電通、英国のデータ分析コンサルティング会社「アクイラ・インサイト社」の株式100%取得で合意

2017 年 7 月 6 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、英国のデータ分析コンサルティング会社
「アクイラ・インサイト社」の株式 100%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、英国は独立系最大のデータ分析コ
ンサルティング会社「Aquila Insight Limited」(本社:エディンバラ市、共同創業者兼共同
CEO:John Brodie、Warwick Beresford-Jones、以下「アクイラ・インサイト社」)の株式
100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。


アクイラ・インサイト社は、60 名以上のデータ分析者などの専門家を抱え、独自のデータプ
ラットフォームを有しています。これらの専門性を背景に、欧州全土のトップブランド企業に
対し、予測分析・メディアミックスの最適化・デジタルアナリティクス・CRM 戦略の構築とい
った領域で高度なサービスを提供し、企業のマーケティング ROI 向上などに貢献しています。


本件買収の目的は、データ分析を基に企業のマーケティング活動を支援する当社グローバル
ネットワークブランド「Merkle」※(マークル、本拠地:米国メリーランド州)の、同サービ
ス領域におけるグローバルリーダーとしての地位をさらに高めることにあり、当社はこの買収
がマークルの英国市場および欧州地域におけるデータ分析サービスの機能と規模を拡充するグ
ローバル戦略に合致すると判断しました。


買収後、当社はアクイラ・インサイトを Merkle のネットワークに組み込み、ブランド名を
「Merkle|Aquila」(マークル・アクイラ)に改称し、グループ各社との連携を密にするこ
とで、英国市場および欧州地域での成長戦略を加速させていきます。
これにより、Merkle の英国を含む欧州地域における専門スタッフは 850 名超となります。


なお、本件が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。



※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10 のグローバルネットワーク・
ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10 のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand
Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を指
します。





【アクイラ・インサイト社の概要】
社 名:Aquila Insight Limited(アクイラ・インサイト社)
URL:www.aquilainsight.com
本社所在地:英国スコットランド・エディンバラ市
・ロンドン市にも本社機能を置き、ダービー市にも営業拠点を構える
設 立:2012 年 1 月
株主構成 :株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):570 万イギリスポンド(約 8.3 億円)(2016 年 12 月期)
代 表 者 :John Brodie (Joint CEO and Co-Founder)
Warwick Beresford-Jones (Joint CEO and Co-Founder)
従業員数 :62 名
事業内容 :予測分析、メディアミックスの最適化、デジタルアナリティクス、CRM 戦略な
どのサービスを提供


以 上





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