電通、スポーツとエンターテインメントに特化したVRビジネス開発支援体制を強化

2018 年 6 月 18 日


電通、スポーツとエンターテインメントに特化した VR ビジネス開発支援体制を強化
― リアルと VR を行き来する新しいスポーツ観戦体験を提供する「Fanglass」を開発 ―


株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、市場の拡大が見込まれるスポーツ・
エンターテインメント領域のバーチャルリアリティー(以下「VR」)ビジネス開発支援体制を
強化していきます。
当社はこれまでも、スポーツ観戦の没入型ライブ中継サービス用の VR プラットフォームを
開発する米国「LiveLike Inc.」(以下「ライブライク社」)への出資、あるいは、グループ横
断組織「Dentsu VR Plus」の発足などを通じ、VR 領域のビジネス化を推進してきました。中
でも、特にスポーツ・エンターテインメントコンテンツは有望分野であることから、専門人材
や外部ネットワークの拡充を図るなどチーム体制の強化に踏み切りました。


スポーツ・エンタテインメントコンテンツ体験の第 1 弾として、リアルと VR を行き来する
新しいスポーツ観戦体験のためのプロトタイプ「Fanglass」(http://fanglass.jp)を開発しました。


<Fanglass の概要>
ライブライク社の技術をベースにスポーツ観戦体験に最適化された UI
(ユーザーインターフ
ェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)を持つ Fanglass は、ゴーグルをかけるだけで例
えばサッカーであればゴール裏や VIP ラウンジなどさまざまなアングルからスポーツを楽しむ
ことが可能です。Fanglass に搭載された「ソーシャル VR 機能」では、離れたところにいる仲
間が VR の中にアバターとして現れて一緒に好きなチームを応援したり、次の展開を予想した
りすることが可能になるなど、その場を共有する感覚で観戦が楽しめる次世代型のスポーツ体
験を実現します。


Fanglass は主に次の 2 つの要素から構成されます。


①直感的に操作可能な VR による UI「Face Flick」
顔を向けるだけで直感的に欲しい情報を選べる UI「Face Flick」は、既存の VR による UI
にとらわれることなく、エントリーユーザーの利便性を念頭に設計されています。





②開いた状態から一瞬で磁石によって組み上がる特殊設計のゴーグル。
スマートフォンを入れて使用します。




今後も当社は、VR・AR(拡張現実)を広告ビジネスだけでなく、顧客企業やパートナー企
業とのビジネス開発にも利活用することで、VR 内のスポーツ視聴体験において、全く新しい
サービスやソリューションの開発を進めていきます。

以 上




【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレートコミュニケーション局 広報部
渓、升森 TEL:03-6216-8041


【事業に関する問い合わせ先】
株式会社電通 Dentsu VR Plus
金林 Email:dentsuvrplus@dentsu.co.jp





3715