開発不要の公的個人認証サービス機能「ProTech マイナンバーIC認証」リリースのお知らせ

2023 年5月 30 日
各 位
会 社 名 株式会社ショーケース
代表者名 代表取締役社長 永田 豊志
(コード番号:3909 東証スタンダード)
問合せ先 コーポレート本部長
兼 経営企画部長 兼 人事部長
森 友也
(TEL 03-6866-8555)



開発不要の公的個人認証サービス機能「ProTech マイナンバーIC 認証」リリースのお知らせ

株式会社ショーケース(東京都港区、代表取締役社長:永田豊志、証券コード:3909、以下ショ
ーケース)が開発・提供するオンライン本人確認/eKYC ツール「ProTech ID Checker」に、開発不
要の公的個人認証サービス機能「ProTech マイナンバーIC 認証」を 2023 年6月下旬にリリースい
たします。




https://ekyc.showcase-tv.com/mynumber


■開発に至る背景
デジタル庁は、マイナンバーカードの IC チップに搭載された電子証明書を利用して、オンライン
で利用者本人の認証や契約書等の文書が改ざんされていないことの確認を公的に行うための安全・
確実な本人確認を行う公的個人認証サービスを進めています。
2023 年1月時点で、マイナンバーカードの有効申請件数は運転免許証の発行枚数を超え、人口の
3分の2(約 8,300 万件)に達しており、今後も政府によって公的個人認証サービスを含む、マイ
ナンバーカードの普及・利用拡大が推進されていくことが予想されます。


ショーケースでは、2019 年よりオンライン本人確認/eKYC ツール「ProTech ID Checker」の提供
を開始し、現在に至るまで金融機関や古物商をはじめとした 140 社以上に導入してきました。

このような社会的な流れの中、企業と顧客を「より安全に」「よりカンタンに」つなぐ、公的個
人認証を使ったオンライン手続きを提供するため本機能の開発を決めました。


■「公的個人認証サービス」とは
「公的個人認証サービス」とは、オンラインで(=インターネットを通じて)申請や届出といっ
た行政手続などで他人による「なりすまし」やデータの改ざんを防ぐために用いられる本人確認の
手段です。「電子証明書」と呼ばれるデータを外部から読み取られるおそれのないマイナンバーカ
ード等の IC カードに記録することで利用が可能となります。

署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2種類があり、本人確認で利用される証明書は、
署名用電子証明書となります。


■「ProTech マイナンバーIC 認証」について
「ProTech マイナンバーIC 認証」は、SaaS 型のオンライン本人確認/eKYC ツール「ProTech ID
Checker」が提供する公的個人認証サービス機能です。

従来までの本人容貌・免許証・ランダム画像等を撮影する犯罪収益移転防止法に準拠した本人確
認に加え、マイナンバーカードの IC チップを活用した公的個人認証も可能になります。


<本サービスの特長>
①開発不要でサービス利用が可能
Web サイトに Javascript のタグを挿入するだけで、システム開発・アプリ開発不要でカンタンに始
められます。

②エンドユーザーが選べる認証方法
エンドユーザーがマイナンバーカードを持っていない場合や、公的個人認証サービスに必要なパス
ワードを覚えていない場合など、別の本人確認書類を用いた認証方法を促すことが可能です。

③目視確認不要で本人確認が即時完了
本人確認書類の真贋判定などの目視確認が不要となるため、企業内の工数削減や顧客とのスピーデ
ィーな取引の実現に寄与します。


<今後の業績の見通し>
本開示による業績への影響は軽微と見込まれます。

以上

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