岩谷産業と共同構築したガス使用データと電力データを用いた宅内行動検知モデルの優位性を「IEEE SMC 2023」で論文発表

報道関係者各位
2023 年 7 ⽉ 25 ⽇
株式会社 JDSC


岩⾕産業と共同構築したガス使⽤データと電⼒データを⽤いた
宅内⾏動検知モデルの優位性を「IEEE SMC 2023」で論⽂発表

株式会社 JDSC(本社:東京都⽂京区、代表取締役:加藤 エルテス 聡志、以下「JDSC」)は、岩⾕産業
株式会社(本社:⼤阪市中央区・東京都港区、代表取締役 社⻑執⾏役:間島 寬、以下「岩⾕産業」)と
共同で構築したガス使⽤データと電⼒データを⽤いた宅内⾏動検知モデルの優位性を 2023 年 10 ⽉に⽶
国ハワイで開催される「2023 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics(IEEE
SMC 2023)」で論⽂発表します。今後は本モデルを活⽤し、両社でフレイルリスク検知の⾼度化および
予防サービスの開発を⽬指します。


JDSC は、2020 年から電⼒データから外出回数や睡眠情報、活動量などの情報を抽出し、フレイル状態
の⽅および健康な⽅それぞれの⽣活習慣に関するパターンを⼤量に学習することで、⾼齢者のフレイル
状態を検知できる「電⼒データ解析によるフレイル検知 AI 技術」(特許第 6830298 号)の社会実装を推
進しています。JDSC と岩⾕産業は、東京⼤学⼤学院情報学環 越塚登研究室の協⼒のもと 2022 年 1 ⽉
から岩⾕産業が展開する IoT プラットフォーム「イワタニ ゲートウェイ」を活⽤し、ガス使⽤データと
電⼒データを⽤いた「外出、⾷事、⼊浴を対象とした宅内⾏動検知」をテーマとした実証実験を⾏い、4
グループ 7 ⼈を対象に⾏動検知モデルに必要なモニターによるライフログ(教師ラベル)、ガス・電⼒デ
ータを収集し、各世帯における対象⾏動有無の 2 分類を⾏う AI モデルを構築し、評価を⾏いました。こ
の結果、ガス使⽤データのみの分析でも⼀定精度で宅内⾏動検知が可能であることを解明するとともに、
ガス使⽤データと電⼒データそれぞれ単独での検知に⽐べ、両者を組み合わせた際の⾏動検知の優位性
を確認しました。


JDSC は、本成果を「Application of Smart Meters for Detecting Human Activity: Concept and Case Study」
として、2023 年 10 ⽉ 1〜4 ⽇に⽶国ハワイで開催される「2023 IEEE SMC」で論⽂発表します。
報道関係者各位
2023 年 7 ⽉ 25 ⽇
株式会社 JDSC


JDSC は、今後も蓄積されたデータサイエンスの知⾒を基に、AI や機械学習、数理最適化などの先端技
術を社会実装することで、⽇本のアップグレードを⽬指していきます。


以 上


■2023 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics(IEEE SMC 2023)
https://ieeesmc2023.org/


■イワタニ ゲートウェイ




■株式会社 JDSC について https://jdsc.ai/
JDSC は、物流最適化や需要予測、フレイル検知や教育など、基幹産業を中⼼とした幅広い分野で、⼀気
通貫型の⾼付加価値な AI ソリューションを提供しています。アルゴリズムモジュールの開発とライセン
ス提供事業、IT システムの開発と運⽤事業、データサイエンスに関するビジネスマネジメント事業を⾏
い、業界全体の課題解決に AI を活⽤し、⽇本の産業のアップグレードを⽬指しています。


《JDSC の3つの特⻑》
1. AI アルゴリズムに関する技術⾯での豊富な知⾒
2. AI による解決策の提⽰から実⾏まで⼀気通貫で⽀援するビジネス⾯での⾼い執⾏能⼒
3. ⼤⼿企業との共同開発と産業横展開を両⽴する⽣産性の⾼いビジネスモデル




【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社 JDSC 広報担当 info@jdsc.ai

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