新社屋建設について

令和4年 10 月 31 日
(コード番号 4025)
https://www.takichem.co.jp/


新社屋建設について

当社は、兵庫県加古川市別府町新野辺にある社有地に新社屋を建設することを決定いたしました。


1.建設の理由
現本社の老朽化に伴い、今後大規模な災害が発生した際、建物の倒壊などによって本社機能喪失の恐れ
があり、BCP対策を含めた社員の安全性確保の観点から、災害に強い本社を新築することを決定しまし
た。部署間のコミュニケーションがとりやすく、多様な働き方に対応した執務空間をつくり、業務の効率
化、業務の幅を広げていき、当社のさらなる発展を目指してまいります。


2.新社屋の内容
(1)所在地 兵庫県加古川市別府町新野辺 3044~3051 番地(自社所有地)
(2)敷地面積 3,475.57 ㎡
(3)建築面積 建築面積 1,039.75 ㎡ 延床面積 2,994.88 ㎡
(4)資金計画 自己資金




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(玄関ホールイメージ) (執務室フロアイメージ)
玄関ホールは来客を迎えるスペースとして設えます。 14m×38mの無柱空間の中を家具レイアウトや

多木化学の事業や歴史について映像展示で紹介する 間仕切の自由度が高いオフィス空間とします。

スペースとします。 また、アグリ&グリーンの共創空間を体現します。



※ 設計コンセプト
「アグリ&グリーンの共創空間」
~次世代の多木化学を担う若者、女性の意見や希望を取り入れた社屋~


●「農」に根差した「緑」の空間
当社の祖業にして、現在も主力事業である農業に根差した「緑」の空間は、季節を巡るなかで、
樹木が実をつけ、花が咲き誇ります。植物が成長する姿は、当社の持続的な発展成長を表現する
ものです。


●「ヒト」を惹きつけ、イノベーションを誘発する「共創の空間」
社内のみならず社外の「ヒト」をも惹きつけるリアル空間とそのオフィス空間は、新しい働き方
に即応してイノベーションを誘発する「共創の空間」として、活動の仕組みを備えます。


●「地域」に根差し、
「自然」とつながる建築
地域に根差し、かつての日本家屋のように建築の内外が連続した、自然との係わりや周辺との
関係を含めた環境全体と応答する建築です。


●「環境&安全」を統合した長寿命建築 *
SDGsへの対応、気候変動への影響低減や地球環境の貢献への対応としての「ZEB Ready」実現
のため、パッシブデザイン(自然採光・自然換気・日射遮蔽等の建築的工夫)を基本とします。
その性能については、大地震や台風・豪雨などの自然災害リスクへの対応にも効果を発揮します。


*ZEB Ready とは

省エネで基準一次エネルギー消費量から 50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物のこと

を指します。




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3.設計会社の概要
(1)名称 株式会社山下設計
(2)所在地 東京都中央区日本橋小網町6丁目1番(東京本社)
大阪府大阪市中央区南船場2丁目3番2号(関西支社)
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 藤田 秀夫
副社長執行役員支社長 筬島 亮
(4)事業内容 建築設計・監理
(5)資本金 1億円
(6)設立年月 昭和3年(1928 年)5月


4.建設会社の概要
(1)名称 株式会社鴻池組
(2)所在地 大阪市中央区北久宝寺町3丁目6番1号
本町南ガーデンシティ(大阪本店)
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 渡津 弘己
神戸支店長 加藤 一哉
(4)事業内容 総合建設業
(5)資本金 53 億5千万円
(6)設立年月 大正7年(1918 年)6月


5.建設の日程
(1)建設着工 令和4年 11 月(予定)
(2)竣工 令和6年1月(予定)


6.今後の見通し
当該新社屋建設により見込まれる諸費用は、主として将来的に発生するものであり、令和4年 12 月期
の業績に与える影響は軽微であります。
以 上




≪本件に関するお問合せ先≫
多木化学株式会社 総務人事部長 大橋 正 兵庫県加古川市別府町緑町2番地
TEL:079-437-6002 E-mail:somu@takichem.co.jp


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