPF(エ
ムアイビジネスプラットフォーム) 、オープンリソースのクラウドサービス Redx(リデック
ス)、4U Applications のオープンで拡張性の高い POS4U フレームワーク(ポスフォーユー
フレームワーク)を組み合わせて新たなソリューションとして提供してまいります。

【今後の予定について】
本件流通小売業向け DX ソリューション分野における協業は、2022 年度をスタート年度と
位置づけ、流通・小売業界のキープレイヤーを中心に 10 社程度のお客様への導入・サービ
ス提供を目指します。
尚、本件による当社の 2022 年3月期の連結業績に与える影響は軽微であります。今後、
業績への重大な影響が認められる場合には速やかにお知らせいたします。
以 上
【Redx・POS4U フレームワーク・MI-BPF について】

<Redx>
「Redx」の第一弾であるクラウド POS は、汎用的クラウド技術をベースとし、プラグイン
型モジュールをクラウド化することでシステム連携の疎結合を実現しました。クラウド化
するにあたっては、大手専門店、量販店、スーパーマケット等に納品した POS システム約
40,000 台の実績がある POS4U フレームワークをベースに開発しています。今後、 顧客、
EC、
店舗スタッフを繋ぐクラウド店舗 DX の提供を予定しており、ロックイン状態にある課題の
解決と DX を推進する環境を提供することを目的とし、クラウドサービス「Redx」を展開し
て参ります。
【特徴】
・クラウド型サービス(標準 model)として提供し導入コストの半減と導入期間を短縮
・ロックイン状態を解消し、システム開発の内製化を推進することで維持コストを半減
・標準プラグインモジュール(有人 POS、セルフ POS、モバイル POS 他)から選択可能
・個別の導入企業向けに、カスタマイズプラグインモジュールとして提供可能
・業態に応じた複数の標準モジュールを提供予定
Redx 公式ホームページ:https://redx.jp/index.html


<MI-BPF>
MI-BPF は、日本を代表する百貨店の新たな顧客チャネルづくり、サービス提供を素早く、
タイムリーに実現するために開発された、まさに DX を推進する ICT 基盤です。レガシーシ
ステムなどの既存システムとは、 必要最小限の連携のみで大きく影響を与えることなく、 顧
客がアクセスするフロントシステムに対して API 呼び出しによるアプリケーション機能を
提供、 また、 必要なデータを連携するためのマイクロサービス化された iPaaS 的なクラウド
サービスです。三越伊勢丹グループがお客様にデジタル領域で提供している「おもてなし
DX」と呼ぶべき各種の新サービスは、この MI-BPF をベースに開発してきており、DevOps 基
盤上でアジャイル開発により、 これからも新たな機能追加、 コンテンツ取り込みにより進化
を続けていきます。


<POS4U フレームワーク>
小売全業種をカバーする POS アプリケーションのフレームワークです。2022 年 2 月現在、
スーパー、百貨店、家具・生活雑貨、ホームセンター・ディスカウントストア、外食、コン
ビニ(海外)の全業種で稼働中。フレームワーク上で動作する部品(アプリケーションプラ
グイン)を取り換えることにより、様々な業種、個別カスタマイズに対応しています。POS
アプリケーションは、追加カスタマイズを重ねることが多いソフトウェアです。従来の POS
アプリケーションはカスタマイズを重ねるごとに肥大化し、いわゆるスパゲティー状態に
なりやすいものでした。POS4U では機能を追加するだけではなく、取り除く、部品を交換す
る機構を実装し、肥大化を防ぎました。ソフトのバグは、作成者の予期しないルートを通っ
た時に発現するものが多い傾向にあります。POS4U は個々の小売にとって必要な機能のみを
入れることにより、この「予期しないルート」を減らし、シンプルで障害の少ないアプリケ
ーションを実現しています。

【連携イメージ図】




≪お問い合わせ先≫
gooddays ホールディングス株式会社 広報担当 河内
住所:東京都品川区北品川1丁目 23-19 GOODOFFICE 品川
E-mail:gdh-pr@gooddays.jp TEL:03-5781-9070

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