電通、南アフリカの大手クリエーティブエージェンシー「フォックスP2社」の株式過半数を取得で合意

2017 年 10 月 17 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、南アフリカの大手クリエーティブエージェンシー
「フォックス P2 社」の株式過半数を取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、南アフリカの大手クリエーティブ
エージェンシー「FoxP2 Holdings Proprietary Limited」
(本社:ケープタウン市、CEO:Charl
Thom、以下「フォックス P2 社」
)の株式過半数を取得することにつき、同社株主と合意しま
した。


4 名の起業家によって 2005 年に設立されたフォックス P2 社は、革新的な結果を生み出すこ
とをモットーに、戦略・デザイン・デジタルの各領域を統合的に結び付けるビジネスを展開す
ることで成功し、現在ではヨハネスブルクに支店を有するなど、83 名の社員を抱える総合クリ
エーティブエージェンシーへと成長しています。


同社の強みはそのクリエーティビティーにあります。全世界の有力広告賞の受賞者リストを
ベースに広告会社の受賞数ランキングを毎年発表している英国の「The Gunn Report」
(ガン・
レポート)では、フォックス P2 社は 2016 年ランキングで南アフリカの 2 位に位置付けられて
います。また 2017 年には、同社制作の作品が国際的な広告賞である英国 D&AD 賞や米国 One
Show を受賞し、顧客企業からは高く評価されています。


株式取得後、当社は、フォックス P2 社と南アフリカに展開するグループ各社との連携で相
乗効果を高め、成長戦略を加速させていきます。


電通イージス・ネットワークが本年 6 月に発表した「世界の広告費成長率予測」では、南ア
フリカの 2017 年と 2018 年の広告費はそれぞれ前年比で 5.0%増、5.3%増と安定した成長が続
くと予測しています。


なお、本件が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。



※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10 のグローバルネットワーク・
ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10 のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand
Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を指
します。





【フォックス P2 社の概要】
社 名 : FoxP2 Holdings Proprietary Limited(フォックス P2 社)
本社所在地 : 南アフリカ・ケープタウン市
※ヨハネスブルク市に営業拠点を持つ
設 立 : 事業開始は 2005 年、現在の法人組織となったのは 2011 年 10 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 52.05%
同社経営幹部 47.95%
収益(Revenue): 6,100 万南アフリカランド(約 5.1 億円)
(2016 年 12 月期)
代 表 者 : Charl Thom (CEO)
従業員数 : 83 名
事業内容 : クリエーティブ領域全般のサービスを提供


以 上





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