電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」のクラウド対応

Press Release
2015 年 8 月 10 日
報道関係各位




電子カルテシステム「MI・RA・Is シリーズ」の
クラウド対応

~システムの TCO 1 削減やセキュリティ対策の強化を支援~



株式会社CEホールディングス(東証一部)で、電子カルテシステムの開発・販売を行
う株式会社シーエスアイ(代表取締役社長:杉本惠昭、本社:札幌市白石区、以下 CSI)
は、主力の電子カルテシステム「MI・RA・Is シリーズ」をクラウド対応し、本日より本格
販売を開始します。


政府諸施策により、地域医療連携、医療介護連携の構築が進められる中、当社がターゲ
ットとしております中小規模病院におきましては、業務の効率化や医療安全の向上の観点
からも、医療の ICT 化、とりわけ電子カルテシステムの導入ニーズが高まっております。


しかしながら、病院によってはサーバーの設置スペース、ICT 運用要員の確保、さらに、
震災などからカルテ等の医療データを守る方法等に課題を抱えている病院も少なからずあ
ります。
これらの課題を解決するため、CSI は、既に一部で行っていた主力の電子カルテシステ
ム「MI・RA・Is シリーズ」のクラウド対応を完了し、クラウド型システムとして現行のク
ライアントサーバー型システムと併売することとしました。クラウド型システムはデータ
センターと現場に設置された端末で運用され、課題解決に加え様々なメリットが生まれま
す。
なお、CSI は、今後 3 年間で 50 件の導入を目標として、「MI・RA・Is シリーズ」のク
ラウド対応に取り組んでまいります。
主な製品の特長、および利用した時のメリットは以下の通りです。


1.省資源運用
■ システム運用をデータセンターで行うため、サーバー室などのセキュリティスペース
の確保が不要となり、院内スペースを有効活用できます。
■ サーバーの運用コストに加え、空調費用や専門要員の確保・教育などの TCO を軽減し
ます。


2.事業継続性の確保、セキュリティ対策
■ 安全なインフラ設備と強固なセキュリティを確保したデータセンターを利用するこ
とにより、データの保全性をより高めることができます。


3.地域医療連携システム等をスムーズに利用
■ 業界トップクラスの地域医療連携システム「ID-Link※2」や、介護システム「Personal
Network ぱるな※3」との連携を、データセンター側の設定のみでスムーズに利用する
ことができます。


4.現場ニーズにあった端末選択
■スマートデバイス等のマルチプラットフォームにも対応しています。



CSI は、今後も政府諸施策を視野に入れながら、常に付加価値の高いサービスを提供し、
医療機関の様々な課題の解決と、患者サービスの向上に貢献してまいります。


※1 TCO・・・TCO(総所有コスト)とは、コンピュータシステムの導入、維持・管理な
どにかかる費用の総額のこと。


※2 ID-Link・・・株式会社エスイーシー(本社:北海道函館市、代表取締役社長:永井英夫)
が提供しており、各医療施設内の専用サーバーに格納された診療情報を、同社のサー
ビスセンタを経由して閲覧する仕組みとなっている。


※3 Personal Network ぱるな・・・エヌ・デーソフトウェア株式会社(東証二部、本社:
山形県南陽市、代表取締役社長:佐藤廣志)が開発した医療・介護・生活支援一体型
システム。CSI の電子カルテシステム「MI・RA・Is シリーズ」とシステム連携するこ
とにより、医療と介護の情報をシームレスに共有できる。
【株式会社シーエスアイ 会社概要】
〒003-0029 札幌市白石区平和通 15 丁目北 1 番 21 号
代表取締役社長 杉本 惠昭
事業内容:電子カルテシステムの開発・販売
Web サイト:http://www.csiinc.co.jp


【本製品に関するお問合わせ先】
株式会社シーエスアイ 事業企画推進部
TEL:(03)5439-5550
E メール:seihin_info@csiinc.co.jp

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