電通、ニュージーランドのデジタルクリエーティブ・エージェンシー「リトル・ジャイアント社」の株式100%取得で合意

2017 年 8 月 31 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、ニュージーランドのデジタルクリエーティブ・エージェンシー
「リトル・ジャイアント社」の株式 100%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ニュージーランドのデジタルクリ
エーティブ・エージェンシー「Little Giant Design Limited」
(本社:オークランド市、創業者
兼 CEO:Mark Hurley、以下「リトル・ジャイアント社」)の株式 100%を取得することにつ
き同社株主と合意しました。


リトル・ジャイアント社は 2011 年設立と歴史の浅いエージェンシーではあるものの、その
強みであるデザインやコピーライティングなどのクリエーティブを中心に、ビジネスやコミュ
ニケーション戦略の策定、デジタルキャンペーンの設計・実施とデータを活用したその効果の
検証、最新テクノロジーを活用したアプリやゲームの開発、ソーシャルコンテンツの制作とい
ったデジタルコミュニケーション領域全般のサービスを提供しています。


本件買収の目的は、当社グループの 10 のグローバルネットワーク・ブランド※の 1 つで、デ
ジタルクリエーティブに強みを持つ Isobar(アイソバー)の拠点をニュージーランドにローン
チすることにあります。これにより、当社グループは同国においても、デジタルエコノミー時
代に十分な競争力を兼ね備えたグループへと進化することが可能になります。
株式取得後、当社はリトル・ジャイアント社を Isobar(アイソバー)のネットワークに組み
込み、ブランド呼称を Little Giant - Linked by Isobar(リトル・ジャイアント・リンクト・
バイ・アイソバー)とし、グループ会社との連携によりシナジーを生み出していくことで、ニ
ュージーランドにおける成長戦略を加速させていきます。


なお、本件が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。




※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10 のグローバルネットワーク・
ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10 のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand



Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を指
します。


【リトル・ジャイアント社の概要】
社 名 : Little Giant Design Limited(リトル・ジャイアント社)
本社所在地 : ニュージーランド・オークランド市
設 立 : 2011 年 5 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue): 430 万ニュージーランド・ドル(約 3.4 億円)(2016 年 12 月期)
代 表 者 : Mark Hurley(創業者兼 CEO)
従業員数 : 40 名
事業内容 : デジタルクリエーティブを中心にデジタルコミュニケーション領域全般の
サービスを提供


以 上





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